雑記(Scribbling)の最近のブログ記事
28歳にもなって未だにこれを読んだことがないなんて、なんて教養がないんでしょうと思いつつ読んだけれど、楽しい、楽しい。
印象に残った言葉をいくつか。
こつは、一歩も退かぬことである。(p324)日本は孤島である。ヨーロッパ圏のように相互刺戦による成長の機会にとぼしい、と好古は答えた。(p264)仙波にいわせれば、平民の子でも刻苦勉励すれば立身することができる、これは御一新のおかげであり、この国をまもるためには命をすてる、といった。 立身出世主義ということが、この時代のすべての青年を動かしている。個人の栄達が国家の利益に合致するという点でたれひとり疑わぬ時代であり、この点では、日本の歴史のなかでもめずらしい時期だったといえる。(p254)「宣戦布告のあとで軍隊を動員するような愚はするな」(p230)メッケルのドイツ陸軍はフランスを仮想敵国としてつくられている。(p223)日本にあってはいかなる階層でも一定の学校試験にさえ合格できれば平等に将校になれる道がひらかれている。(p190)老人の自殺というものは物事に窮したあまりやるもので、うすぎたないし、あわれすぎる。若い者は窮していなくてもやる。(p182)好古の信条は、勝てる喧嘩をしろ、ということであった。(p156)「人は生計の道を講ずることにまず思案すべきである。一家を養い得てはじめて一郷と国家のためにつくす」という思想は終生かわらなかった。(p95)
そんなところ。勉強になりますね。勝てば官軍負ければ賊軍。賊軍にはなりたくないので、今年も頑張ります。
アンビリーバボーや。起業してゼロから会社をつくって、いまや数千億企業の社長は、ガッツ、エネルギーがすごいわ。なんか、読んでるとこっちまで力みなぎってくるわ。スーパーポジティブな人の本を読むと自分もポジティブになれる。
アマゾンより。
「一番以外はビリと同じ」――日本電産・永守社長の強いリーダーシップのもと勝ち続ける秘密は何か? 倒産寸前の三協精機を従業員の意識改革によりわずか半年で再生させたドラマを再現、「永守流経営」の真髄を描く。
すごく心に響く言葉がたくさんあった。
一人の百歩よりも百人の一歩(p94)注文を断るなんていうのは営業じゃない(p145)誰でもできる簡単なことで差をつける(p164)事業の盛衰を決めるものは技術力とか何とかいろいろ言うけれども、結局のところ、どこが競争相手であるかがもっとも大きく左右する(p175)もともとそこの社員には非常に大きな潜在能力があって、たまたま私がそれを引き出しにすぎない(p177)同族企業は力のある人材をつぶしにかかることもある(p220)人がいいだけじゃ生き延びられません(p255)上がやっていないのに下ができているはずがない(p267)サザエさんの主題歌が聞こえたら、楽しくなるようでなければ社長は務まらない(p307)体重七十キログラムを目安にして、七十二キロになると食事を減らす。六十八キロになると食事を増やす(p307)あの嫁さんじゃなかったらここまで会社は来ていません(p309)『自分で稼いだものが自分の給料になる』のです。会社がはらっているわけではありません。『皆さんが働いてくれたものを正当に配分受けているだけなのだ』ということをいつも話しています。(p322)仕事が達成できない理由に、"人が足りない"からというのが口グセになっている幹部がいる。そういう部門をよく観察すると一番教育ができていないし、工夫も不足している。(p330)信頼の基本は『ごまかさない』『にげない』『やめない』の3つにあると思う(p331)我々のサラリーは、社長である私から払うのでもなく、また、会社から支払われるものでもない。すべて我々の製品を購入いただいているお客様から、頂戴していることを忘れるべきではない(p333)
そんなところ。京都、経営者、製造業、あたりに興味がある人は読んだらすごく楽しいと思う。別に京都にも経営にも製造業にも全然関係なくっても、こういうエネルギッシュな人の前向きな力の触れると楽しいと思う。
これもなかなか衝撃的だな。少子高齢化、人口減少でこの先どうなるかについて考えるなら、この本は読んどいて損ないかな。
アマゾンより内容紹介の引用。
"日本の人口は、現在の1億3000万人が50年後に9000万人に、100年後には4000万人にまで減ると予想されている。この変動が政治経済や労働環境、家族関係など社会全体を激変させる。高齢者の定義が引き上げられ、外国人が人口の3分の1を占め、都市が集約される再定住の時代――私たちの仕事は、家族や恋人との人間関係は果たしてどう変わっていくのか?日本人が長い歴史のなかで過去3度経験している人口変動の波を分析した歴史人口学者の第一人者が、数々のデータを駆使して描き出す、人口という視点の未来予想図。"
というわけで、本当に面白い本、というか憂鬱になるけれど直視せざるを得ない現実が書かれている。で、いくつか気になった点。
・高齢化で、都市部ほど若者の負担が増える。
・消滅する集落が出てくる
・外国人を積極的に入れたらどうか
・鎖国なんかしてちゃダメダメ
経済学の理論モデルだと人口増加を説明する関数ってすごい単純な指数型だったりするわけだけど、あの仮定はなんとかならないのか、と思ってしまった。国や制度や文化や経済成熟度によって人口増加の具合はぜんぜん違うわけだから。
で、2050年といえば39年後。僕と妻は67歳になっていて、僕の子供は39歳になっている。たぶん、孫も何人がいて、小学生くらいになっているのかな。日本の人口は9000万程度でGDPも縮小しており、ドメスティックにしか考えられない人はあまりいい収入は得られなそう。隣国、中国が世界一のGDP。定年はたぶん70歳くらいまであがっているだろうし、もちろん、僕自身もたぶんまだ働いているのだろう。
たぶん子供は英語と中国語くらいはできてグローバルに行動して高収入を得ているか、もしくは日本語しかできなくってドメスティックな仕事をしていて低収入に甘んじているか。そのどちらかだと思う。それが現実だと思う。もちろん僕は親としてはわが子に前者になってほしいから、そういう教育を施そうと思っているのだけれど。
だけど、後者の人生しか送れない人は後者で、低収入ながらスローライフののんびりした充実した生活が送れている・・・ようになっていればいいけれど。日本、財政破綻とかしてなければいいけれど。
で、67歳といっても、そのあと多分30年くらい生きる。その30年をどうやって過ごそうか。やっぱり、入院して体が不自由で生きながらえるよりも、その30年も元気に過ごしたい。と思ったら、いまから超健康的な生活を送るべきだよね。タバコ700円とか、個人的には賛成。
素晴らしい本。1969年出版の本だけれど、未だに読んで感動できる箇所がたくさんある。時間の淘汰に耐える本は、すごい。
アマゾンから。
学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない。メモのとり方、カードの利用法、原稿の書き方など基本的技術の訓練不足が研究能力の低下をもたらすと考える著者は、長年にわたる模索の体験と共同討論の中から確信をえて、創造的な知的生産を行なうための実践的技術についての提案を試みる。
あと、きになった点をメモ。
- メモは、忘れるためにつける。(p54)
- 知的生産のための空間を文化している(p92)
- 知的生産は、能率の問題ではなく、精神衛生の問題(p95)
- 一部分だけよんだ場合、「よんだ」とはいわない。そういうときには、わたしはその本を「みた」ということにしている。(p102)
- ひじょうな速読・多読の人もあるようだが、年100冊というのは、ふつうの人間としては限度ではないだろうか。(p105)
- 形がしっかりしていれば、中身はスラスラでてくる(p151)
そういえば、忘却が大事という話は、『思考の整理学』にも書いてあった。『アイデアのつくり方』でも、いったんインプットしまくった後、何も考えない時間を経てひらめきは降りてくる、と書いてあった。
前半は会計の基本の説明だった。BSとPLとCSの説明とかさ。で、後半に管理会計の話がでてきた。そもそも管理会計についての僕の知識が足りないので、いい本なのか悪い本なのかよくわからない。
しかし学ばびたいことは山ほどあるけれど時間は有限だ。
人生20代も終わりにちかづいてくると、自分が天寿を全うするまでに全力をあげて勉強したり働いたりすることで達成できるであろうことの全容がなんとなく推定できてきますね。自分の能力なんてだいたい分かってるし。こういうのを老化現象というのだろうか。
ちなみに、普通の会計の勉強(入門的)だったら、以下の本に勝る本はない。と思う。
なかなか勉強になったな。
タイトルを見るだけだと、ISOなんかやめてしまえ、というメッセージなのかなと思ったけれど、そうではない。どうやったら活用できるか考えましょうという内容であった。
冒頭(p2)で、「ヨーロッパから押し寄せてきたISOのせいで、日本企業の間接コストはあがってしまったのだけれど、これはヨーロッパが狙ってやったんじゃないか。ISOなんかなくたってmade in japan製品は品質高くて問題なかったのに。」みたいな文章があって笑えた。そしてなんか気持ち萎えた。
アマゾンでけっこう高評価だったので読んでみたけど、こんなタイトルの本が読まれているなんて、現在のISOって本当に罪な存在ですね。一番悪いのは、「とりあえず」ISOを入れて喜んでいる経営者だと思ったけど。使いこなせないのは全部経営者の責任だよ。
『図解ISO9001早わかり2008年12月最新改訂版完全対応』も合わせて読むとISOについて理解が進む。
面白かった。アマゾンから引用。
モノを売るすべての人に向けたマーケティングの入門書です。タイトルの「ドリルを売るには穴を売れ」とは、マーケティング業界でよく言われる言葉で、「商品を売るには、顧客にとっての『価値』から考えよ」という意味です。本書では「価値」を切り口にして、売り方の基本を「あなたは何を売っているのか(ベネフィット)」、「誰に売っているのか(ターゲティング)」、「あなたの商品でなければならない理由はなにか(差別化)」「その価値をどうやって届けるのか(4P)」という流れに沿って解説していきます。また解説と平行して、新人マーケッターが閉店寸前のレストランを復活させるサブストーリーも展開されているので、物語として楽しんで読んでいくうちに、解説の内容がしっかり実感できるようになっています。
一つ目、ベネフィットについて。顧客は価値を買うのであって、製品とかサービスは価値を実現する手段に過ぎないのだよ、ということ。ベネフィットには2つあって、機能的ベネフィットと情緒的ベネフィット。
二つ目、セグメンテーションして顧客ターゲットをはっきりさせよ、という話について。セグメンテーションについては、『BCG戦略コンセプト』の方が本書よりも参考になった。顧客ターゲットをどこにすべきかという話については、1.市場が十分大きいか、2.競争の激しさはどうか&自社の強みを活かせるか、3.提供しようとする商品やサービスをそのターゲットは切実に必要としているかどうか、という3つの視点から選びましょうと書いてあった。
三つ目、差別化について。差別化の軸は3つしかなくって、手軽軸、商品軸、密着軸だって。PCの例で言えば、デル、アップル、パナソニックだって。
四つ目、4P。特にpriceが一番重要で、どうやって顧客から価値の対価をいただくかを考えましょう、と。千葉ネズミーランド・・・じゃなかった東京ディズニーランドの例で言えば、入場料+グッズ販売+飲食の合計で、顧客単価は9,220円らしい(p203)という情報が印象に残った。(前に誰かから聞いたことあったような気もするけど。)
「マーケティングとは」という定義がいろいろな言い方で為されていたのだけど、どれもいいなと思うのでここにメモしておく。
マーケティングとは、本質的には「顧客にとっての価値」を売り、その対価として、顧客からお金をいただくことだ。(p44~45)マーケティングとは、この価値の不等号(「顧客が得る価値(ベネフィット)>顧客が払う対価」)を維持・拡大するすべての活動(p46)マーケティングとは、顧客にとっての価値に関連するすべてのことであり、作る人、売る人すべてを含んだ全社員の仕事なのだ。(p48)マーケティングとは、顧客の欲求を満たすための学問体系(p56)
読んだり人から聞くと、全部当然すぎるとしか思えないのだけど、自分でマーケティングをするとけっこうそんな当たり前のことが出来ない。
なんという素晴らしい良書でしょう。もっとはやいこと読むべきでした。
やっぱり時間の淘汰に耐えた本というのはすごいです。『武士道』も素晴らしいけれど、あれは111年モノ。『学問のすすめ』も素晴らしいけれど、あれは130年モノ。『君主論』も素晴らしいけれど、あれだって500年モノ。『帝王学―「貞観政要」の読み方』も素晴らしいけれど、あれもせいぜい1400年モノ。では本書は?なんと2000年以上モノだ。そりゃ読む価値あるわ。(ちなみに、同じく2000年以上モノの『論語』は、どうも僕に心にはあまり響かなかったようで、ただ眠いだけでした。)
例えばこれとか、要は「3C分析しましょう」って言っているのですね。
だから戦争のことに通じた人は、[敵のことも、身方のことも、土地のありさまも、よく分かったうえで行動をおこすから、]軍を動かして迷いがなく、合戦しても苦しむことがない。(p141)
最初に訳者による解説で孫子の特徴として「好戦的ではないこと、現実主義的なこと、主導性を握ることの重要性が繰り返し強調されること」の三つをあげています。この三つだけでも肝に命じて生きていこうとか思いました。
ほかにも心に刺さった内容がたくさんありましたが、本当に素晴らしい本です。絶対にまた読み返します。
本屋さんの店頭に並ぶ流行りのビジネス書ばっか読んでないで、こういうのもっと読もう。
はじめてipadで読書してみた。電子版はこちらから買えます。
で、内容。ホリエモンの本。ひねくれた人だな、というのが率直な感想。でも、ホリエモンが言うように、すべてにおいて常識を疑って、自分の頭で考えることはとっても大事だと思う。それと、ホリエモンは健康に相当気を使っているらしく、たとえば一日八時間は絶対ねるらしいのだけど、これも共感。僕も、夜10:30くらいに寝て朝6:30くらいに起きる8時間睡眠生活を、3年以上続けてる。最近ダイエットにも成功したし、とっても体が軽くって、こういう健康によい生活をしているかどうかで、30年後くらいに相当な差が出ると思う。健康的な生活しているのだから、僕の社会保険の負担率まじで下げてよ、と思う。タバコすったり不健康な生活している人の負担高めてよ、とまじで思う。あぁ、でもタバコ税が高いのは、そういう意味だと思えば、納得だな。
ひたすら世間の常識とはかけ離れたことをいいまくっていて、例えば、「家族とか友達なか切り捨ててきた。自分はすごい勢いで成長してきたけれど、まわりはそれについてこれなかったのだから、切り捨てて当然」という主張が繰り返しされる。でも、トヨタの奥田さんを尊敬する経営者にあげつつ、「奥田さんはものすごく物腰柔らかで、できない人間にもやさしくするような包容力をもった人で、奥田さんにあって、自分の考え方に迷いがでた」と素直に書いている。
最後にアカギとかカイジとかで有名な漫画家の福本さんと対談しているのだけど、これもけっこうおもしろい。「明らかに自分一人の才能で食っているのに、サザンのメンバー全員に利益を還元している桑田佳祐」の話を、トヨタの奥田さんみたいな「できない人間にもやさしいトップ」との話に関連させて話に華が咲く。結局、「大島優子や前田敦子は、明らかに彼女たちがグループの中で突出した才能をもっているのだろうけれど、AKB48というブランドの中じゃないと、真価を発揮できず、たぶん単独活動してもこれほど売れない」という例えで、ホリエモンは妙に腑におちているようだった。
まぁ、つまり結局は合理的な理由があって、「できない人間にも利益を分け与えるやさしい才能ある人」に見えるだけね、というホリエモンなりの解釈なのでしょう。
けっこうおもしろかったです。
あと、ホリエモンさんの本で面白かったのは、
『拝金』 野球球団買収とか、テレビ局の買収とか、どこまで本当かしらないけれど、そういうのを小説化した本。
『堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方』 ホリエモンが逮捕前に世間で持て囃されていたころに書かれた本。これもけっこうおもしろかったです。
まとめると、ホリエモンさんは、素直なひねくれ者の、おもしろい人。
なんとなく買ってなんとなく読んでみた。特に感想なし。
けっこう途中激しい睡魔に襲われたけれど、大人の義務として読みきってやった。あんまり面白くなかったかなー。論語って超名著のはずなのに、なぜでしょう。きっと僕が人間できてないからでしょう。
で、中身。学問して死ぬまで成長しましょう、仁を会得するのは超難しいよ、というところでしょうか。
ちなみに、訳者は有名な齋藤孝さん。『学問のすすめ』の現代語訳もおすすめです。
これもなかなか良い本です。僕は計算が苦手なのですが、けっこうこの本のおかげで計算が楽になりつつあります。
この本は、以下のブログで知りました。
詳しい内容はリンク先に書いてありますが、ちょっとした工夫で暗算の速度を飛躍的に高めることができるよ、というお話です。なんでもかんでもコンピュータにまかせず、かんたんな計算は自分の脳を使うように心がけようと思います。
ISOについてはじめの一冊ということで読んでみた。だいたい、雰囲気は分かった。顧客満足のために、仕事の質をあげるためのシステムをつくりましょう、というのが趣旨らしいですね。まぁ単純です。ややこしいのは、「仕事の質」という意味で「品質」という言葉を使っている点。一般的に「品質」といったら、普通は財・サービスの品質のことを言うのですが、ISOの文脈では違います。
ややこしいので、「仕事の質」と常に読み替えるべきでしょう。
でもISO導入して、顧客満足をちゃんと意識できている会社や人はそれほど多くないのではなかろうか。だいたいが審査に通ることが目的化して、めんどくさい書類作りなどに時間をとられているだけ、という実態になっているところが多そう。
で、ISO9000から9001への変更点は、経営者の責任が重視されるようになったことらしいです。経営者の責任なんて、ISOで言われなくても自分で感じ無くてはならない項目だと思うので、ISOなんかに言われてはじめて意識するような経営者は3流だと思いますがね。
あとトヨタはISOを取得していないらしいので、本当に優れた企業はISOなんかに頼らなくても「顧客満足のために、仕事の質をあげるためのシステム」ができているのでしょう。
とはいうものの、すでに取得している場合は、それを活用する方法を具体的に考えるのがよいのでしょう。だいたいが形骸化しているので。
繰り返すと、顧客満足のために、仕事の質をあげるためのシステムをつくりましょう、ということです。そして、会社ごとに仕事の中身はぜんぜん違うので、ISOの要求事項の解釈は、会社ごとに異なるということになります。普通に頭つかって考えたら、どう解釈するのが自社にとって最良かがわかるんでしょう。
体重管理しようと思います。「友達の腹も出てるし」と安心していると、もっとヤバイことになりそうなので。
そういえば結婚前にも、はてなグラフで体重管理していたことを思い出した。ここで体重を公開して自分にプレッシャーをかけて頑張ろうと思います。ターゲットは58~60kgくらい。
『ザ・プロフィット』で紹介されていたので読んでみた。普通かな。きっと素晴らしい本なんだろうけど、僕の教養がこの本を楽しめるだけのレベルに追いついていないんだろうな。残念ながら。
アインシュタインが時間について考えまくっていた26歳頃に「多分こんな夢を見たんじゃないだろうか」という想像を本にまとめたもので、著者自身もカリフォルニア工科大学で理学博士号をとった物理学者らしい。
物理学の教養があればもっと楽しめたのだろうけど、あいにくその教養が僕にはなくって。どうして教養というと、歴史とか古典とか語学とか文系の知識ばかり指すのでしょう。数学とか物理学とかも教養だと思うのですが。
しかし今更物理学を学ぶテンションにはないな。時間がない。という最低のいいわけをしてみる。そのうちリタイアしたら、また大学に通って物理学とか数学とかを、お金のことは忘れて純粋に学んでみたいな。
なかなか面白い。
なかなか面白い。
いい本。20歳の時に読んでも、(当時の未熟な僕では)何も感じなかったかもしれないけどな。もう28歳だけど、読んでおいてよかったと思った。というか、読み終えた後に、アマゾンに貼っつけてある動画を見て、改めて素晴らしい内容だなと感じた。文章だけじゃなくって、動画も見ると著者のチャーミングなキャラクターが伝わってくる。
how can we make ourself lucky?(どうやったら私たちって、ラッキーになれるだろう?)みたいなことがテーマ。
で、答え。「運はやってくるんじゃなくって、自分の力が掴みとるもんだから、自分から積極的に行動しよう!」
すごい単純です。あきらかに"The Luck Factor"の影響を受けているなー、けっこう主張がかぶってるよー、と思いながら読んでいたら、Wiseman(The Luck Factorの著者)の研究についてもちゃんと紹介されていた(p145)。
こういう、「いかに幸運(Luck)をコントロールするか」みたいな話を聞くたびに、脳裏に浮かぶ人が何人かいるのだけど、中でも一番よく思い浮かぶのは、定期的に僕に連絡してくる某おじさん。ゴルフの打ちっぱなしで隣でスパスパとばす人がいれば、勝手に「あなたすごいゴルフうまいねー、ちょっと教えてよ」と話しかけてひとしきり世間話してカードわたして、またなんかあれば、って立ち去るっていう。ああいうこと繰り返すと幸運が舞い込んでくるんでしょうね、きっと。
こういう自己啓発本は、どれも結局似たようなこと言っているのだけれど、定期的に読むことにしている。というわけで、他の自己啓発本も紹介してみる。
あと、松下幸之助本はどれもおすすめ。
関連本をあげはじめたらキリがないのでこの辺で。
(追記@2011/4/20)
そういえば、『20歳のとき~』は
『ザ・プロフィット』でオススメ本として登場していたので読んでみた。素晴らしい本。この本は単純だけど、とっても深い。 アマゾンより。
60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。《アイデアをどうやって手に入れるか》という質問への解答がここにある。
これは誇大広告じゃないよ。本当に人生で一度は読むべきだよ、それも人生のなるべく早い段階で。たった100ページかそこらで、どんなに読書スピード遅い人でも60分あったら読める。
本書を読んで、「いい趣味をもちなさい」とか成功した人生の先輩方がよく言っているのを思い出した。スポーツでもなんでもいいから、仕事とか勉強とかから離れたことに没頭しているときに、ふとアイデアが湧いてくるもんだ、ということ。
著者の書いている内容も素晴らしいのだけど、竹内均さん(有名な地球物理学者らしい)という人の解説も素晴らしい。竹内均さんによれば、本書は『方法序説』とそっくりらしい。まぁ、僕はデカルトの言っている意味はさっぱりわからなかったけどな。
で、非常に心に刺さったこの一文。
私の考えでは、①好きなことをやり、②それで食べることができ、③その上それが他人のためにもいささかの役にたった人生が自己実現の人生であり、理想の人生である。(p87、by竹内均)
いや、本書のメインディッシュである「アイデアのつくり方」とは関係ないんだけど・・・でも、これが一番心にささりました。(もちろん、メインディッシュの方も、素晴らしい内容だった。)
現実に条件①、②、③を全部揃えるのはなかなか難しいですけどね。
ちょっと斜に構えたことを言うと「①食べることができ、②他人の役にたつようなことをして、③それを好きになる」というのが輝いている普通の社会人の多くの姿かもしれませんね。みんながみんな松坂大輔や本田圭佑みたいな人生送れるわけじゃないからね。
素晴らしい。こんなに素晴らしい本が世の中にあるんですね。本を読むというか、「テキストをやる」という感じ。いやいや、「赤ちゃんのときに言葉を覚えた体験を、大人になって再体験する」という感じかな。本当に本当に素晴らしい本。
アマゾンより引用。
This method is the same method you used in early childhood?when you were one year old or younger, you listened. You practiced. You made errors and corrected them. Instant Word Power aims to establish for you those conditions of early childhood, a time when you learned hundreds, even thousands, of new words every year. You learn by saying words. Nothing puts you so quickly at ease, even with a new word, as hearing it over and over again in your own voice. You learn by spelling words. To conquer the spelling of an new word and thus feel as comfortable with it in your writing as in your speech, learn to look at it, critically noting any peculiarities that are caused by its etymology, the derivation of English words from Greek and Latin roots, prefixes and suffixes. In this book you will learn these roots, prefixes, and suffixes to unlock the meanings of thousands of words.
English words(英単語)を、ギリシア語とかラテン語の語源から紐解きながら、覚えていける本。単なる暗記じゃなくて、まじ楽しい。まじ楽しい。
例えば"quadruped"の意味。quadruの部分は、クアッドリフトとかのクアッドで数字の"4"って意味。pedは、"pedal"とかのpedで、"foot"って意味。よって、"quadruped"は四足歩行の動物、という意味になる。ということは、二足歩行の動物は?そう、"biped"だ。それじゃ、"centipede"とか"millipede"の意味は?"cent"は、米ドルのコイン、セント、とかでも使われてるように、"100"って意味。centuryは100年だから一世紀だよね。millはMillennium(ミレニアム)のmillで、"1000"だ。ped(足)が100コも1000コもあるのは?そう、ムカデみたいな虫だ。
では、"preside"っ動詞の意味は?"pre" means "before" or "in front" and "side" means "to sit", so "preside" means to sit in front (of many people). "preside"の名詞は"president"。プレジデント(大統領とか、トップ)は、みんなの前に座るえらい人ってことだ。じゃ、"reside"は?"re" means "back" and "side" means "to sit", so "reside" means to sit back (and relax). sit backして、ゆっくりとくつろげる場所のことを、"resident"(レジデント)っていうわけね。日本語ではレジデンスとか言うけど。
"consent"と"assent"の微妙なニュアンスの違いも、語源を考えればわかる。どっちも「同意する」というような意味だけれど、"con"は"with"って意味で、"sent"は"feel"って意味(センチメンタルとかのsent)なので、"feel with"という意味だ。他方、"assent"は、"ad+sent"で"ad"が"as"になった言葉で、"ad"は"toward"って意味なので、つまり"feel toward"という意味になる。"consent"は、permission rather than mere agreementを意味し、"assent"は、mere agreementを意味するということ。なるほどね。
・・・とまぁ、こんな感じでずーっといろいろなenglish wordsを、まるで赤ちゃんにでもなったみたいに、楽しく覚えていける本。単に読むだけでなく、実際に手を動かしてスペルを確認して、発音して、実際にその言語で文章で考えて、初めて身につく。
最初の方に出てくる単語も、後半になってもちょいちょい確認してくるあたり、よく出来た本で、著者が憎い。次から次に新しい言葉が出てくるんだけど、ふと忘れた頃に最初の方で学んだ言葉が出てきて、記憶の定着が図れる。それこそが本書の狙い。だって、赤ちゃんが言葉を覚えるがごとく言葉を覚えましょう、ってのが著者の狙いなんだから。
けっこう時間がかかったけど、本当に楽しい。知的好奇心がとっても満たされる。僕はこの本を、数ヶ月かけて、ゆっくり、極上の食事を味わうように、読んだ。
Remember, the only permanent, foolproof method of increasing your vocabulary involves PRACTICE, PRACTICE, PRACTICE.
結局ねー、文法とかよりも最後は単語力よね。外国語って。というか、文法は所詮は限られた規則で、ミスすることなんてほとんどないし。単語は、無限に存在する。全部覚えるのは無理。こういう本を読んで、ラテン語、ギリシャ語の語源を知るのが近道だと思う。
これが620円って驚異的。どんだけ太っ腹なんだ。1万払ってても読みたい。iphoneとかのアプリでないのかな?もしくはpodcastとかで、流してほしい。あったら、1万払ってでも買いたい。そして、多分何回も何回も繰り返し読むと思う。
もともとネイティブの高校生~大学生向けに書かれた本だけど、がんばれば日本人でも読めると思う。ってゆか、ぜひとも読んでほしい。つーか読め。こんなに他人に本を勧めたいとおもったのは久しぶり。もっと人生の早い段階でこの本に出会っていたかったと本当に思う。この本を読んだことで、今後のenglish vocabularyの増加率に相当な違いが出ると思う。本当に出会えてよかった。
これもいい本です。一橋の佐山教授が、いろいろと活躍している社長を毎回読んできて講演してもらった記録を本にしたもののようですが、メンツが素晴らしいです。
アマゾンより引用。
フジマキ・ジャパン(元伊勢丹) 藤巻幸夫氏リヴァンプ(元ユニクロ副社長) 澤田貴司氏経営共創基盤(元産業再生機構COO) 冨山和彦氏スパークスグループ社長 阿部修平氏ケンウッド社長(元東芝常務) 河原春郎氏森・浜田松本法律事務所 米正剛氏吉野家HD社長 安部修仁氏日本電産社長 永守重信氏インテグラル 辺見芳弘氏インターネット総研 藤原洋氏
ぜんぶの話が面白く、経営者のなんたるかということを学ばせてもらえました。「ビジョンを示すこと、それに向かった計画をたてること、ぜったいあきらめないこと」の三つが大事なのかなと本書を通じて感じました。
全員著名な経営者なわけですが、一人だけあえて取り上げるならば、吉野家の安倍社長でしょうか。この方、アルバイトで吉野家にはいって、1980年の企業再生法の適用(つまり倒産)も経験し、最終的に社長にまでなったようです。社長としてアメリカのBSE問題にも直面し、そのときの様子も克明に説明しているのですが、印象に残ったのは、安倍社長のとにかく理知的な考え方です。客観的データをもってきて現状を深く分析し、あるべき吉野家の姿(=ビジョン)もしっかり持っており、どうやったらそこに現実を近づけられるか、ということを、とても道筋立って理知的に考えてきた人だということがよくわかります。ビジョナリー・カンパニーといってもいいんじゃないでしょうか?あの値段であの味であの速さ。マネできないでしょう、なかなか。
僕もいまだにスキあらば吉野家にいくのですが、まじ食べたくなってきた。
友達にだいぶ前に勧められて読んでみた。 いい本!
アマゾンから引用。
大企業デルモアの戦略企画部門で働くスティーブは、自社の業績落ち込みに悩んでいた。そんなとき「ビジネスで利益が生まれる仕組みを知り尽くした男」デビッド・チャオと出会い、その教えを請うことになる。深い洞察と豊富な経験を持つチャオは、利益を実現する23の方法をひとつずつスティーブに語りはじめる。生徒の探求心を徹底的に引き出すチャオのレッスンが回を重ねるに連れ、利益発生の秘密、現実に行なわれている戦略の問題点が解き明かされていく―。
師弟関係の二人が、講義、というかなぞかけ風のディスカッションを通じて、さまざまなプロフィットモデルについて理解を深めていくという物語。利益の源泉はどこから来るかという深い深い洞察を楽しむことができる。
プロフィットモデルは23個紹介されているのだけど、ぐぐったらこんなブログがあって、よくまとまっていた。
僕がいま興味があるのは
1、顧客ソリューション利益モデル (Customer Solution Profit)
7、利益増殖モデル (Profit Multiplier Model)
8、起業家利益モデル (Entrepreneurial Profit)
10、インストール・ベース利益モデル (Installed Base Profit)
13、専門品利益モデル (Specialty Product Profit)
17、景気循環利益モデル (Cycle Profit)
22、低コスト・ビジネスデザイン戦略 (Low-Cost Busoness Design Profit)
23、デジタル利益モデル (Digital Profit)
・・・このあたりでしょうか。多分この本はパラパラ今後も読み返すと思う。
ちなみに、『ザ・ゴール』とは全然関係ないみたいです。The art of profitabilityをザ・プロフィットと訳すダイヤモンド者の邦訳版担当者のネーミングセンスに脱帽というところでしょうか。これ以上良い邦訳はちょっと思いつきません。
よく考えたら、いま僕が直面している問題に一番関連するのは、これかもしれない。
4、スイッチボード利益モデル (Switchbord Profit)
『日本でいちばんの町工場 エーワン精密の儲け続けるしくみ』がとても良かったので、ついでに、おなじ著者のこっちの本も読んでみた。
こっちも素晴らしいです。かなり内容がかぶってますが、二冊とも読んで損はないでしょう。どうせ10分くらいで読めちゃう本だし。で、この著者、毎朝3時におきて3時間は読書してるらしいです。で、年間200冊読むらしいです。
僕も負けないようにもうちょっと読まなければ・・・。
上場企業なのでよく考えたらIR情報ぜんぶのってるわけだが、やはり驚異的、あんびりーばぼーや・・・
ふと新幹線乗る前に本屋で目について読んだだけなんですが、いい本!いい本です。驚異的な経営成績だよ、この会社。リーマンショックまでの40年近く、平均で経常利益率40%という数字を残してきたモンスター企業です。
アマゾン。
高収益を続けるスーパー町工場エーワン精密エーワン精密は、旋盤治具であるコレットチャックの製造で国内シェア6割を占めます。社員数110人という町工場にもかかわらず、11日500件以上もの注文に即日対応。その8割を即日納品、2大手からの値下げ要求がある中、30年間販売価格据え置き、3町工場としてははじめてジャスダック上場、などを成し遂げ、高収益を続けるスーパー町工場です。
で、秘密は超短納期。「高品質、短納期、低コスト」とかどの企業も言うわけだけど、世の中の全企業はほんとこの会社見習わないとダメだと思ったよ。この会社は、「品質よくて当然、それを超短納期で、そして価格は常識の範囲内で販売」している。競合との差別化戦略が超明確。
で、いったいどうやって超短納期でやってるの、というと、まず注文をうける体制に工夫が。
まず、注文は電話かファックス。そして、その内容を本社スタッフが手作業で受注表に起こし、ファックスで工場に送ります。工場ではその受注表がそのまま作業指示書となり、工程ごとに切り分けられて、製造担当者の手元にわたるというしくみになっています。(p29)注文票が手書きなのは、不明な点を電話で確認したら、すぐにそれを記入できて、さらにそれをそのまま工場でも使うことが可能だからです。それに、ファックスで送れば転記入ミスも起こりませんし、本社には原本が残るので不測の事態に慌てることもないじゃありませんか。(p30)
・・・というアナログっぷり。しかし経常利益率40%をずーっと達成してきてるんだから、やっぱ、なんかほんとにデジタルを使いこなすにはどうしたらいいんだろうな。って。
全体的に思ったが、この社長は極めて述べていることが論理的な人。将来を見据えるビジョンも明快。なんというか、チャーミングな感じ。
ついでに、おなじ著者の本をもう一冊読むことにした。
著者はけっこう壮絶な人生だな、これ。
1944年秋田市生まれ。1969年東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。自閉症の長男に続き、年子の次男、年子の長女が誕生。初めて課長に就任した1984年に、妻が肝臓病に罹患。その後、うつ病も併発し、計43回に及ぶ入退院を繰り返した。 すべての育児・家事・看病をこなすために、毎日6時に退社する必要に迫られる。家庭と仕事の両立を図るために、「最短距離」で「最大の成果」を生み出す仕事術を極めるとともに、部下をまとめ上げるマネジメント力を磨き上げた。 そして、プラザ合意後の円高による業績悪化を急回復させる「再構築プラン」のほか、釣具業界の流通構造改革、3年間で世界各国に12件、計約1000億円の設備投資を実行するグローバルオペレーションなど、数々の大事業を成功に導く。 2001年、同期トップ(事務系)で東レの取締役に就任。2003年より東レ経営研究所社長、2010年に同研究所特別顧問となる。この間、妻の3度に及ぶ自殺未遂など幾多の苦難を乗り越えてきた。社長に就任した頃から妻のうつ病は回復に向かい、現在は快癒。強い絆に結ばれた家族と幸せな生活を送っている。 経団連理事、政府の審議会委員、大阪大学客員教授などの公職も歴任。「ワーク・ライフ・バランス」のシンボル的存在である。 著書に『新版 ビッグツリー』『部下を定時に帰す仕事術』『そうか、君は課長になったのか。』。
やはりですね、こういう壮絶な人生を歩んだ人の言葉というのは、けっこう響きます。就職したての若い甥っ子に対する手紙を書くという体裁で文章は書かれている。つまり、すでに成功して働き通したおじさんが、若者に対して激励する、という感じ。まぁ、自己啓発本と言える。そして、そんじょそこらのおじさんではなく、頭が切れて悲痛な人生経験を歩んできたスーパーおじさんの言葉ともなれば、確かにけっこう心に響きます。これは売れるでしょう、と思った。
で、実際20万部突破してるらしい。すごい。すごいと思うけど、結局「その程度の本」ってことなんだと思う。こういうビジネス本って1年後とか書店にいくと、もうその姿が無い。20万部も売れるビジネス本って、あんまり普段は本よまないような人でも読めるような、字が大きくって内容も薄い本だと思う。別にこの本に限ったことじゃないけど。
そんな本たくさん読んでもしょうがないし。もっと名著、良書はたくさんあって、そっちを読むべし。もう、こういうのやめようかなぁ。でも、流行のビジネス本読むと時代の流れとか分かるから、やっぱたまには読まなきゃなー・・・。
古典いいっすね。やっぱ。もっとたくさん読まなきゃって思った。これも地震の前に読んでいた本なんだけど。
アマゾンからの紹介。
内村鑑三(一八六一―一九三〇)は,「代表的日本人」として西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮の五人をあげ,その生涯を叙述する.日清戦争の始まった一八九四年に書かれた本書は岡倉天心『茶の本』,新渡戸稲造『武士道』と共に,日本人が英語で日本の文化・思想を西欧社会に紹介した代表的な著作である.読みやすい新訳.
特に僕が言うことはない。名著。一番僕の心に響いたのは、道徳と経済の関連性かな。二宮尊徳の話なんて、涙なしには読めない感じだったし。
震災のあと水を買い占めて一本あたりすんごい高値で売りさばいてるって話もほとんど聞かないし、日本人ってすごいっすね。ってこの本読んでも思ったし、震災後の行動を見てても思った。
サンデル。ちょっと前に読んでいたのだが、今更ながらブログに読書感想を書こうかなって。まぁ、なんだかんだいって読んでよかったというのが素直な感想。というか、社会的責任のある立場の人間は、絶対に読まないといけないんじゃないかな、これ。ちょっとぶ厚めで、やや眠くなったりもするけど、重要なことがたくさん書かれていた。
で、さらっと内容を。冒頭(p29)にもあるように、この本で正義へ3つのアプローチを紹介している。
アプローチ1は功利主義的な考え方。要は社会全体の幸福を最大化するようにするべきだろう、という考え方。ミルとベンサムの微妙な違いとかにも言及していた。この考え方によれば、1人を見殺しにして、10人助けるのは正義。経済学では暗黙の前提に置かれているアプローチだと思う。僕も、当然のごとく功利主義的な考え方に染まっているわけだけど(経済学修士までやっちゃったからな・・・)、どう考えても功利主義に問題がある事例が出てきて、戸惑った。それはこういう状況。電車が暴走してて、レールのずっと先に5人の作業員がいる。でも、違うレールにハンドルを切れば、5人は助かるけど、そっちのレールの先にいる1人の作業員は死ぬ。この状況で、ハンドルを切るべし、というのが功利主義の考え方で、それなりにみんなこの判断を受け入れる。だけど、この列車を止めるために、たまたま近くを歩いていた肥満体型の人間を線路に突き落とす行為は、みんな反対する。いったい、この差は何?サンデルは、本質を考えるために、余計なことを考えなくていいような状況を仮定する天才だよ、ほんと。
アプローチ2はリバタリアニズム。自由主義。経済学の思想で言えば、フリードマンとかシカゴ学派とかかな。私は私のものであって、ほかの誰のものでもないのだ、という信念を徹頭徹尾貫くひとたち。極端なリバタリアニズムでは、地震への義援金もあげる必要はないということになってしまって、なんだか気持ちわるい。それが正義だと感じる人は、この世にそれほど多くはないはず。
アプローチ3は美徳や善良な生活との関係で考える。まずカント。カントの下り、難解で何いってるかさっぱりわからん。と言ったら、父に「カントの下りの邦訳はダメだよ、ちゃんと原著読まなきゃ」と言われた。わからんなりに僕の理解を書くと・・・「重要なのは人間の尊厳。それを踏みにじるような行為はすべてダメ」って感じ。例えばカントの売春を批判するロジックはこう。「売春は一見、当人たちの自由意志に基づいていて、リバタリアンはOKとするかもしれないが、それは違う。売春なんか、心の底でしたい人はいないはず。貧富の差があるからこそ、売春という、人間の尊厳を損なう行為を強要されているのであって、それは自由意志ではない。尊厳が大事ということになれば、売春は悪い行為だ」こんな感じ。
アプローチ3の続き。ロールズの無知のベールを紹介。大学でロールズの無知のベールを習ったとき何も感じなかったけど、いま読むと「無知のベールをかぶってるのに、経済主体は自らをリスク回避的主体と知ってるって、おかしくね?」って思った。ま、それはおいといて。
しかしロールズは、努力すら恵まれた育ちの産物だと言う。(p206)
これはねー、けっこう心に刺さったわ。
そしてこの本、というかサンデルがすごいのは、三つのアプローチを淡々を説明した上で、最後に
これまで提示してきた哲学的議論と取り組み、そうした議論が社会生活においてどう展開されるか観察してきた結果、私はこう思う。選択の自由は-公平な条件の下での選択の自由でさえ-正しい社会に適した基盤ではない。そのうえ、中立的な正義の原理を見つけようとする試みは、方向を誤っているように私には思える(p284)
とはっきり自分の意見を述べているところ。人の意見を淡々と紹介した上で、明確に自分の意見を区別してstateしている。すごい。で、さらにサンデルの考え方によれば、理想は「共通善に基づく政治(p336)ということになる・・・ん?よく意味がわからないぞ。最後のほうはアリストテレスも出てきて、正直僕はよくわからなくなってしまった。一番わかりやすくサンデルの考えを表現しているのはこれかな。
公正な社会は、ただ効用を最大化したり選択の自由を保証したりするだけでは、達成できない。公正な社会を達成するためには、善良な生活の意味をわれわれがともに考え、避けられない不一致を受け入れられる公共の文化をつくりださなくてはいけない。(p335)
単純な経済学的な思考だけではダメだなと思わせるに十分な本だったので読んでよかった。というか、正義について熟慮したことないリーダーってどうかなと思うし。
兵庫県は驚くほど平安で、信じられない。
とりあえず、家族とか友達とかにめ連絡をとったが、いまのところ悪い知らせは来ていないです。福島出身のAざいも大丈夫ってメールで確認したし。家族も大丈夫だったらしい。よかった。
緊急事態で、twitter,facebookのありがたさを実感した。今度東京いったら両親に教え込む。
仙台・・・の先輩は大丈夫なんだろうか。
とある民宿の厨房のお話。大学生がアルバイトで何人も住み込みで働いていて、宿泊されているお客様の食事を作ったり、片付けをしないといけない状況。週末ともなるとその忙しさたるや、なかなか大変。
で、住み込み大学生たち(代替7~8人くらい)の利害は一致していて、いかに早く食事の片付けを終わらせ、夜は早く寝て、朝は早くゲレンデにいけるか、ということ。食事の後片付けにはいくつかのステップが。
ステップ1:お皿を食堂から厨房に運んでくる。
ステップ2:残飯をお皿から取り除く。
ステップ3:お皿を人が洗う
ステップ4:食器洗浄&乾燥機にかける(機械の仕事)
ステップ5:食器棚に戻す
で、この一連の流れを観察してみると・・・まずみんながステップ1に一斉に取り掛かる。それからステップ2。これもみんなが一斉に取り掛かる。で、ステップ3は、シンクが一個しかないので、一人しかできない。だからステップ3のところに大量のお皿がたまる。次のステップ4は機械のお仕事で、こなすスピードは圧倒的な安定感。ステップ3さえ終わってステップ4までいけば、ステップ4は正確な時間が読める。ステップ5を担当する人は割と余裕そう。
ステップ3でお皿を洗う人が一番きついことになる。だってシンクが一個しかないんだもん。このステップに、どんどんお皿がたまるたまるたまる。だからどんだけ他のステップで他の人や機械が頑張っても、ここが終わらないと全体も終わらない。というわけで、頑張れ皿洗い担当者、ということになる。要は、「ステップ3:皿洗い」という工程が早く終われば、早く眠れる。この厨房の「食事の後片付け能力」=「皿洗い担当者の皿洗い能力」ということなる。
で、この宿、一回の食事に一人10皿くらい使う。200人分なら、2000枚。けっこう体力勝負で、男がやったほうが早い、ってことになる。なんとなく、僕がこのステップをやる習慣がついてしまい、いつのまにやら皿洗いが異常に早くできるようになる。で、宿のおばちゃんにつけられたあだ名が「皿洗いマン」。というわけで、みんなが早く眠れるかどうかは、皿洗いマンの頑張り次第ということに。
この話では、処理能力の一番低い工程(ボトルネック)の能力=厨房の処理能力、ということになる。ほかのステップをいくら増強してもダメ。処理能力を広げようとおもったら、ボトルネックの処理能力を広げないとね、というお話。
で、じゃあ、すべての生産工程の生産能力をまったく同じにしたら理想的なのだろうか?というと、これも違う。例えば、どの工程でも等しく1分に20皿を処理できるようにしたとする。5分後に20皿が棚に戻っているだろうか?たぶん、戻ってない。
人間の作業は、どうしてもばらつきがある。1分に20皿のお皿を洗う能力があっても、19皿だったり、21皿だったりする。ばらつきがあったとしても、そうは言っても、10分後なら200皿こなしている確率はかなり高い。60分ともなれば1200皿こなせている確率はもっと高いだろうね(大数の法則)。でも最初の1分で19皿、次の2分で取り戻そうとがんばって21皿、と、こういうことは絶対に起こる。2分合計でみたら、40皿をこなせてる。このときどうなるか?
次のステップである食器洗浄&乾燥機は、機械だから、バラツキがほぼ0で、毎分きっちり20皿をこなす。21皿以上をこなす力は、この機械にははい。だから、前の工程から19皿しかこなければ、次の工程で機械は19皿しかこなせない。それは当然として、大事な点は、たとえ前の工程から21皿きても、次の工程で機械はやっぱり20皿しかこなせない、という点。
という理屈で、100分後に、2000皿のお皿は食器棚に全部戻っていません。これは、人がする作業にはムラがあるという現実があるため。
最初の方の工程ほど、後の方の工程よりも、少しだけ生産能力を高めておかないと、100分後の2000皿は終わらないよね、ということ。
それと、経済学で比較優位という最初に習うとすげーなと思う概念があるけど、ここでは絶対優位のお話になっているのも面白いな。とにかくお皿洗いをするのが一番早い人が、お皿洗いをするべき、ということ。この人が例え他のステップで素晴らしい才能を持っているとしても、皿洗いマンになるべし、ってこと。だって、ボトルネックの処理能力を少しでも広げることが大事なんだから。
そんだけ。
もう今年も24分の1が終わったみたいですけど。目標とかを考えてみる。
1.妻に英語抜かれたみたいなので、抜き返す。
いやしかし、TOEICで980点以上とるって、けっこう大変というか、神経も使いますし・・・。というかTOEICで点を争うこと自体、なんか不毛な感じもするので、TOEFLの方で満点近くとって、妻を見返してあげようと思います。ちくしょうくやしかったです。
2.シェイプアップ
結婚前58kgだった体重は64kgへ増えました。放っておくと年齢とともに単調増加・・・はまずい。ここらで歯止めをば。
3.もうちょっと本を読む
最近あんまり本を読んでいません。いや、情けない。もうちょっと本をたくさん読みます。いろいろな方からたくさん本を薦めてもらっているんですが、積ん読、あぁ積ん読。いやいや、情けない。
けっこうよかった。
企業がグローバル化する課程は4段階あるという話が印象に残った。第1段階は、日本でつくって輸出して売る。第2段階は、海外に生産拠点を移す。第3段階は、海外資本が入る。第4段階は、経営陣に外人が入る。
全体的に面白かった、というか、著者の教養の深さみたいなのを感じて、楽しかった。幅広くいろいろな本を読んでいて、偏ることなくいろいろな分野の話題が取り上げられてくるのも面白い。ゲーム理論をもっと経営戦略論に活かしたいので、最近勉強している、とかって話も出てきた。知ったかぶりもしないし、とっても好感が。著者は、この本も読んだらしい。すごい・・・いつか僕もこれ読みたい・・・とかいいつつ未読のまま生涯を終える気が・・・
おなじ著者が書いた『戦略「脳」を鍛える』もおすすめ。
すげーな、この人のエネルギー。2010年に売上1兆を目指していたらしいけど、そろそろ本当に達成しそうだし。この前も「円高利用してアメリカの会社を安く買うてやった」とさらっとかっこよく買収していたし。
なんと言ってもすごいと思うのは、エネルギー、情熱、バイタリティ。小学生の理科の授業でやったモーターづくりが面白かったらしく、ひたすらモーターをつくって自分で会社ゼロから興していまや日本を代表する大企業。しかも未だに衰退する気配も見せず、(円高利用して海外企業を買収するなど)僕の目から見てて正そうな方向に会社が進んでいる。かっこいい。やっぱりこれだけの偉業を成し遂げるには、ひたすら一本芯が通った情熱が必要なんでしょう。だからこそ、みんなついていくんでしょう。
でも、この会社では素手でトイレ掃除させるそうで、それは僕は絶対にいやです。
これはかなり良書。特に、中高年の方なんかは読むと参考になる。
この国は高齢化していて、年金受給年齢の引き上げに合わせた形で定年を60歳から段階的に65歳まで引き上げようとしているのだけど、60歳定年を迎えた後の賃金はどうなるかなどの説明もある。
年金、補助金、給料のバランスで手取りがどう変化するかを、社会保険労務士にシミュレーションしてもらう必要があるのだけど、そういう細かい説明はナシに給料を適当に半分にして、年金と補助金があるからこれでいいでしょ、とかする非良心的な会社もあるだろうな。というか、コストカットに努めたいのが会社の普通の考え方なので、そっちのほうが大半か。
社会保障とか、高齢者雇用安定法とかの知識を得ようにも、なかなか骨が折れるわけだけど、本書を読めば概要はわかる。こういうのは受身でいるといいように低く抑えられてしまうので、自衛したければ自分でこういう本でも読むしか無い。知識は天から降ってこない。そしてお金も天から降ってこない。自分の人生のことなんでちゃんとこの程度の本は読むべし。ぴょん。
しかしこの本読んで、高齢者雇用安定法について学んで改めて思ったけど、そりゃ大学生の内定率が57%とかになるわー。国内の教育機関ってグローバルに活躍できない人材ばかり排出してるわけだけど、国内経済はどんづまりなわけだから国内で働くイスの数が減っているのに、中高年は定年後も雇用延長を法律で義務づけたらさ、大卒にイスが回らなくなるに決まってんじゃん。
著者の会社でインターンシップしてそのままそこに就職した友達からいただいたんですが、よかった。著者の熱い人柄が伝わる本で、学生時代に読めていたらよかったなー、とか思ったりした。大学生の内定率が57%とかで就職超氷河期だけど、どうしたらいいか分からない人は、とりあえずこの本でも読むといいかも。とは言っても、大学3年の今くらいから何かしようと思ってもけっこう遅かったりするので、出来れば、大学の1,2年でこういう本を読むか、やたら将来に向けて人生はしゃいでる友達の刺激を受けるなりして、何か始めたほうがいいかも・・・。
ホリエモンの本。HP制作とホスティングで地道に日銭を稼いだという話とか。会社が急成長するとともに、当初メンバーの能力が、会社のサイズにあわなくなっていった話とか。キャッシュインを増やしてキャッシュアウトを減らすのが商売の基本とか。どれもこれも当然の話。そういう当然の話を、定期的に読んで再認識するのが重要かなと思った。
あの、『坊ちゃん』はすごく好きなんだけど、この本は読んでいて不愉快な気分になった。ネタバレあるので、読みたい方だけ続きをどうぞ。
『こころ』の読書感想の続きを読む
良書、もっと早く読んどくべきだった。内容紹介をアマゾンから引用すると
エルピーダメモリ1社を残してDRAMから撤退した日本半導体産業。1980年代半ばに世界を制した技術と品質は、いまや不況のたびに膨大な赤字を生み出す元凶と化した。一体、なぜ、こんなことになってしまったのか?半導体産業の技術者として出発した社会科学者が、今、そのすべてを解明する。
で、著者の答えを簡単に僕なりの言葉で要約すれば「技術には高品質高機能化のための技術と、低コスト化のための技術があるのだけど、日本半導体メーカーは技術といったら前者だけだと思っていて後者は技術だと思っていなかった。そこへきて、韓国・台湾の半導体メーカーが後者の技術を身につけて(破壊的イノベーション)、前者の技術をレベルアップさせるだけの日本メーカー(持続的イノベーション)をたたきのめした。」
『イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』の分析の枠組みを半導体業界に適用しただけなんだが、とっても分かりやすかった。今後もイノベーションのジレンマはいろんなところでお目にかかるんだろうな。合理的な経営をすると負ける、ってあーこわ。関連本で、『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』でも、いかにムダな機能をなくして安くするか、という戦略の重要性が描かれていたけど、「低コスト化をするのも技術がいる」って視点は、どちらの本でも指摘されていなかった気がする。そしてものづくりの場合、設計段階から低コスト設計を意識しないといけない、というお話につながっていた。なるほどね。そうすると設計部門の人材には相当なスキルが求められることになるのね。
あ、あとこれからはアジア・新興国・BRICsの時代だ、ということで、肌で感じるために世界一周したらしいです、この著者。例えばインドで車を売ろうと思ったら、
サイドミラーは1個しかない(インド人はミラーなど見ない)、エアコンはない(暑いのは当たり前)、オーディオ設備ももちろんない(とにかくうるさい)、エンジンは600cc(道が混んでいてスピードが出せない)、およそ快適とは程遠いクルマである。(p194)
ということを理解しないとダメだ、とか書いてあった。日本メーカーは高品質高価格のものを売っているけど、これから新興国の中間層がhuge marketになるんだから、そこで儲けようと思ったら、こういう事情を理解しないとダメでしょ、ってことで。そういや、ちょっと前に話題になったこの記事でも同じようなことが書かれていた。ガラパゴスはケータイだけじゃないってことか。
ちなみに、インドで車を借りようと思ったら、エアコンありタイプはラグジュリアスタイプで、標準はエアコン無しだった。値段は5割くらいは違った記憶が。思い出しついでに、タクシーのボッタクリ方が半端ない。倍とかじゃない。ケタ一つ違う金額。思い出してむかついてきた。
なにはともあれ、この本、読んでよかったです。
あ。あと、本筋から離れるけど
社会科学者(特に権威者と呼ばれてる人たち)の中には、私の論文を認めず、同じようなテーマで論文を書いているにもかかわらず、リファーをしない方が多い。(p55)
論文不引用問題はどの分野にもあるんですねー。
これが630円は超安い。月並な感想ですが「非常に示唆に富む本」。冒頭にある、榊原英資氏による監修のことばを読むだけでも元はとれるかも。現状の日本企業は、「グローバル化やだ、英語を公用語化だっておかしいね(笑)、円高やだ、これまで通り円安で輸出で食っていきたい」、という感じみたいだけど、本書を読むと、そんなことを言っている場合じゃないのかもって思う。
ちょっとだけ引用。
売上高の半分どころか、7割、8割を海外で稼ぐ企業が存在するように、日本企業はグローバル化を加速させています。その傾向が進むことはあっても、後戻りすることはありえません。(p5)企業の国籍なんかもう関係ない時代になってきたなー、って思う。日本企業というものは、創業者が日本人だったという以上の特徴はなくなるんでしょう、きっと。これからは。日本の労働者がダメだということになれば、より優れた海外の人材を雇うというだけなのかも。日本の労働者にとっては厳しいことに。ほんと、日本の大学生は年々かわいそうなことになっている。自業自得かもしれないが。でも、今のオッサンたちだって大学生の頃遊んで暮らしてたのに、ほんとアンフェア。世代間不公平感。
実際、海外の人材を採るってニュースは最近よく聞くようになった。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100904/biz1009040200001-n1.htm
当面、米国の金融政策はかなり緩和的な状況は続きそうなので米の長期金利も低水準のままっぽい。9月に入っていろいろな指標をみたら景気後退懸念が和らいだとかいうが、二番底にはならずにすみそうというだけで、見通しは暗い。で、日本のデフレもすぐには治りそうにない。というわけで、現在の1ドル84円くらいが円安か円高かどうかは僕は知らないけど、良し悪しは別にして、円安に動く要因は見当たらない。年内に100円に戻るみたいなことを言っていた人もいたけど、そんなことありえないって思う。
「なるだろう」、という議論と、「であるべきだ」、という議論は分けて考えないといけなくって、「であるべきだ」議論は政策的なお話なんだけど、どんくらいのレートを望ましいと政策担当者が考えているのか、ちょっと不明。困ったことに。ほんとに困ったことに。84~5円を円高じゃないと考えているなら、「こんなん実質でみたら円高じゃないし。介入するつもりないし。円高歓迎。日本企業は、この円高利用して海外企業を買い叩いでください」とか言ってみたらどうかしら。実際にはそんなことは言ってないわけだけど。実際には、中途半端に緊急緩和させてたけど。どういう方向に向かいたいんだろ。
なんにしても、いま、「この円高を利用して海外企業を買ってしまえ」を実行した企業としない企業で、大きな差が生まれるのかもしれない。ほんと、そういうこと実行する人のエネルギーはすごい。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100819ddm008020191000c.html
とにかく、この国どっちに向かって進むのかリーダーに明示してもらわないとみんなどうしていいかわからんのだけど・・・リーダーがなぁ・・・。
ええと、最近あまり本自体読めていないのだけど、この本は読んで良かったな。いろいろと忙しくて。あぁ、最低な言い訳だ。要するに「本を読むなんてそんなことしてる暇がない」ということなわけだよな。読書ほど素晴らしい時間はそれほどはないはずなのに。
しかし、読む本の選定をもう少し考えたいとか思ったり。大量に読書してる=はやく読める程度の内容しか書かれていないor自分が知っている知識を再確認しているだけ、という気がしているので・・・。読んだ本の数より、分厚かったり難解だったり外国語だったり門外漢だったりするような本を、時間をかけて、骨にしみこませるように、味わって読んだほうがいいかもしれぬ。
で、このニーチェ本だけど、売れてるらしいです。いい本です。この手の「自己啓発本」は、忘れた頃に適当なものを読んで、反省するために必要。
ついったーに慣れて久しぶりにブログ書こうと思ったら140文字以上の文章が書ける気がしない。以上、終わり。
ホリエモンが書いた経済小説。おもしろい。すでにかなり話題になっているけど、確かにおもしろい。
主人公は、上場して9億円の現金をげっと。野球球団買収、メディアグループ買収、逮捕など、普通の人生では経験しない経験をたてつづけにする。
この本読むと、お金の持つ魔力を、お金を持たない人でも知れると思う。
あ、経済小説といえばジェフリー・アーチャーの『100万ドルを取り返せ』が面白い。
原著はこっち。
あ、それからノンフィクションっぽいフィクションと言えば、『ウルトラ・ダラー』がおもしろい。
あまり読んでいていい気分にはなれなかったので、ぱらぱらめくって、途中でやめてしまった。というかなんでこんな本を買ったんだろう。アマゾンから引用。
「雀の涙ほどの魅力と機転を適当な経営用語で粉飾すれば、とりあえず莫大な金が経営/ITシステム・コンサルタントの懐に転がり込む」。著者は、20年 間、コンサルタント会社に勤め、15カ国で約100の企業・組織の経営コンサルティングに従事した経験から、現実に存在する不届きなコンサルタントの実 態、売り込みやごまかしの手法の数々をあからさまに描く。"食いもの"にされずにコンサルタントを活用する方法を学べる一冊だ。一般に、コンサルティングなどのプロジェクトの成功率は20%程度だと筆者は言う。それでも巨額のプロジェクトを売り込んでいく。たとえ顧客企業が警戒心 を持っていても、そのスタッフを共同チームに入れてしまうなど、あの手この手で相手の懐に入り込む。相手の思い込みにつけ入るケースも少なくない、といっ た耳を疑いたくなる話が満載されている。
ITシステムのプロジェクトも、その例に漏れない。顧客企業が「システムの購入方法を知らない」「契約の抜け穴を見抜けない」ことなどが失敗の原因になる と指摘する。「一般のコンサルティングに比べ、失敗時の被害は大きい」と警告する著者の言葉には、もっと顧客側が賢くなるべきというメッセージが込められ ている。
「顧客側が賢くなれない」からコンサルタントが世の中に必要なんでしょ、ということで、この本はもうこれでおしまい。
おぉ、いい本。ラストがかなり感動的で、単なる小説としてかなり楽しめる。その上、ドラッカーの哲学にも触れられる。なんて一石二鳥でお得な本。アマゾンからの内容紹介。
敏腕マネージャーと野球部の仲間たちが甲子園を目指して奮闘する青春小説。高校野球の女子マネージャーのみなみちゃんは、マネージャーの仕事のために、ド ラッカーの『マネジメント』を間違って買ってしまいます。はじめは難しくて後悔するのですが、しだいに野球部のマネジメントにも生かせることに気付きま す。これまでのドラッカー読者だけでなく、高校生や大学生、そして若手ビジネスパーソンなど多くの人に読んでほしい一冊。素晴らしい青春高校ストーリー。集団で何か一つの目標に向かっていくときに感じる幸せな高揚感が伝わってきて、読んでるこっちも高揚してくる。何回でも読みか返したい。実際にはそんな時間ないけど。甲子園とかワールドカップとか観戦してる気分になれて、何回でも読み返したい。実際にはそんな時間ないけど。HONDAの無回転FKのリプレーを何回でも見ちゃうように、何回でも読み返したい。実際にはそんな時間ないけど。
ドラッカー、経営学の先生というよりも、思想家という感じがする。思えばドラッカーの本はこれくらいしか読んだことがなかったけれど、有名な『マネジメント』にも手を出してみようかな。というかむしろ27歳にもなってこの本をいまだに読んでいないなんて。。
これはいろいろと耳が痛い。とりあえず、アマゾンから引用。
平和な「守成の時代」に、どのようにしたら組織を活性化できるか。リーダーはいかにあるべきか。リーダーとして終りを全うするにはどうすべきか。こうした 今日の経営者・指導者にとって最重要な問題に関して、古来日本人の"リーダー学"の教科書として読まれてきた『貞観政要』に基づき、その要諦を教える。
『貞観政要』なんて初めて聞いたけど、wikipediaから引用すると、
貞観政要(じょうがんせいよう)は唐の史官である呉兢が編成したとされる太宗の言行録である。らしい。唐の初代、高祖李淵が唐という事業を起こした。で、二代目の太宗がそれを維持する基盤を磐石にした。(ちなみに、有名な則天武后は、太宗の息子の三代目、高宗の妻。)
通常、初代のやる創業が一番大変で、それを維持する二代目以降のほうが簡単だと僕は思っていたのだけど、『貞観政要』では逆に考えている。
草創(創業)と守文(守成=維持)といずれが難きという有面な言葉は、実は『貞観政要』から来ているのらしいのだけど、『貞観政要』における答えは後者。すなわち、守文(維持)。そしてそれを見事にやった唐の二代目太宗の言行録ということで、帝王の必読書として天皇、北条氏、足利氏、徳川氏などによって読まれたらしい(p15)。
政子や家康が、『貞観政要』を一心に読んだのも、その前に、「創業」に成功して「守文」に失敗したものがいたからであろう。武家政治の創業はむしろ平清盛であろうし、全国統一の創業は信長、完成者は秀吉であろう。ではなぜ彼らに維持・守成ができなかったのか、どいすたらその轍を踏まないですむか。この問題意識があったからであろう。(p18)
というわけで、太宗の言行録から「これは」と思われるところを山本七平がピックアップしているのだけれど、とっても耳が痛いですね。というわけで、気になった点をメモ。
太宗の美点は、自己の欠点をよく知り、諫臣の言葉をよく入れて、改めるべきことは速やかに改め、その直言を少しも怒らず、感情を害することもなく、逆に直言してくれた者に必ず「特別ボーナス」を出した、という点に、太宗の特質がある。(p31)
「貞観二年、太宗、魏徴に問いて曰く、何をか謂いて明君・暗君となす、と」か。確か世の中に明君・暗君がおり、現在も明リーダーと暗リーダーがいる。その差はどこから出てくるのか。魏徴は答えていった。「君の明らかなる所以の者は堅聴すればなり。その暗き所以の者は偏信すればなり」と。堅聴は多くの人の率直な意見に耳を傾け、その中から、これはと思う意見を採用すること、偏信は一人のいうことだけを信用すること。いわば諸事情、それに基づく諸判断を耳にするか、一方向だけの情報と、それと共に提供される判断だけを信じるか、その違いだけであるという。(p55)
『孟子』に有名な「敵国外患なき者は、国恒に亡ぶ」という言葉がある。一見矛盾するようだが、これを「競争なき独占は恒に滅ぶ」と読むと面白い。(p66)
「和」ですべてが表面的には丸くおさまっていれば、太宗にも何もわからなくなる。隋はそのようにして一歩一歩と破滅へ進んでいった。そして最終的には、小さな摩擦を避けて、これが安全と思っている者が、ひどい目にあった。(p69)
権力者はしばしば奇妙な「全能感」にとらわれるものである。この点でも権力とはまことに魔物だということになるが、社長や大学教授の中にも、奇妙な全能感をもっている人は決して少なくない。信長が自分を神に擬する一種の全能感をもっていたことはよく知られているが、秀吉も晩年は、自分が命ずれば何でも実現できるかのような、一種の全能感をもっていた。(中略)この全能感をもたなかった権力者といえば頼朝と初期の北条氏、そして徳川家康だろう。ともに、『貞観政要』から強い影響を受けたと思われる人びとである。(p87)
簡単にいえばリーダーたるものは、「感謝しろ」といった意識はけっして持ってはならない、ということであろう。(p91)
太宗は、官吏は少ないほどよいと考えて「定員法」を制定し、さらに、才能がある者にはその少ない官をさらに兼任させ、また、どうしても才能ある者が見つか らない場合には「欠員」にしておいた方がむしろ害が少ないと考えていた。(p102)
頼朝は奢侈は滅亡のもとと思っていた。(p119)
日本には(中略)「三代目で駄目になる」といった俗諺が数々あり、これが一種「常識」のようになっているが、その源流は案外、『貞観政要』だったのかもしれない。このことは、いいかえれば、世襲制度は基本的に無理があるということである。(p179)
これもいい本。近いうちに僕も生保入ることになると思うけど、その前に読めてよかった。金融商品ってかなり理解するのが難しいのだけど、保険商品は特に難しい。売ってる方も自分が何売っているか良くわかっていなかったりするんじゃないか、ってくらいわけが分からない。だからこそ、こういう本を自分で読んで自分の人生を守る必要がある。内容は、アマゾンの紹介にある通り。
日本の約九割の世帯が加入しながらわかりにくい生保。保険業法の改正により、外資の波も押し寄せている。生保のしくみを知って、新時代の保険との付き合い方を身につけよう。
生保について抑えるべき点をメモしておく。
1)保険料を決定する要因
- 保険事故の発生確率
- 預かった保険料の予定利率
- 事業運営のための経費・利益
- 保障(死亡保障と医療保障)
- 貯蓄
- 定期保険:保障
- 養老保険:保障+貯蓄
- 終身保険:保障+貯蓄(満期が106歳とかの養老保険とも解釈できる)
単純に考えたら、掛捨の定期保険で死亡保障、医療保障は公的制度に頼って、貯蓄は自分でやる、というのがよいと思うんですが、ここに税金の話が絡むと、話はややこしくなるわけです・・・。結局はプロのコンサルティングを受けるのが得策なのかな。
けっこういい本だった。アマゾンから引用。
「今年は資金が残ってないのに、どうしてこんなに法人税を払うの?」
「黒字でも法人税の支払いで会社がつぶれるって本当?」
「赤字なのに 節税対策でベンツの社用車を買うってあり得るの?」
「飲食費が五〇〇〇円までなのは、どうして?」
「みずほ銀行が法人税を払っていないっ て本当?」
「裏金にも法人税は課税されている?」
----そんな会社をめぐるお金の不思議、カラクリが丸わかり。世界一易しいサラリーマ ンのための法人税入門書。
利益を出してるかどうかと現金があるかどうかは別だよ、とか、損金参入の話とか、まぁ、超基本的なところからスタートするので、相当財務の知識に疎い人でも読めるのではなかろうか。その上で、後半で
実は、世の中に節税対策として重宝されている手法の大半は、このように課税の繰り延べです。(p214)という事実の暴露もしているので、良書かなと思った。本当に節税効果がある手法はそれほど多くなく、その一つが自己株式買取だよ、ということも書いてくれているのだけど、この「自己株式買取」のカラクリが、いまいちよく理解できなかった。ぐぐればいろいろ解説あるみたいだけど、またこの当たり専門家のお知恵を拝借させていただくか。
ついにやる気になって、6月13日(日)に受けることにしたのであった。
http://www.takarazuka-cci.or.jp/kentei/kentei_01.html
二ヶ月弱あるし、落ちたら大笑いだよね。本当に笑えないので、ちゃんとした勉強計画を考えてみた。
(1)とりあえず最新の過去問を解いて見る。ぜんぜんできなくても、やってみる。到達すべきレベルを知る。
(2)テキストに目を通す。
商業簿記。
工業簿記。
目を通して、ざっくり頭にぶちこむだけ。商業簿記が24テーマ、工業簿記が22テーマ。合計46テーマ。1テーマ10分、1日3テーマやって16日あれば終わる計算。10分x46テーマ=460分=約8時間。
(3)再び過去問。一回分を2~3時間くらいかけて学ぶ。分からないところは答えをみる。とにかく手を動かして慣れる。過去問12回分が載っているので、合計で24時間~36時間。
計画上は、32~44時間やれば受かると思うのだけど・・・。まぁ、GWもあるし、やってみます。
http://www.takarazuka-cci.or.jp/kentei/kentei_01.html
二ヶ月弱あるし、落ちたら大笑いだよね。本当に笑えないので、ちゃんとした勉強計画を考えてみた。
(1)とりあえず最新の過去問を解いて見る。ぜんぜんできなくても、やってみる。到達すべきレベルを知る。
(2)テキストに目を通す。
商業簿記。
工業簿記。
目を通して、ざっくり頭にぶちこむだけ。商業簿記が24テーマ、工業簿記が22テーマ。合計46テーマ。1テーマ10分、1日3テーマやって16日あれば終わる計算。10分x46テーマ=460分=約8時間。
(3)再び過去問。一回分を2~3時間くらいかけて学ぶ。分からないところは答えをみる。とにかく手を動かして慣れる。過去問12回分が載っているので、合計で24時間~36時間。
計画上は、32~44時間やれば受かると思うのだけど・・・。まぁ、GWもあるし、やってみます。
6時に帰るにはどうしたらいいかなんてことばっかり考えていた頃に買った本。読まずにお蔵入りになる気配を漂わせつつ、結局読んだ。けっこう面白かったかな。そういえば今日は6時に帰れたけど、それは本当にたまたま。
アマゾンから引用。
「生産性を上げるには、チームでやらなきゃダメだった!」特になにかすごいことが書かれているわけではなくって、著者がいいと思ったことを着実にやっているだけなのだが、それが難しかったりするのだろう。いろいろ書かれている中で、これは、と思ったのを一つだけメモ。
600社へのコンサルティング経験の中から編み出した、リーダー・マネジャーのための新 しい仕事術。
付加価値勝負の時代には、仕事を効率化して、「アイデアの引き出しを満たす時間」を確保することが大切です。
定時で帰るため に、コミュニケーションを「しくみ化」し、メンバーを育てましょう。
上司と部下をつなげる「25のツール」で、仕事スピードはグンと上がります!
私の会社の場合、年に2回、日常の仕事場を離れて広い視野で考えるため、ホテルのスイートルームなどを借りて【ツール9 ドリームミーティング】と名づけたディスカッションを行います。優雅なホテルの1室で、1日かけて全社員が会社と個人の目標を話し合うのです。(p108)
企業活動だけじゃなくて、サークル活動でも、クラブ活動でも、政治活動でも、研究活動でも、ボランティア活動でも、宗教活動でも、とにかくなんでも、人が複数あつまって活動する以上、ドリームというか目標というかビジョンを共有できていないと、ぜんぜん楽しくないしうまくいかないと思う。逆に、そういうものをちゃんと共有できている人たちと一緒の活動がうまくいっているときの幸福感は異常。
いい本。これでようやく六法全部読んだ。民事訴訟法はかなりつまらなかったけど、刑事訴訟法はけっこう楽しかったな。刑事訴訟法って、刑法と密接に関わっているイメージしかなったけど、憲法の応用法という側面が強いらしい。だから学んで楽しいのだろうね。
これ読むと検察官の権力って圧倒的で、いかにそれを抑えるかが人権を守る上で重要だ、ということがわかるのだけど、実際、どれだけ検察官の権力ってちゃんと抑えられているのだろう?検察の取調べを受けたことないけど、録画して可視化する必要性を言われるということは、現状にやり方には問題があるということなんだろう。
刑事裁判は深いな。
絶対に犯罪者を処罰するのではなくて、絶対間違っても無実の者を処罰してはいけないというのが憲法31条の要請なわけですから、検察官に挙証責任がある、立証責任があるというのは、いわば当然ということになります。(p158)
深いな。憲法31条を守るということは裁判官の心証が100%にならないと有罪判決を出せないことになる。だけど、100%なんてことはあり得ないと思うのだけど・・・だから実際には99.9%くらいのところで有罪判決を出しているのかな?だけど、そうすると0.1%くらいの確率で間違っているので、それって憲法31条に違反することにはならないの?ここら辺は、どういう考え方が普遍的なのでしょう。
統計的検定と同じで、第一種の誤りと、第二種の誤りを犯すリスクは0にはならないと思う。どうやってこの二つのリスクと上手に付き合うかは価値判断だと思う。裁判でもこの価値判断をしているはずだと思う。
どんな意思決定も、コストとベネフィットの相対的関係を見ていると思う。
あ、新版が出ていることにあとで気が付いたのであった・・・。
良書。サラリーマンのための所得税入門書なのだが、サラリーマン全員読んだらいいと思う。タイトルのつけ方も上手ね。給料って、基本給があって、税金とか保険とかが天引きされたり、いろいろな手当てがついたりするので、基本給≠手取り額となる。その差はどうなってるの、という疑問を解消するには、本書を読めばいい。
内容は、アマゾンのにある通り。
給料日。現在、ほとんどの会社で給与は銀行振込になっている。あなたがサラリーマンなら、手元に給与明細が配られるだけである。あなたは自分の給与明細をじっくりと見たことがあるだろうか?そこに記載されている数字が正しいかどうかチェックしたことがあるだろうか?日本のサラリーマンの税金のむしられ方は、羊たちの毛刈りを連想させる。日本の羊たちは、知らないうちに毛をむしられ(源泉徴収)、その程度やむしられ方についてもわからないまま、不満や不安はあるが、でも大騒ぎするほどの負担感を抱かないですむようにされている。この本は、そんなサラリーマンの税制の現状をわかりやすく説明したものである。知ったからといってすぐに節税できるようなことはないわけだけど。クロヨンとかいうように、サラリーマンの捕捉率は9割で、逃げようがないので。所得税が高いとか、もっと控除をくれとか、課税方法とかに不満があるならこういう本を自分で読んで勉強して、投票によって政府にプレッシャーをかけるしかない。
でも、所得税の課税の実態って、それなりに筋が通っていて、合理的で、そんなに変ではないと思う。本書では源泉徴収されているサラリーマンを、「まるで毛を刈られる羊」と繰り返し繰り返し述べているのだけど、別にそんなに理不尽な毛刈は行われていないと思う。それなりに節度を守って、寒くならない程度にうまく刈っているという印象を持ったのだけど。
生きていくのに必要な三大知識って、
1)英語
2)IT
3)マネー
だと僕は思うのだけど、こういう所得税の知識は、「3)マネー」のところに分類される、重要知識だと思う。
なかなかいい本なのであった。アマゾンから引用。
工場の立地はどうやって決めるの?連続生産と個別生産のレイアウトの違いは?段取替ってどんな作業?不良品があることを分かって出荷してるって本当?作業 ロスってどんなものがあるの?資材発注のタイミングはどう決めるの?フールプルーフってなに?イラストで現場をイメージしながら工場と生産管理の基本が理 解できる。
不良品を見つけるところで統計的検定の話が出てきたりして、あぁちゃんと勉強しといてよかったとか思った。
最も単純な抜取検査では、抜き取ったサンプル内の不良数から合否を判定します。したがって、第1種の誤りは、生産者の不利益なので生産者不利益、第2種の誤りは購買者の不利益なので、消費者不利益といいます。抜取検査では確率的な揺らぎから、母集団の品質と異なる検査結果になるときがあります。これが全数検査をしないリスクです。このリスクのコントロールは、生産者と購入者で協議します。(p96)
製造業種では有意水準の設定の仕方を、利害関係者が協議で決めているんだって。当然だよね。有意水準の設定の仕方によって、関係者の利益にもろに直撃するもんね。統計的検定はこうでなくっちゃ。
経済学の分析で統計的検定をするときは、そういう協議しないんだけど、それでよく「社会学の女王」と言えるよね。
友達からそれとなく薦められたので読もうと思って本屋で手に取ったら「勝間和代氏推薦」という文字をみてあぁこれはそういう本なのかって思ってげんなりしたけど、がんばって読んでみた。
なかなかいい言葉がたくさんあった。やっぱり、こういう自己啓発系の本は、定期的に読んで自分を戒めていかないといかんな。けっこうグサっと心に刺さる言葉あった。いくつかメモ。
どんな学問も研究も、それ自体をどう使えばいいかについては教えてくれない。その一方、現実生活をよく観察すれば、学問によらずとも学問にまさる知恵を身につけることが出来る。(p18)
便利な施設や設備よりも、むしろ必要こそが発明の母であり、困難こそが偉大な成果を生むための真の学校であるといえるだろう。(p58)
意志の力さえあれば、人は自分の決めた通りの目標を果たし、自分がかくありたいと思ったとおりの人間になることができる。(p97)
ビジネスほど、人柄の善し悪しがきびしく問われる分野はない。そこでは正直かどうか、自己犠牲の精神にあふれているかどうか、公正かつ誠実に行動できるかどうか、などが厳格なふるいにかけられる。(p146)
金を人間生活の第一の目的だなどと考えるべきではない。だが同時に、物質的安定や社会繁栄の大部分が金で支えられている事実を見ると、金など取るに足らないものだとはいえないし、聖人ぶって金を軽蔑するのも正しくない。(p151)
真の人格者は、人に見られていようがいまいが正しくふるまうものだ。(p246)
貧しくとも心豊かな人は、心貧しい金持ちよりあらゆる面ですぐれている。(p258)
こんなところか。けっこういい本だったかな。でも、いまのところ自己啓発本で僕の一番のお気に入りは、『人を動かす』。
美しすぎて見惚れたわ。
やっと読み終わった。読むのがすっごくつらかった。憲法、商法、民法、刑法はすごい楽しかったし必要な知識だなーって実感があったけど、うーん・・・民事訴訟法は要らないかな~?
(数学記号を使わず)文章だけで論理的に考えないといけなくて、とても疲れた。三段論法を三回使う、という話も、「A→Bである、Aである、だからBである」と記号を使えばすぐ分かるのだけど、文章だけで書かれると途端に理解力が下がる。頭悪いぞ、俺。読解力が低くて、あーいやになる。
時間をかけて読んだけど、まったく頭に残っていない。興味がないからか?必要性を感じないからか?六法くらい教養として知っておきたいって思ったけど、民事訴訟法はこれ以上やりたくない・・・。
司法試験、俺には間違いなく無理だと悟った次第。伊藤真のこのシリーズ、あと刑事訴訟法が残っているわけだが・・・どうしよう。普通、刑事訴訟なんか巻き込まれないからなー・・・。
本書に登場する5社は、すべて素晴らしい会社だと思う。感極まった。ビジネス本で感極まるってあんまりないんだけど、感極まった。5社は以下。
日本理化学工業株式会社
伊那食品工業株式会社
中村ブレイス株式会社
株式会社柳月
杉山フルーツ
これらの会社ぜんぶすごい。これら5社を知れただけで、この本を読む価値あったと思う。だけど著者の主張には違和感もかなり強く感じる。アマゾンによれば・・・
多くの経営書では、会社は株主のものである、と書いています。一つの考え方で、耳を傾ける価値のある主張だとは思う。だけど、会社法には「株式会社は株主のもの」って明記してあるわけで、それを著者が知らないはずがないと思うのだけど。株主市至上主義がいやだというなら、高度に経済発展した資本主義の国で豊かな暮らしを享受する資格はないと思う。こういう、一般受けしそうなことだけ書いていれば、そりゃ30万部も売れるでしょうよ、特にこのご時勢。
また、「会社は誰のものか」という議論では「株主のもの」という考えが支配的で、
経営の目的も「顧客満足」とか「株主価値の最大化」などということが当然のようにいわれます。
しかし著者は、みんな勘違いしている、と喝破します。会社は顧客のためのものでも、まして株主のためのものでもない、というのです。
社員が喜びを感じ、幸福になれて初めて顧客に喜びを提供することができる。
顧客に喜びを提供できて初めて収益が上がり、株主を幸福にすることができる。
だから株主の幸せは目的ではなく結果である――これが著者の主張です。
目からウロコが落ちる思いの経営者、社員の方々が大勢いるのではないでしょうか。
「株主至上主義」を前面に押し出す人は、現実の事業経営のことをぜんぜん分かっていない人だと思うのだけど、逆に「会社は株主のものじゃない」っていう人は、資本主義のことを分かっていない人だと思う。まぁ、結局バランスだよね、としかいいようがない。
繰り返すけど、本書に紹介されている5社はすべて素晴らしい会社。脱帽。
半分読んで、やめた。きっといい本なんだろうけど、どうも僕には合わない。眠くなる。僕がこの本のレベルに到達できていないのかもしれない。ま、いいや。
この手の本だと、
『理科系の作文技術』
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)
の二つが僕のお気に入り。それから、本ではないが、
writing tips for PhD students
も素晴らしいと思う。これは論文書くときにものすごく大きな影響受けた。これ読んでなかったら、研究業績2本も出せてなかっただろうな、とすら思う。
論文だけでなく、ビジネス文書でも同じ。簡潔に、論理的に、読者が必要な情報だけを、必要なタイミングで。ということを意識するようにしている。やっぱ、論文publicationまでこぎつけると、けっこう文章を論理的に書く技術って上がるものかなって思う。
自分が伝えたい情報を正確に伝える必要性って、アカデミックでもビジネスでも同じだよね。
(追記)
この本を僕が気に入れない理由、アマゾンの書評にずばり書いてあったので、引用。
しかし、正味のことろ本書を読んでスラスラ書いてあることが頭に入った人は何割くらいいるだろうか。文書の書き方を教えている本にもかかわらず、こんなに分かりにくく書かれた本は少ないのではないだろうか?言いたい事が何なのかがその章の中で掴みづらいのである。
よっしゃ、やっと読み終わった。非常に緻密な体系らしいということで読んでみたのですが、集合論から再構築した実数論なんかに比べたら、すかすかの体系ですね・・・とか正直思ったりもしたけど。あと、「通説」という用語が、定義無しにいきなり登場するのだけど、これ、ちゃんと厳密に定義してください・・・とかも思ったり。でもまぁそんなことはとりあえず置いておこう。
文章だけでこれだけ高度な論理パズルみたいな思考をすると、けっこう頭が疲れる。でも楽しい。一回流れをつかんでしまえば枠組みにはめ込んで考えるだけなので、公式の証明を一回理解したらひたすら公式にあてはめて脳みそ空っぽにして手順を踏んでいけばいい数学の受験問題みたいな印象。で、その公式にあたるものが・・・
1)構成要件該当性
①実行行為
②結果
③因果関係
④構成要件的故意
2)違法性阻却事由
3)責任
の順番で検討しろよというルール。
で、疑問に思った点。刑事罰って、罰金のみでいいの?悪いことやっても、金で解決していいんかいなって思う。例えば、209条過失傷害「過失により人を傷害した者は、30万円以下の罰金または科料に処する。」とか。きっとその辺も論争があるんだろう。俺が知らないだけで。
民法商法憲法に比べたら、そんなに必要度は高くないかな。常識的に行動していれば、普通の人はまず刑事罰なんか食らわないし。
あと訴訟法を二つやって、一応、六法の入門的勉強は終わり。
法学部ってこんな面白いことやるんだ。けっこう楽しい。しかも商法は役に立つ。というか知らなきゃまずい。民法を先に読んだので、商法も楽しく理解できた。
法律用語って独特で馴染みがないので難しいのだけれど、伊藤真が上手に噛み砕いてくれているので、けっこう分かりやすい。「人的抗弁の切断」と言われても意味不明だが、裏書譲渡された手形は、仮に「納品されなかったので払わないよ」と(振出人が受取人に)言ったとしても、善意であればちゃんとお金をもらえるのだ、と言われたら分かりやすい。(p168)
「民法では~、それの特別法である商法では~」という説明が頻繁にされるので、常に両者の関係を意識できる。例えば、民法では一般に債権の時効は10年、商法では5年だよ、さらに手形法では3年だよ、とか。(p154)
そして机上の空論ではなく、実際の商売の現場でどうなっているのかという説明もある。例えば、手形は、理論上は、裏書譲渡される回数が多いほうが確実だけど、実際の商売では、回し手形は、みんな嫌がっている証拠かもしれないから気をつけろ、とか。(p163)
このシリーズは当たりだな。次は刑法いくか。
速読本は定期的にいろいろと目を通してきたので、だいたい「速読ってこんなもん」ということが分かりつつある。
本書の内容はすごーく大雑把に言うと、
1)目の動きを滑らかにしましょう
2)視野を広げましょう(一度に見えるブロックを大きくしましょう)
3)文字をイメージにして脳内に叩き込め(左脳でなく右脳で読め)
ってことかな。けっこう説得的です。平均的読書スピードの人は、本書で練習するとけっこうスピードアップするかもしれない。
ついでに、速読について、僕が気をつけていることを列挙。
1.音読禁止
2.誰にも邪魔させない集中タイムを一日のうちに設定
3.文字を一文字ずつ見るのではなく、塊(ブロック)でとらえる
4.イメージしながら読む
5.漢字を中心に読む(ひらがなは全部飛ばしても、意味はとれることが多い)
6.文字を目でスキャンして、脳内フォルダにダウンロードしている自分をイメージする
民法おもしれー。けっこう筋が通っていて、思ったより納得しながら読めた。これだけの体系を、文章のみで作るなんて、人類はすごい。
冒頭、以下を読んでびっくりした。
つまり、結論が先にあって、法律はそれを説得するための手段として機能するのです。(中略)妥当な結論のことを価値判断ということもあります。(p6)
まぁ、ここが経済学と違うと一般的には言われていますね。純粋な学問としての経済学は、ただの数学だという側面が強いので。とはいえ、現実の経済問題へ応用しようとするときは、結論ありきで、自分が欲しい結論を導ける仮定を都合よく置いて、好き勝手主張したりしますので、無意識に価値判断をしているとも言えるのかな。
民法は知らないとやばそうだな。ページをめくりながら、今までこんなことも知らずに生きてきたのかって思いっぱなしだった。相続法、抵当権、保証人、契約の有効性etc。日常的に聞く言葉が、民法全体の中で、どういう位置づけなのかが分かった。これ読み始めてから、日常的に「これって民法的にはこうだよな」とか考える癖がつきつつある。
伊藤真のこのシリーズ、すごいよく整理されていて勉強になります。次は商法だな。
cf)
『伊藤真の憲法入門―講義再現版』
もう12日だけど考えてみた。
1)自分の頭をもっと使う。
グーグル、ブラックベリー、エクセルなどに頼りすぎて衰退した自分の脳をもっと使う。知的生産の外注をやめて、内製化する。このままいったら10年後とか、頭スカスカになりそう。(去年は、ITをいかに有効活用して働くかを考えていた。その反動。)
2)法律を勉強する。
日々起こる出来事を、「これって法的にはたぶんこうで、もし裁判になったらきっとこうだよな」とか判断できるようになりたい。(去年は、会計に重点をおいて勉強した。日々の取引の仕訳が頭の中にすぐ浮かび、財務諸表のどこがどう増減するかパっと分かるようになるのが目標だった。とりあえず目標は達成したし、今年は法律の方に重点を置いて知識を増やす。)
3)月10冊、本を読む
最近、月4冊までペース落ちてた。ま、ウイイレのせいなんだけどね。平日の夜ウイイレやってるようでは、確かにやつらにブーイングを浴びても仕方ないかなとも思ったり。とにかくもっと頑張ります。。
1)自分の頭をもっと使う。
グーグル、ブラックベリー、エクセルなどに頼りすぎて衰退した自分の脳をもっと使う。知的生産の外注をやめて、内製化する。このままいったら10年後とか、頭スカスカになりそう。(去年は、ITをいかに有効活用して働くかを考えていた。その反動。)
2)法律を勉強する。
日々起こる出来事を、「これって法的にはたぶんこうで、もし裁判になったらきっとこうだよな」とか判断できるようになりたい。(去年は、会計に重点をおいて勉強した。日々の取引の仕訳が頭の中にすぐ浮かび、財務諸表のどこがどう増減するかパっと分かるようになるのが目標だった。とりあえず目標は達成したし、今年は法律の方に重点を置いて知識を増やす。)
3)月10冊、本を読む
最近、月4冊までペース落ちてた。ま、ウイイレのせいなんだけどね。平日の夜ウイイレやってるようでは、確かにやつらにブーイングを浴びても仕方ないかなとも思ったり。とにかくもっと頑張ります。。
いい意味で期待を裏切られた。こういうタイトルつける本って中身空っぽだったりするんだけど、これはまじ読む価値あった。アマゾンの商品紹介。
本書では、中小企業のカリスマ小山昇氏が、全国各地の中小同族企業から持ち込まれた事業承継にまつわるトラブルを例に、押さえておきたいポイントを徹底伝授!
自身でも2度経験した事業承継例も公開し、「絶対モメない」「とことん格安」の、賢い「継がせるテクニック」をお教えいたします!
これから事業承継を控えている企業ってゴマンとあると思うけど、本書は非常にお薦めです。自分で勉強しないと損をするという状況は人生たくさんあるわけだが、会社を継ぐときは個人では考えられない単位のお金が動くので、猛勉強する必要があると思う。
類似本があれば絶対に読む。誰か知っていたら教えてください。もっと読みたい。
『たった1%の賃下げが99%を幸せにする』と同じ著者。すごい本質を捉えていると思う。アマゾンの商品説明。
今や、入社3年で3割の若者が会社を辞める時代になった。本書は、「内側から見た富士通」の著者である城繁幸氏が、若者世代を覆う「閉塞感の正体」を指し 示す。特にIT技術者は深刻で、明確に30歳で昇給を頭打ちにしている企業も珍しくない。キャリアパスを早期に閉ざされた30代がモチベーションを消失 し、メンタルトラブルを抱える例が増えているという。若者が置かれている厳しい現実を知るのに適した一冊であり、ITマネジャも一度目を通してほしい。
この本、要するに、世代間での所得分配が公平にいかなくなっているのが、閉塞感の原因でしょと言っているだけ。もう少し詳しく書くと・・・
年功序列の世界では、若い頃は働きに比べて安い賃金しかもらえない。高齢になると働き以上の賃金をもらえるようになる。これが年功序列の性質。「高齢労働者は働きに見合った賃金じゃないのだからカットしてしまえ」というのは、「若い頃安月給でこき使われたのを今取り返しているだけ」という高齢労働者の思いをふみにじることになる。でも、経済成長が見込めない時代では、それカットしないと若い労働者を新規雇用する余裕が企業にはなくなる。(昔、右肩上がりの時代は、将来は問題なかった。どんどん雇ってもどんどん市場も拡大してたんだし。)これカットして高齢世代に泣いてもらうか、カットせずに若い世代に泣いてもらうか、というトレードオフの問題に直面することになる。
現実にはどっちが選べれているか?というと、皆さんご存知の通り、若い世代の方が泣いている。
なぜ若い世代が泣いているかというと、そういう政策が採られているから。なぜそういう政策が採られているかというと、政治家にとって最重要顧客は中高年世代だから。なぜ中高年世代が最重要顧客かというと、彼らの投票率の方が高いから。結局、投票率の低い若い世代の自業自得でしかないとも言えるのだが・・・。まぁ、いつも時代も若い世代の投票率は低いものだと思うので、なんともいえないな。どうしたらいいのかな。
ラジコンやってる人の間では有名なTAMIYA(そういや最近、ぜんぜんラジコンやってないな)。TAMIYAに限らず、プラモデルの有名メーカーって静岡にたくさんある(らしい)。なんで静岡?というと・・・
家康が駿府城をつくる
→全国から優秀な大工などが集められる
→彼らはそのまま駿河に住み着く
→指物工芸が発達
→これを応用して、木製の模型のおもちゃを作り出す
→プラスチックの模型もつくるようになる
という流れ。こういう、まぁどうでもいいといえばどうでもいいけど、へぇって思ってしまう話が詰まっている本。
うーん・・・あまり好きになれなかった。思考の整理学に似ているのだけど、どっちか一冊だけ読むなら、思考の整理学をお薦めするなー。
国語の授業を受けてるみたいだった。高校時代、国語(現代文)の偏差値が壊滅的だった頃を思い出した。
ジョブズみたいなプレゼンをするにはどうしたらいいか。そんなことを真剣に考えている人におすすめ。一枚のスライドに大量の情報を詰め込みすぎて何を言っているか分からないプレゼンをI'm sick of itと思っている人におすすめ。この本は、爽快だった。
スゴ本blogでスゴ本認定された本は大概、読んで損しない。
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2009/10/zen-7058.html
すっかり年末の慌しさが出てきた師走、皆様いかがおすごし。私は昨日まで新型インフルで外出禁止でした、つらかった。あ、タミフルで異常行動はおこりませんでした。
今年印象に残った本とかを。
(1)『まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』
『ブラック・スワン』が有名になりすぎたわけだが、『まぐれ』もおもしろい。というか、私はいまだに『ブラック・スワン』を読んでいない・・・。
(2)『六法で身につける 荘司雅彦の法律力養成講座』
僕のような法律オンチにはありがたい本ですね。この類の本、ほかにもあったらおしえて法律家さん。
(3)『はじめての課長の教科書』
中間管理職が中抜きされるとかって話も聞きますが、この本の言ってることも面白い。
(4)『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』
ポジショニングの理論でしかないといえばそれまでだが・・・。いまみたいなデフレな価格競争の熾烈な時代には、こういう本よんで気分を明るくしたい。
(5)『ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則』
偉大な企業の目的は利潤最大化じゃないってさ。でも利潤も必要よねぇ?ないとつらいもんね。死んじゃうって。
(6)『プロパガンダ―広告・政治宣伝のからくりを見抜く』
いやー。いい本。心理学勉強したくなったよ。
(7)『日本銀行は信用できるか』
政府によるデフレ宣言があったりした今年。デフレって言葉がそこら中とびかってますね。カツマーの功績か。
(8)『営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する』
楽しく読めた。「営業の仕事はお客様の問題解決のお手伝いをすることです」って。
(9)『一勝九敗』
ユニクロの柳井さん。驚異的。ヒートテックあったかすぎる。
(10)『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』
これもためになる本だった。なるべく若いうちに読んでおきたい本の一つ。
今年印象に残った本とかを。
(1)『まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』
『ブラック・スワン』が有名になりすぎたわけだが、『まぐれ』もおもしろい。というか、私はいまだに『ブラック・スワン』を読んでいない・・・。
(2)『六法で身につける 荘司雅彦の法律力養成講座』
僕のような法律オンチにはありがたい本ですね。この類の本、ほかにもあったらおしえて法律家さん。
(3)『はじめての課長の教科書』
中間管理職が中抜きされるとかって話も聞きますが、この本の言ってることも面白い。
(4)『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』
ポジショニングの理論でしかないといえばそれまでだが・・・。いまみたいなデフレな価格競争の熾烈な時代には、こういう本よんで気分を明るくしたい。
(5)『ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則』
偉大な企業の目的は利潤最大化じゃないってさ。でも利潤も必要よねぇ?ないとつらいもんね。死んじゃうって。
(6)『プロパガンダ―広告・政治宣伝のからくりを見抜く』
いやー。いい本。心理学勉強したくなったよ。
(7)『日本銀行は信用できるか』
政府によるデフレ宣言があったりした今年。デフレって言葉がそこら中とびかってますね。カツマーの功績か。
(8)『営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する』
楽しく読めた。「営業の仕事はお客様の問題解決のお手伝いをすることです」って。
(9)『一勝九敗』
ユニクロの柳井さん。驚異的。ヒートテックあったかすぎる。
(10)『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』
これもためになる本だった。なるべく若いうちに読んでおきたい本の一つ。
この手の本読むの何冊目だろう。正直、『戦略「脳」を鍛える』、『意思決定のための「分析の技術」』の方が面白かったかな。人によって意見は変わるだろうが。
とりあえず目次はこんな感じ。
第1章 競争優位の6つの視点―21世紀における競争戦略
第2章 株主価値―バリュー・マネジメント
第3章 顧客価値―セグメント・ワン
第4章 バリューチェーン―デコンストラクション
第5章 事業構造―プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)
第6章 コスト優位―エクスペリアンス・カーブ
第7章 時間優位―タイムベース競争
PPMを使った具体的な分析が載っていた。概念は知っているけど、どうやって実践するのと思っている人(僕みたいな人)は読むといいかも。
コンサルタントの提唱する概念にしろ、学者の研究にしろ、当たり前の話だけど、論理的思考能力が大変重要。学生時代、某教授が「証明に自明という言葉は使うな、自明じゃないから。本当に頭のいい人にとっては全てのことが自明。一番頭のよくない人でも理解できるような証明をかけ」と言っていたのを思い出す。本当に頭のいい人は、こういうコンサルタントの提唱する概念なんかなくとも、正解にたどり着いちゃう。でも僕ら凡人は、こういう補助輪がないとまっすぐ走れないわけですね。あぁ、頭のいい人がうらやましい。
ワールドチャンピオンになったところだし、読んでみた。基本的考え方は「あるがままを受け入れる」という感じ。たらればを言ってもしょうがないじゃん、ということを繰り返し述べていた。
高校3年の夏、星稜高校が甲子園で敗れた試合では、5打席連続敬遠という悔しい思いをした。その後、読売巨人軍にドラフト指名されたものの、夢見ていたの は阪神タイガースの縦縞のユニホームだった。「もしもあの時...」という思いは拭いきれないが、運命を真正面から受け入れる不動心が結果として成功に導くの だと語る。
自分は天才型ではないから努力するしかない、って何回も書いてあった。謙虚というより、自分を冷静に分析する能力が高いという印象。この能力、どんな職業でも重要だと思う。
ユダヤ教のラビが書いた本。職業柄、「なぜ私だけが・・・」という思いを持った人たちと接する機会が多かったラビが書いた本。早老症の息子を14歳でなくす経験をして、実際に自分がそっち側の人間になったことで、「神様は乗り越えられない試練は与えない」とか「このつらい出来事にも意味がある」なんてことが言えなくなったラビが書いた本。1ページ1ページが濃すぎて、読んでいて、ドキドキした。そこまで踏み込んで言うのか、って。
ちなみに、スゴ本ブログによると、「たったいま、ぜったい読んでおけ」。
Nintendoすごいなー。Sony, Microsoftと競争して現時点では成功しているわけだから。・・・いや、ブルー・オーシャン戦略をとったという意味では、Sony, Microsoftと競争はしていないわけだが。あ、でも、それならばAppleにブルー・オーシャン戦略を仕掛けられているとも言えるな。
アマゾンの内容紹介。
任天堂はなぜ強い? WiiとDSのヒットで最高益を更新。不況下でも快走を続け、今や米アップルなどと比較されるイノベーション・カンパニーとなった任天堂。独創的な商品開 発の舞台裏、"驚き"を生み出す仕組み、創業から受け継がれる哲学など、同社独自の「突き抜けた強さ」の秘密を解き明かす。製品広報や投資家向けIR以 外、徹底した情報統制が敷かれ、関連書もわずかしかない中、岩田社長、宮本専務、山内相談役ほか経営トップらに直接取材を行い、これまで公にされてこな かった同社の経営の中身に迫った初の本。
いろいろ思うことがあって、箇条書きしておく。
- 任天堂は「運」を重視する会社らしい。うまくいったら運のおかげって考える会社らしい。そこが好き。経営学だなんだといってみたところで、その企業の成功例はサンプルサイズ1の一回こっきりの事象。系統的成功要因が何であったかを探るなんて無理。運が良かったって思う考え方に共鳴する。
- 前社長の山内さんは、直感型だったらしい。上の運の話とも通じるけど、分析してじっくり決めるサイエンス型もいいけど、直感ですぱすぱ決めていく運まかせ経営もいいなーって思った。
- 任天堂は娯楽の会社、というビジョンがはっきりしている。そこから外れることはない。(かつて、タクシーとかに多角化して失敗した経験が生かされているっぽい。)
- 世界のNintendoがかつては花札やトランプメーカーだったっていまの子供にいっても信じてもらえ無そう。
- 経営理念とかを書かないと守れないような経営者はダメ経営者だと思うので、経営理念は文章化していないらしい。(前社長の山内さんの話。)そうか、それでビジョナリー・カンパニーに名前が挙がっていないのか。
松下語録をPHP研究所がまとめた本。不況のときにどうしたらいいか、という精神論がかいてあるわけだが、松下本は本当に外れがない。どれも本当にいい本ばかり。アマゾンの紹介から引用すると・・・
危機から転じて成長へ―厳選された事業成功・発展への羅針盤。絶対に必要なのは熱意である。熱意にかけては最高でなければならない。
まぁ当然そうだよね。別に社長じゃなくても、スポーツ選手でも学者でも何でも、成功している人は熱意、情熱と呼ばれるものが燃えたぎってるもんね。MatuiもIchiroも、KrugmanもMankiwも、MatsushitaもJobsも。彼らは全員、誰にも負けない熱意を持っているんだろう。
本田宗一郎の本。豪快な人だなってのが素直な感想。
男の主体は仕事だ。しかし女は違う。私は女房には仕事のことは、一切口を出させません。そして遊びのほうも、「ゴテゴテいうな」っていい続けてきましたよ。でも、遊ぶことについて、理屈はあまりつけなかったな。遊ぶのに理屈をつけるのは卑怯だ。遊びたいから遊ぶ。浮気したいから浮気するんだ。(p178)
みな相当酔っぱらっていたが、そのうち芸者が気にさわるようなことをいったんだ。われわれ二人はそれを聞きとがめて「このなまいき女め」と芸者を二階から外へ放り投げてしまった。(p197)
あと、デザインとか美的センスにけっこうこだわりを持っているっぽくて、それが印象的だった。
製作する品物が、その時代の大衆の生活に求められる内容と、美的要素を持たなければならないのである。(p204)
それから、本田宗一郎ほどの人物でも(だからこそ?)、以下のように感じているというのは印象に残った。
自分だけの力で生きてきたようなことをいうやつは、大ウソつきだな。若者は他力本願を認識することによって大きく育っていくんだ。(p201)
TOYOTA、すげー。TOYOTAと言えば、カンバン方式とかリーン方式とかJust in Time方式とかPull生産とか自動化平準化とか改善とか乾いた雑巾を絞るってキーワードがすぐ思いつく。で、それらから生み出されるhigh quality carが有名なわけで、日本の製造業(もっと言えば日本経済そのもの)を象徴するような企業。単に賢い生産体制もってるってだけじゃないってことが分かった。
Toyota's continued success at implementing these tools stems from a deeper business phiosophy based on its understanding of people and human motivation. Its success is ultlimately based on its ability to cultivate leadership, teams, and culture, to devise strategy, to build supplier relationships, and to maintain a learning organization. (p6)
とあるように、本当にTOYOTAがすごいのって、小手先の体制ではなくって、その背後にある哲学とか思想とかなんだろうな、と。いろいろと参考になりました。調子のいいときは税金1兆円も納めていたわけで、まさにモンスター企業だ。信じられん。
そんなTOYOTAがビジョナリー・カンパニーに選ばれていないのって、おかしい気がする。
いい本。薦めてくれた人、ありがとう。とりあえず本の紹介をアマゾンから引用。
25000社以上のコンサルティング経験に基づく長年のノウハウを初公開した本書は、発売以来、米国の起業家たちから熱狂的に支持されている。世界20か 国で翻訳され、100万部を超える隠れたベストセラーである。米・ビジネス誌「Inc.」が行った成長企業500社のCEOへのアンケートでは、ビジネス 書No.1に選ばれた。アメリカの起業家たちに最も影響を与え続けているバイブル的な一冊。
『七つの習慣』と『ビジョナリー・カンパニー』とを抑えて一位をとったらしい。この二冊も相当な良書なのだが、それを抑えるなんてすごいね。でも、それだけのことはあるかも。
パイ屋の経営に行き詰っているサラに著者がアドバイスを送るという形式で物語は進む。印象に残ったところをメモ。
私は、事業を立ち上げようとする人はみんな三重人格者だと思っている。「起業家」「マネジャー(管理者)」「職人」の三つの人格をもっていて、どの人格も主役になりたくてうずうずしている。(p33)
君が現場で働かなければならないのなら、それは事業を経営しているとは言わないんだ。(p56)
あなたの人生の目的は、事業という生き物に奉仕することではない。反対に、事業という生き物は、あなたの人生に奉仕するはずである。(p117)
優良企業は、はっきりとした将来像をもち、それを実現するために何が必要かを知っている。(p154)
いったい「価値」とは何だろうか?
商品とは、顧客が店を出るときに、実際に手に持っているものである。
価値とは、顧客が店を出るときに、感じるものである。(p167)
多くの起業家は、スモールビジネスを通して世界を変えようという高い志をもちながらも、自分だけは変わろうとしないのである。(p263)
この本も、折を見て読み返すと思う。
アマゾンで「営業」で検索すると一番上に出てくる。レビューでの評判も非常に良い。 という理由で読んでみた。確かに、かなり良い本。読書で感動したのは、久しぶりかも。
内容は、ダメ営業マンが、営業の師匠に指導されながら成長していく物語。最後は感動のフィナーレが待っている。たくさんいい言葉があったけれど、特に、
営業とは、お客様の問題を解決するお手伝いをすることです。そして、お客様と成長の感動を共有する使命を持っています(p106)が心に刺さった。この本も、たまに読み返すと思う。実際に営業が得意な人が読んで、この本をどう思うか知りたい。
ちなみに、『ユダヤ人大富豪の教え』にしろ『金持ち父さん貧乏父さん』にしろ、営業の重要性を説いている。
約一年前にこんなことを書いているが、いま眺めてみるとどれも中途半端でなかなか出来ていない。この一年あっという間だった。最近、時間の流れが速くなった気がする。うーん。こんな感じで人生もあっという間なのでしょうか。
イノベーションのジレンマにしても、ブルー・オーシャン戦略にしても、「一番声の大きい顧客の声ばかりが反映されてしまうがために、気づいたらハイエンド市場に特化する方向に向かってしまっていた」という事態を打破すべし、ということを説いていると思う。
企業には、一番うるさい顧客の声ばかりが聞こえてくる。で、このうるさくてわがままな顧客の「あれもこれもやって」という声を反映させまくると、高機能高価格な方向にどうしてもいってしまう。結果、普通の顧客にとって「そんな機能いらないから安くしてよ」という製品が出来上がってしまう。
企業の側も、開発が楽しくって仕方がないから「あれも入れようこれも入れよう」という方向で進めてしまう。既存の顧客でいろいろと意見をくださるのは、コアでマニアな一部のハイエンド層のみかもしれないのに、そういう可能性は無視して、あたかも聞こえてくる声は、一般的、平均的ユーザーの声だと考えちゃう。開発するほうも職人的な満足度を得られので、ついつい機能をつけすぎちゃう。
気が付いたらハイエンド市場に特化したハイエンド製品で戦う既存の大企業。そこにローエンドな安くって低機能な製品を投入して勝負をしかける新興のベンチャー企業が現れ、あっというまに新興のベンチャー企業が勝ってしまう、というのがイノベーションのジレンマ。で、だから、つけすぎた機能を「取り除こう」とか「減らそう」という意識を持てというのが、ブルー・オーシャン戦略。機能を減らすことで、逆に満足度を高めていただける潜在的顧客がいるのだよ、というのがこの戦略の背景。
よく言われる例が、ゲームオタクを満足しようとPS3をつくったソニーと、家族団らんの時間をつくるためのきっかけとしてのWiiとつくった任天堂。安くて機能の低いが、簡単に操作できるWiiと、高くて機能が高いが、かなりやりこまないと楽しめないゲームばかりのPS3。ソニーのターゲットは既存のゲーマーで、任天堂のターゲットは、ゲームをやらない一般家庭。
Wiiの場合、顧客への付加価値は高まったが、コストも低下している。普通、付加価値とコストはトレードオフの関係にあると考えてしまいがちだが、そうではない。かもしれない。というお話。
だとすると、世の中の人の満足をもっと高めるようなものを、いまより安く提供できる。かもしれない。というか、ぜったいそういうことが可能だと思う。とてもこの世がパレート効率的とは思えない。
企業には、一番うるさい顧客の声ばかりが聞こえてくる。で、このうるさくてわがままな顧客の「あれもこれもやって」という声を反映させまくると、高機能高価格な方向にどうしてもいってしまう。結果、普通の顧客にとって「そんな機能いらないから安くしてよ」という製品が出来上がってしまう。
企業の側も、開発が楽しくって仕方がないから「あれも入れようこれも入れよう」という方向で進めてしまう。既存の顧客でいろいろと意見をくださるのは、コアでマニアな一部のハイエンド層のみかもしれないのに、そういう可能性は無視して、あたかも聞こえてくる声は、一般的、平均的ユーザーの声だと考えちゃう。開発するほうも職人的な満足度を得られので、ついつい機能をつけすぎちゃう。
気が付いたらハイエンド市場に特化したハイエンド製品で戦う既存の大企業。そこにローエンドな安くって低機能な製品を投入して勝負をしかける新興のベンチャー企業が現れ、あっというまに新興のベンチャー企業が勝ってしまう、というのがイノベーションのジレンマ。で、だから、つけすぎた機能を「取り除こう」とか「減らそう」という意識を持てというのが、ブルー・オーシャン戦略。機能を減らすことで、逆に満足度を高めていただける潜在的顧客がいるのだよ、というのがこの戦略の背景。
よく言われる例が、ゲームオタクを満足しようとPS3をつくったソニーと、家族団らんの時間をつくるためのきっかけとしてのWiiとつくった任天堂。安くて機能の低いが、簡単に操作できるWiiと、高くて機能が高いが、かなりやりこまないと楽しめないゲームばかりのPS3。ソニーのターゲットは既存のゲーマーで、任天堂のターゲットは、ゲームをやらない一般家庭。
Wiiの場合、顧客への付加価値は高まったが、コストも低下している。普通、付加価値とコストはトレードオフの関係にあると考えてしまいがちだが、そうではない。かもしれない。というお話。
だとすると、世の中の人の満足をもっと高めるようなものを、いまより安く提供できる。かもしれない。というか、ぜったいそういうことが可能だと思う。とてもこの世がパレート効率的とは思えない。
ディズニーの魔法を、ディズニーが初公開した本。ディズニーワールド、ディズニーランドにいったことがある人をみんなディズニーファンにさせてしまうあのおもてなしはすっげってみんな思っているわけで、この本から学ぶことも多かった。
とりあえず、アマゾンから引用。
つねにお客様の期待を超え、徹底的に細部にこだわるディズニーの顧客サービスは、高い顧客満足度を達成しつづけてきた。お客様を徹底的に理解し、サービス を磨きつづけ、ひとりひとりのお客様に対する特別の気配りもいとわない―世界中の企業が目標とする究極のサービス精神はいかにして世界中のディズニーラン ドで共有され、従業員に伝授され、お客様に届けられているのか?1986年に設立されて以来、ディズニーの従業員のみならず多くの企業を対象に独自のサー ビス手法「クオリティ・サービス・サイクル」を教えてきたディズニー・インスティチュートが初めて明かす、お客様を感動させる最高の方法。
いろいろと参考になる話が多い中で、一個だけ。
「三時のパレードはいつ始まるのですか?」ゲストがよくする質問である。あまりに頻繁に訊かれるので、ディズニー・ユニバーシティの伝統セミナーでも、ディズニー・インスティチュートでも、例として使用される。この質問をしたゲストは、単に型通りの答えを期待しているのではない。ゲストが知りたいのは、パレードが何時にどの場所を通るのかとか、見学するのに一番いい場所はどこかとか、どういうルートを通るのかとかいったことなのである。これに対して、「三時です」と答えたり、皮肉を言ったりすることだけはしてはならない。(p153)
要するに、顧客の視点にたって顧客満足につとめないといけない、そのために心をこめて接しなさいという教訓。
そういやディズーってビジョナリー・カンパニーでも取り上げられていたな。他のビジョナリー・カンパニーの秘密について書かれた本も読んでみるか。また読書ポートフォリオ最適化の基準が一つできた。
体系だって簡単に知識が得られる。ダビンチコードとか天使と悪魔とかを本当に楽しもうと思ったら、こういう本でも読んで事前知識を得ておくと。
アマゾンの内容紹介。
「旧約」と「新約」は何がどう違うのか。聖書におけるイスラエルの位置づけとは......[天地創造]から[最後の審判]まで、ふんだんな地図と写真で解き明かした「聖書入門」に最適の一冊。
たった223ページだしすぐ読めちゃう。
これは期待以上に良かった。仕事する上でたくさん意思決定しないといけないけど、それを少しでも定量的に決めたい。それが出来るようになるにはどうしたらいいか。という目的意識でこの本を見つけたわけだが、良かった。
アマゾンの内容紹介。
ケースで学ぶ実践講座シリーズ第1弾!
合理的な意思決定を行うときに必要となるのは、根拠となる数字だ。本書は、その数字の出し方と、出された数 字をいかに扱うかについて、限界利益、機会費用、サンクコスト、キャッシュ・フロー、NPV、指標による優先順位、限界効率、リスク、不確実性、ディシ ジョン・ツリー、ベイジアン決定理論、感度分析、リアル・オプション、システム思考、システム・ダイナミクス、ゲーム理論など、さまざまな定石を使って学 習する。
これを読めば分かる通り、経済学がベースになっている。というわけで、僕はすごい読みやすかった。コンビニの経営者が直面する様々な問題に、どういう根拠で、どういう定量的分析をして、どうやって意思決定をしていけばいいのか、という具体例をたくさんもってきて本は進む。実際にコンビニの経営者になった気分になれるので、わりと楽しい。
経営には芸術的側面と科学的側面の両方があると思うが、科学的側面を無視したら、絶対うまくいかないと思う。今後もこの手の本はたくさん読むと思う。
簿記3級やって2級はやっていないわけですが。やっぱり2級くらいやっといたほうがいいという意見が強く。要は工業簿記やって原価計算できるようになったほうがいい、という話なんだけど。あぁでも明日新型PS3新発売だし。本も読みたいし。そういやウィイレのせいで本をあまり読めていない。8月は4冊か。最低だな。
このたるんだお腹。今なら変われそうな気がする。というかもう今しかない。30代に突入したらトゥ・レイトな気が。今日から腹筋します。。。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20398479,00.htm
ちょーほしー。スリム化されて容量120Gで3万切ってる。買おうかな。
ちょーほしー。スリム化されて容量120Gで3万切ってる。買おうかな。
スラムダンクは名作過ぎなわけで、この本もけっこう好き。
ただ、がんばるだけでは意味がない!超ヒットバスケ漫画『スラムダンク』のなかに必勝の秘密があった。スポーツで勝つ、人生に勝つ。
バスケやってる人だけでなくって、スポーツやってる人、さらに人生を送るすべての人への教訓がたくさん。哲学とか、自己啓発系の本ともとれる。
まぁ、結局あれだよね、情熱を燃やして熱く生きようぜ、ってこと。
学生は教授の研究のために授業料を払っているわけではない
だからといって、その研究をちゃんとしている教授も非常に少ない。教育もちゃんとしなければ、研究もまともにしない。これって、給料ドロボーとしかいいようがない。
日本のマスコミはのりピーを追いかける暇があったら、給料ドロボーと化した日本の大半の大学教授を問い詰めるべきだ。まじでこれは思う。
だからといって、その研究をちゃんとしている教授も非常に少ない。教育もちゃんとしなければ、研究もまともにしない。これって、給料ドロボーとしかいいようがない。
日本のマスコミはのりピーを追いかける暇があったら、給料ドロボーと化した日本の大半の大学教授を問い詰めるべきだ。まじでこれは思う。
おー、ワンダフォー。いままで僕の全読書経験の中でも、かなり上に来る。一字一句読み飛ばさずに、すべて読んだ。さっさと読んでしまうともったいないので、意図的にゆっくり読んだ。それほど面白い。
アマゾンから内容紹介をコピペ。
やせたいのに、つい甘いものに手が出てしまう。貯金するつもりでいたのに、気がつくと給料を全部使い切っている。浮気ぐせがなおらない。禁酒禁煙もジョギ ングも続いたためしがない。これらはすべて遺伝子の生き残り戦略だ。私たちの心とからだを操る遺伝子の働きと、それを手なずける方法を教えてくれるのは、 アメリカで注目されている新進気鋭の経済学者と生物学者の名コンビ。しっかりとした科学的な裏づけで、私たちの日常生活を例にとり、本能的な行動に明確な 意味づけをしてくれる。意志の弱さを嘆く前に、その仕組みのウラをかいて「いじわるな遺伝子」を見返してやろう。
言っていることは超単純。例えばダイエットが難しいのは、その昔食糧が常に不足していた頃の記憶を遺伝子が持っているから、と。仮にラッキーな日があって、食べきれないほどの獲物を捕らえたとしても、その昔は冷蔵庫もなく食べ物を貯蔵する方法も無かったので、一番良い貯蔵方法は、それを食べられるだけ食べて体内で脂肪として取り込むことだったのだ、とかそういう話。
生き物は、遺伝子の言いなりに生きている、ということ。それに抗うのは、すごく難しいよね、ということ。この視点から、夫婦とか性とか愛とか家族とか友達についても触れているのだが、まぁ非常に読み応えがある。人間だけでなく、他の動物の不思議な性交方法などもたくさん紹介されており、めっちゃ面白い。
著者の一人はハーバードの経済学PhDらしい。(僕はいままで名前聞いたことなかったけど。)それで、研究テーマは、「人間の経済活動のダーヴィン的側面」らしいのだが、かなりこれ興味あるわ。ちょっと調べてみようかな。ああでも時間が。
http://www.tomorrowearth.com/2008/08/takeda-castle.html
たまたまネットで上記サイトを見つけて、わりと近くだったので昨日行ってみた。うちから車で1時間強。兵庫県の和田山。
かなり穴場。ぜんぜん有名でないから観光客も少ない(10人くらいしかいなかった)。無料。絶景。石の積み方はマチュピチュの方がかなり上手だったが。
秋に霧が発生する朝には、雲の上にそびえる遺跡みたくなる模様。ぜひそれを見れるようチャレンジしたい。
関西圏の人は、おすすめかも。
たまたまネットで上記サイトを見つけて、わりと近くだったので昨日行ってみた。うちから車で1時間強。兵庫県の和田山。
かなり穴場。ぜんぜん有名でないから観光客も少ない(10人くらいしかいなかった)。無料。絶景。石の積み方はマチュピチュの方がかなり上手だったが。
秋に霧が発生する朝には、雲の上にそびえる遺跡みたくなる模様。ぜひそれを見れるようチャレンジしたい。
関西圏の人は、おすすめかも。
松下幸之助の本、何冊目だろう。本当に外れがない。普通だったら「どれも同じようなことが書いてあるから、どれか一冊読めばとりあえずOK」なんだが、全部読みたくなっちゃうのね。
しかし最近、読書が進みませんな。今月は6冊くらいか?全部PS3版ウイイレ2009のせい。あのゲーム面白すぎ。ソニー様とコナミ様、ありがとうございます。
完全に松下ファンになってしまった。松下幸之助さんの本は外れがない。経営者だけでなく、啓蒙書というか、精神安定剤として活用可能。
仏教系の教えが背後にある気がする。何か大きな運命みたいなのがあって、人間はそれに逆らってはいけない、みたいなことが頻繁に出てくる。けっこう、素直に受け入れられることばかり書かれている。
ちなみに、私はキリスト教徒なんだが。一応。でもどの宗教も、結局言っていることは一緒な気がするし、いろいろな宗教を知ること自体、けっこう興味深い。
面白かった。プロパガンダとか広告とか宣伝とか洗脳とか説得とか、そういった感じ。読む価値あるよ。特に今みたいに情報過多の時代では。で、著者たちが本書を執筆した目的は、プロパガンダとか広告とか、そういう各種「説得」から人々が自分の身を守れるようにするため、だって。著者たちは有名な心理学者らしく、心理学に興味あるんだったら、是非この本を。
で、目次をアマゾンから引用してみる。
第1章 日常生活のなかの説得
第2章 説得のお膳立て―効果的な説得を行うために
第3章 伝達者の信憑性―本物とまがい物
第4章 メッセージ―それはどのように伝達されるのか
第5章 感情にアピールする説得
第6章 説得の戦略を打ち破るために
第7章 情報戦略が失敗するとき―プロパガンダと社会
話題は非常に多岐にわたる。ざっとあげてみるとこんな感じ:カルト的な宗教、政治家の選挙活動、テレビをはじめとする各種メディア、ダイレクトメール、ヒトラー、セールスマンの営業トーク、などなど。日常は説得するかされるかという場面で溢れていて、情報はそこら中を溢れている。
さて、例によって印象に残った点をいくつかメモ。
他のすべての条件が等しければ、たいていの人は、多量の統計データよりも、一つの鮮明で身近な事例の影響を強く受けるものなのである。(p151)人間なんてそんなもんだと思う。
人びとの心を揺さぶる鮮明なテレビの訴求力が、小説のような単なる感動的な物語りに取って代わられることはないだろう。(p155)「小説」を「ネット」に置き換えてみると面白い。
歌やその他の娯楽は、受けてが反論を間が出すことを妨害するという点で大きな影響を与えるらしい。(p163)要は気を逸らしたいということ。
信頼できる送り手の場合には、送り手が唱道する意見と受け手の意見の間の食い違いが大きいほど、受け手が説得される程度は大きい。一方、送り手の信頼性が疑わしい場合には、食い違いが中程度のときに最大の意見変化が生じる。(p172)この本では様々な心理学の実験結果が紹介されている、そのどれもが超面白いのだが、これはその中でも一番面白い結果だと思う。
かつてBBC会長が述べたように、テレビニュースは一種の娯楽番組なのである。(p263)
ニュースという番組名がついた、バラエティ番組ってことか。ってか、そんなことをBBC会長が言ったことがあるなんてびっくり。
ヒトラーは、『我が闘争』で次のように書いている。これを読んで、小泉さんを連想したのは、僕だけじゃないと思う。宣伝効果のほとんどは、人びとの感情に訴えかけるべきであり、いわゆる知性に対して訴えかける部分は最小にしなければならない。われわれは大衆に対して、過度な知的要求をしてはならない。大衆の受容性は非常に限られており、彼らの知性は低い。しかし、忘れる能力は非常に大きい。これらの事実に基づき、宣伝を効果的にするには、要点を絞り、大衆の最後の一人がスローガンの意味するところを理解できるまで、そのスローガンを繰り返し続けることが必要である。(p292)
いやー、かなり面白かったよ。非常的に「説得」的な本だった。完全にこの本読んで、「説得は危険」と見事に「説得」されてしまったよ。
(追記)
ちなみに、本書は
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2008/09/post-ea15.html
経由で知った。リンク先のブログは、僕が読む本を選ぶときにたまに参考にしているブログで、けっこう良いブログだと思う。
『ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則』の続編。感想は、前作と同じく「わくわくして楽しい気持ちになった」というところか。両方ともいい本っす、お薦めできます。
で、内容。まず原著のタイトルに触れる必要がある。前作は、"Build to Last"つまり「永続するように作られた企業」について語っていた。そういう卓越した企業(BTL企業)と、普通レベルの優良企業に違いは何か?というのが、前作のテーマだった。ところが、「"Build to Last"を読んでも、どうやったら良い企業からBTL企業にできるか分からない」という批判を受けたらしい。その批判を受けたのが本書。だから、今回、原作タイトルは、"Good to Great"ということで、普通レベルの優良企業(Good company)が、どうやったら結果偉大な企業(great company)になったのか、ということがテーマで、11社が分析対象になっている。
で、二つの本の関係だが、結果的に、"Build to Last"の方こそ"Good to Great"の続編のようなものだと著者は言っている。"Build to Last"で紹介した企業は、創業者が"Good to Great"の方法をとっていたのである。"Build to Last"で紹介した企業は、その上で、greatnessを維持できているという意味で卓越した企業だったのである。そして、いかにしてこれを維持しているかを分析しているのが、"Build to Last"の分析内容だった、と後になって振り返ると分かった、ということ。そして、"Good to Great"の方法も、"Build to Last"の方法も、かなり重なる部分がある、ということが分かった、と。
で、本書の分析の結果わかったことをメモ。
1.第五水準のリーダーシップ:
"Good to Great"企業では、カリスマCEOを社外から招いたりはしない。"Good to Great"企業のトップは謙虚で、派手な生活はしない。しかし確固たる意思を持っている。
2.最初に人を選び、その後に目標を選ぶ:
「まずは目標があって、その目標に共鳴する人を選ぶ」のではない。「まずは適切な人を選び、その後に目標を設定する」のである。「適切な人」とは、"Build to Last"でいうところの「基本理念(ビジョン)」が共有できている人のことだと思う。
3.厳しい現実を直視する:
現実、真実、統計データを客観的にちゃんと見る。厳しい現実も直視する。その上で、勝利の確信を失わない。根拠なき自信は持たない。
4.針鼠の概念:
次の三つの円の交わる部分に固執する。「世界一になれる分野はどこか?」「情熱を燃やせる分野はどこか?」「その分野は儲かるか?」
5.規律の文化:
三つの円の交わる部分にとどまれるような規律を持つ。
6.促進剤としての技術:
新しい技術にとびついたりしない。振り回されない。三つの円の交わるところと関係なければ、どんなに世間が騒ぐ新技術もスルー。
7.弾み車と悪循環
"Good to Great"企業では、「このときが転換点だった」という時期は特に無い。重たい大きい車輪があって、それを人手で推し進める場面を創造しよう。ゆっくりと回転して加速度的にスピードがあがっていく車輪。この車輪、どの点で「急に勢いづいた」のだろうか。そんな問い自体が無意味で、車輪を押し続けたことが重要。はたからみたら「ある時」を境に急にスピードが上がったかもしれない。「あの時、どんなマジックを使ったんだ」と聞くのはナンセンスということ。
・・・という感じ。特に、「三つの円」の考え方は気に入った。
あと、「どうしてgreatを目指さないといけないのだろう」という質問が出るとしたら、たぶん、あたなはその仕事を十分好きではないのだろう、というのもするどい指摘。本当に情熱を燃やしているものの場合、そんな質問すらでない。大好きなサッカーをやってる子供が、ワールドカップで優勝したい、と素朴に思うのと同じことで、本当に好きな仕事をやっている場合は、どうしてもgreatになりたい、と感じるものだと思う。
とりあえず、分析の方法とか細かいところは、突っ込みだしたらきっとキリがないと思うんだけど(詳細は書いてないからわからんが、なんらかの統計分析をしているはずだし)、とにかく前作と同じく「わくわくして楽しい気持ちになった。」
製造業のことを少し体系だって知ろうという目的で読んでみた。アマゾンレビューが良い本書を選んでみた。いい勉強になった、読んで良かった。
本書はものづくりの業界について、かなり広く網羅している。鉄の作り方とかも書いてある。それについてはこれの方が詳しいけけど。鉄鋼なしに経済は成り立たないし、鉄鋼のことはある程度よく知っておいたほうがいいかな、って感じる。例えば、以下みたいなニュースにアンテナが向くようになるので。
鉄鉱石価格3~4割下げ 需要落ち込みで@産経
新日鉄、車用鋼材価格引き下げへ トヨタと
2010年度の鉄鉱石価格は10%上昇へ=ゴールドマン
ほかにも、PLMとかMRPとかSCMとかABCとか、こういういろいろな概念も説明されていた。一応、そういうのも知っておいて損はないかな、と。
日本の製造業は、いま根本的に商売の構造を変えないといけない時期にいると思うし、学生の間でも製造業って不人気になっているけど、だからといって衰退産業だと僕には思えない。
「脳の研究により勉強しなくても知識が得られる」「再生医療が一般化する」「遺伝子技術により食料問題が解決する」「太陽光発電で脱化石燃料が実現」「陸上交通も脱化石燃料で」「母国語どうしでの会話が通じるようになる」「人間とロボットの共生」「宇宙基地や宇宙旅行」「人工生命」など夢に満ちています。
100年後、伝統的製造業を中国等に譲った日本の製造業は、こんな新分野を切り拓いているかもしれません。(p187)
ドラッカーの本、今まで一冊も読んだことがなかった。で、ドラッカー本ってたくさんあってどれ読んでいいか分からなかったので、とりあえず、一番薄いこの本から始めてみることにした。
これがいい本だったら他のドラッカー本にも手をつけようかと思っていたんだが・・・あんまり良くなかった。どうしよう・・・。たまたまこれが良くなかっただけかな。きっとそうだよな。ドラッカーって超有名だもんな。「このドラッカー本はいい」というお薦めがあったら、誰か是非。
経営学の本、いままでかなりたくさん読んだけど、「まじでこれはいい」って思ったのは、ほとんどない。(『ビジョナリー・カンパニー』は数少ない例外。)結局、いつの時代にもどの国のどの企業でも当てはまる普遍の法則なんて、ないと思う。文化、宗教、言語みたいな基礎条件だけでなく、政策、経済水準、政治状態などなど、いろいろな条件が異なるのに、そんな普遍法則があるなんて、ちょっと信じられない。アメリカでうまくいったマネジメント方法が、日本でうまくいくんだろうか。vice verca。
「ハーバード・ビジネススクール(HBS)は,経営は科学ではないという立場をとる学校である」らしいが、その通りだと思うし、経営学は、まぁみんなが勉強しているから話題についていくために僕も勉強するけれど、内心、何の役にも立たないんじゃないか、ってかなり疑っているんですけど。。。
(追記)
「これをやったらうまくいく」という事が書かれている経営学の本より、「これやったら失敗したよ」ということが書かれた実際の経営者の本のほうが、勉強になる。気がする。
今年読んだ本の中で一番衝撃的かもしれない。この本読んで、自分のいまの英語力のままだと、ヤバイかな、ってまじで背筋がゾっとした。バイリンガルに限りなく近づいていかないと、猛烈なハンディを背負うことになる、って実感した。アマゾンの紹介。
豊かな国民文学を生み出してきた日本語が、「英語の世紀」の中で「亡びる」とはどういうことか? 日本語をめぐる認識の根底を深く揺り動かす書き下ろし問題作!
日本語が<国語>になった、絶対に欠くことができない歴史的条件として、著者は「明治維新のとき植民地にならずに済んだ」ことを挙げている。
それは、日本が西洋列強の植民地にならずに済んだということにほかならない。(p175)
もし、日本がアメリカの植民地になっていたとしたら、そのとき日本の言葉の運命はどうなっていたであろうか。
日本は、植民地に典型的な二重言語状態に陥っていたはずである。(p178)
この条件が満たされていなければ、夏目漱石も芥川龍之介も川端康成も日本語という<国語>では書かなかっただろう、と。これは、イギリスに植民地化されたインドでは英語、フランスに植民地化されたヴェトナムではフランス語が強く残っているetcの例を考えればわかること。しかも、日本語で書いてノーベル文学賞までとってしまうほど、日本語で書かれた日本文学は成熟したわけで。
その日本語が亡びようとしているって。
日本における<大学>とは、大きな翻訳機関=翻訳者養成所として、日本語を<国語>という、その言葉で<学問>ができる言葉に仕立て上げていった場所である。(p211)
その日本の学者たちが、今、英語でそのまま書くようになりうつある。自然科学は言うまでもなく、人文科学でも、意味のある研究をしている研究者ほど、少しずつそうなりつつある。そして、英語で書くことによって、西洋の学問の紹介者という役割から、世界の学問の場に参加する研究者へと初めて変身を遂げつつある――世界の<読まれるべき言葉>の連鎖に入ろうとしつつある。
ここで重要なのは、自然科学の世界では、研究する=英語で書く、というのがかなり昔から当然のことだった、という点。それが、人文科学の世界でも、変わりつつある、というのを、著者は嘆いているわけ。(本題からずれるけど、いまみたいな英語の時代に、英語で書かれた論文に対して、日本語で批判する、というのは、学者として最低だと思う。日本語で学問する人は、「西洋の学問の紹介者」でしかないのだから、自分の意見をいう権利なんか無いと僕は思う。英語で書かないと、誰も読まないんだから。)
こういう時代の流れというのは、良し悪しは別にして、止めることは出来ない。世界一周ハネムーン中にフランスの番組で、「フランス語は今後どうなるか、いまの時代は英語で話さないといかに取り残されるか」という特集をやっていて、出ていたフランスの有名人どうしが、すべて英語で話していたのを思い出す。
そんな時代に、日本はどうするべきでしょう?
日本が必要としているのは、「外国人に道を訊かれて英語で答えられる」人材などではない。
日本が必要としているのは、専門家相手の英語の読み書きでこと足りる、学者でさえもない。
日本が必要としているのは、世界に向かって、一人の日本人として、英語で意味のある発言ができる人材である。(p276)
このビジョンはすごい共感する。こういう人材を育成するために、国家として何をするべきでしょう?
学校教育で、英語を読む能力の最初のとっかかりを与える。その先は英語は選択科目にする。(中略)英語をもっと学びたいという強い動機をもった人は、学校の外で自主的に学べばよいのである。(p289)
この案もすごい共感する。podcast、ハリウッド映画などなど、既にその気になったら低コストでもかなりの英語力をつけることができる環境があるから。それで、日本人は日本語とどう向き合ったらいいのでしょう?
強い動機をもたない人でも、大衆消費社会であるがゆえに、「もっと英語を」という脅迫観念にかられざるをえない時代に入っているのである。この考え方もすごい共感する。その通りだと思う。誰か国の偉い人がこういう方針を示さないまま、いまの状態でノラリクラリと英語の進入を許すとどうなるんでしょう?
だからこそ、日本の学校教育のなかの必修科目としての英語は、「ここまで」という線をはっきり打ち立てる。それは、より根源的には、すべての日本人がバイリンガルになる必要などさらさらないという前提――すなわち、先ほども言ったように、日本人は何よりもまず日本語ができるようになるべきであるという前提を、はっきりと打ち立てるということである。(289-290)
日本人がもつ日本語に対しての自信のなさは、その経済力が西洋と肩を並べた今も、変わらない。(中略)そもそも政府からして、翻訳後を考え出すこともせず、西洋語のカタカナ表記を公文書に使って平気である。
恥ずべきコンプライアンス(=屈従)。(p293)
いい加減、イングリッシュのボキャブラリーをそのままカタカナ表記してジャパニーズボキャブラリー扱いするハビットはなくしませんか、って僕は感じてるんだけど。しかもジャパニーズプロナウンシエーションベースでカタカナ表記するから、カタカナを読めるネイティブスピーカーが読んでもアンアンダスダンダブルや!本人はかっこいいと思ってやってるのかもしれないけど、ルー大柴と大差ないぜ。この流れが続くってことは、まじでみんなルー大柴みたくなっていくってことだと思う。それでいいならいいけど。俺は嫌だよ。
(追記)
この本は、「今世紀最重要の一冊」というdankogai氏の書評を見て買ったんだけど、あれから半年以上たってしまった・・・。反省。最近、ウィイレとラジコンとテニスとガーデニングなどなど、読書タイムを減らす娯楽タイムが増えている気がする・・・。
著者の言っていることは、かなり共感する。心に刺さったので、自戒もこめて引用する。
一般読者の愚かさはまったく話にならぬほどである。あらゆる時代、あらゆる国々には、それぞれ比類なき高貴な天才がいる。ところが彼ら読者は、この天才のものをさしおいて、毎日のように出版される凡俗な駄書、毎年はえのように無数に増えて来る駄書を読もうとする。(p135-136)
その通り。本当、反省するわ。はやく「一般読者」から脱却したいわ。もっとちゃんと良書を選別して読まないと、って。本を買う金は惜しまないけど、駄書を読む時間は猛烈に惜しい。本屋にいけば、日々洪水のように大量に本が出版されている。特にビジネスコーナー。半年後にまた本屋にいくと、ほとんど入れ替わっている。たった半年の時間の淘汰に耐えられない本を読むより、何十年、何百年という時間の淘汰に耐えた本のほうが良書である確率は圧倒的に高い。
そうは言っても、激動の時代を生き抜くには、新規出版された良書も読んでいかないといけない。だからこそ、新書の良書の選別は重要課題。最近は、いい本を見つけるセンスがあがってきた・・・気がするが、まだまだ駄書を読み始めてしまうこともあるんで。。
あ、あと、本題とは違うが、匿名で他人を批判する人のことを、ボロクソに言っている。p46-54あたりで、すごいヒートアップしてる。「卑劣な匿名賤民」「卑劣な臆病者」「破廉恥行為」「文学的悪事」「厚顔無恥」「名を名乗らざる卑劣漢」とか。ざっとこんな感じ。
難解すぎて私には理解できなかった。さっぱり。いままで感じたことのない激しい睡魔に襲われた。以上。
ちょーいい本。ちょー面白い。面白いというか、楽しい。読んでいるだけで、わくわくさせてくれる本。いろいろな人が薦めるのも頷ける。めっちゃ良書。僕が今まで読んできたビジネス書の中で、ひょっとして一番かもしれない。
アマゾンの商品紹介が、コンパクトでまとまっている。
時代を超え際立った存在であり続ける企業18社を選び出し、設立以来現在に至る歴史全体を徹底的に調査、ライバル企業と比較検討し、永続の源泉を「基本理念」にあると解き明かす。利潤最大化ではなく、基本理念を貫き通すことが重要、という感じ。Walt Disneyであれば、「自分たちのイマジネーションを生かして、人々を幸せにすること」という基本理念があって、そこからDisney作品が生まれている。注意すべては、「子供向けアニメを作る」という基本理念ではないこと。それだと、Disney Landは生まれないから。そして、利潤はついてくる、と。
カリスマ的な経営者は要らない。カリスマ的な創業者が去ってダメになる企業もあるが、ビジョナリー・カンパニーは違う。創業者は、基本理念をしっかりとつくって、それを組織の隅々まで浸透させる。ビジョナリー・カンパニーの創業者は、正確な時を告げるのではなく、正確に時を告げる時計をつくる。自分がいなくなってからも、基本理念が後継者に引き継がれるという永続性を、自分が創業した会社に、備えつける。優秀な経営者が引っ張るのではなく、企業がしっかりと優秀な後継者をつくるシステムが出来上がっているのが、ビジョナリー・カンパニー。
ビジョナリー・カンパニーは、基本理念を最重要視する。これに反した行動をとった従業員は厳しく罰する。利益に反するとしても、基本理念を最重要視する。企業にとっての利潤とは、人間にとっての水。水がないと人間は生きていけないが、だからといって、水を飲むために人間は生きているのではない。利潤がないと企業は生きていけないが、だらかといって、利潤を得るために企業は生きているのではない、という考え方を持つのが、ビジョナリー・カンパニー。(これは、経済学のもっとも基本的な仮定の一つに反する!)
では、なんのための企業は存在するのか?これこそが基本理念。で、それは、企業によって異なる。人間がなぜ自分は生きているのか、という答えに対して十人十色なのと一緒。これを見つけることが、ビジョナリー・カンパニーになる第一歩。第二歩は、それを実行すること。たとえ利益に反するとしても。
例えば、Walt Disneyであれば、「自分たちのイマジネーションを生かして、人々を幸せにすること」だし、マリオットであれば、「自分の家を離れたところで、自分の家みたくくつろげるようにしてあげること」になる。本書に登場するビジョナリー・カンパニーで、日本企業はソニー一社のみ。ソニーの場合は、「日本文化の向上に貢献すること」だって。基本理念は、100年後も同じであるような、永続性のあるものでないといけない。ビジョナリー・カンパニーになるには、まずは、それをみつけないといけない。
この本は、たぶんときどき読み返すと思う。読むと気持ちが高揚するんで。
この本の続編。二冊とも、めっちゃいい。「決算書が読めるようになりたい、でも簿記とかを地道に勉強するのは嫌だ」というわがままを満たしてくれるスゴイ本。アマゾンの紹介にある通り、すばらしい本。
決算書から大切な数字だけを抜き出して「一体分析」オリジナル図を作成。会社の経営状況が簡単に分かる!会計の仕組みが「理解」できたら次は「分析」。細 部に立ち入った勉強は今回も一切不要。この手法なら全体像をイメージで把握できる。ベストセラー『財務3表一体理解法』の著者が満を持して贈る新・会計勉 強法第2弾。
この1年くらいで、財務、会計、経理とか呼ばれる分野の知識は随分強化したと思うんだが、まだまだ知らないことが多くって。いろいろと、業種ごとの財務諸表の特徴が書いてあったりして、おぉなるほどー、と思うことかなり多かった。例えば・・・。自動車業界で、マツダがトヨタよりもはるかに資産回転率が高い理由は、トヨタは金融事業も展開しているからだよ、とか。(金融は、資産回転率が超低い業種なんで。銀行とか見れば分かることだが。)あと、携帯電話業界で、孫さんがLBOでいかに規模を拡大してきたか、とか。(ここ5年で、資産規模3倍、売り上げ5倍。)ライブドアの錬金術についても、わかったつもりでいたけれど、本書の解説が抜群に分かりやすかった。
とにかく超良書。思えば、この著者の本は、これも含めてもう3冊も読んでいる。
読んで良かった。いい本。 スズキの鈴木修さんが初めて書いた本らしい。鈴木修さんは、スズキに婿養子という立場で入社して、社長就任時は売上3000億だったのを、30年かけて3兆円まで持っていった名経営者。79歳で、会長兼社長の、現役。パワフルな人、ってのが率直な。
一つだけ印象に残ったのをメモ。これを読んで、企業にとって後継者不足がいかに深刻な問題かってことを感じた。(ちなみに、スズキも後継者問題に悩んでいると本書には書かれている。)
子供のころ、雪だるまをつくるとき、最初の根になる雪玉を母にしっかりとつくってもらったことがあります。その雪だるまを転がして雪だるまをつくるのですが、これがダメだと上手にできません。そして、雪だるまが解けてしまっても、根となる雪玉だけは解けずに残っている。創業者の偉大さはここにある気がします。2代目、3代目、4代目は、休まずコツコツと雪玉を転がしていけば、企業は発展していくものです。(p247)
こういう本を、時代は変化しているんだから過去の偉人の成功体験を知ってもどうしようもない、で済ませてしまうのはもったいない。いろいろ学ぶことがあるはず。
するどい!格差問題にとてもするどく切り込んだ本。格差問題についての議論や報道を聞くとき、いつも違和感があるが、その違和感にするどく切り込んだ本。本書の主張に、概ね同意。ちょっと長くなるが、いくつか引用。
問題は、正社員の側ががっちりロックされているため、非正規雇用の側に回される人件費原資が生産性以下でしかないこと。そして、あらかじめ「切り捨て」前提で単純作業ばかり割り振られるため、いったん非正規雇用の側に入ってしまうと、技能・職歴が身につかず、階層が固定化されてしまうことなのだ。
「切り捨て」前提で使われる部材であるため、今回のような不況時には真っ先にクビを切られることになる。一方で好況時には、正社員労働組合にベアをもっていかれる。日本労働組合総連合会(以下、連合)はしばしば「労働者同士、対立ではなく連帯を!」と呼びかけているが、いま行われている大量の「派遣切り」の陰でこっそりベアを要求しているところからも、既得権を譲る気はサラサラなさそうである。(p20)
だが、労働市場に対する改革を求められた連合が、中小企業の正社員を引っ張り出してきては、「見て!正社員もこんなに苦しんでいるの!」と反論するのには強い違和感をおぼえる。ついでにいえば、製作会社やフリーライターにコスト負担を押しつけつつ、日本一の高給を維持しつづけている大手メディアについても、筆者は何ともいえない居心地の悪さを感じている。(p25)
たしかに、「一人で上場企業5社から内定」という学生もいたが、秋まで引っ張っても内定ゼロという若者もいた。要するに、企業側の採用ハードルがあまり下がらず、評価される学生とそうでない学生に二極化が進んでいるのだ。(p82)
根本的な対策としては、正社員と非正社員の格差是正、および世代間の格差是正を実施し、20代、30代に回すリソースを増やす以外にはない。(p110)
「朝まで生テレビ!」の格差特集では、いつも貧困側の代表が連合と社民・民主両党だが、これなどはもはやジョークとしかいいようがない。「格差がなくなってほしくない人たち」が貧困代表として顔をそろえているのだから。 (p187)
老若男女問わずお薦めな本。雇用問題をめぐる、こういう冷静な議論を頭に入れておくべき。キャリアパスをどうしたらいいか悩む学生なんかも、本書を読むと参考になるかも。
この本の続編。前作と内容が重複するところも少しあったが、読む価値あった。というか、こっちのほうが大分いいと思う。どちらか一冊だけなら、絶対こっちを読むべき。
主張は一言でいうと「銀行融資を引き出す小手先テクニックなんかなくって、要は、ちゃんと経営して優良企業になりましょう」という、まぁみもふたも無いことになる。が、そこがいい。結局、それが一番いいに決まってる。で、当然それってつまり、ちゃんと経営するためには、結局、経営者として日々、本を読むなり、いろいろなセミナーとか研修会にいくなり、経営やら簿記やら語学やらの勉強をするなり、努力しなくてはいけませんね、ということになると思う。
良い経営者になるのに、王道なし。ってところか。
読書とか速読は重要テーマなので、たまにはそういうことが書いてある本も読むようにしているんだが・・・本書から得たものは少なかった。本によって読み方を変えるべき、とか、速読は重要なところだけ読めばいいのだから要はいかに「どうでもいい部分を捨てるかが重要」とか書いてあったが・・・要するに、ある程度本を読む人にとっては、そういう当たり前なことしか書いていなかった。
ビジネスマンでぜんぜん本を読まない人もいるが、そういう人はとりあえず月一冊からでいいからとにかく読む習慣をつけよう、と書いてあったが、本書は、そういう人がターゲットに書かれているのかな。
お薦め本が60冊挙げられていてが、必ずしもそれらが全て良い本とも限らない、とも思った。僕はそれお薦めしないけどなー、という本も、60冊の中に入っていた。大体、どういう本を読むべきか、というのは、人によるし。同じ人でも、タイミングによってどういう本を薦めるべきかも違ってくるし。一概に「この60冊」と言われても・・・。しかも、著者が昔書いた本が、4冊も入っているし。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090520_2.htm
京都市・京都府から休校も要請されているが、京大の専門家が医学的・生物学的見地から対応を考えた結果、それほどのことではないと判断し、休校にしません、と。
この対応はしびれるわ。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090521_3.htm
貴重な知識をありがとう、京大。
京都市・京都府から休校も要請されているが、京大の専門家が医学的・生物学的見地から対応を考えた結果、それほどのことではないと判断し、休校にしません、と。
この対応はしびれるわ。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090521_3.htm
薬局やスーパーでディスポのマスクが手に入らなくても悲しむ必要はありません。昔風のガーゼ・マスク(手製でもOK)を一日の終わりに洗い、熱湯かアイロンをかけて消毒すれば何度でも使えます。
貴重な知識をありがとう、京大。
面白かった。知らないことだらけでの分野の本を読むのって、楽しい。鉄すごいよ鉄。目次。
第1章:「世の中の材料」を俯瞰し、「鉄」がどのような存在なのかを探る
第2章:幅広い性質を発現する「鉄」の特徴や可能性を探る
第3章:高強度の最先端をいく「線材」
第4章:高強度と高機能を実現する「棒鋼」
第5章:鉄の磁性を活かした「電磁鋼板」
第6章:錆に負けない鋼「ステンレス鋼」
第7章:「鉄に願いを」をテーマに、さまざまな分野で鉄に関わる8名の方々か
らのメッセージ
中学校くらいの社会の授業を思い出した。鉄鉱石とかを高炉で還元して銑鉄をつくる、とか。鉄は自然の状態では酸素を結びついていてサビているので、この酸素を取り除かなくてはいけない、とかいうお話。早い話、コークスとかを入れて炭素を酸素と結びつかせて二酸化炭素などをつくることで、酸素を取り除くらしい。
その他、いろいろと合金の話とか。鉄を主成分とした合金を鉄鋼と言うらしい。鉄鋼の中で一番有名なのは、ステンレス。ステンレスは、鉄のほかにクロムが入っているもの。ステンレスというと、磁石にくっつかないので鉄成分なさそうなイメージあるが、鉄も入ってるんだってさ。クロムの他に、ニッケルとかモリブデンとかが入ったりすると、ステンレスとしては高級なものになっていくらしい。
新日鉄のこのページにけっこう詳しくかいてある。本書を読まなくても、このページ読むだけでもけっこう面白いかも。
(追記)
今回僕が読んだのは、『カラー図解 鉄の未来が見える本』ではなくって、『カラー図解 鉄と鉄鋼がわかる本』でした。間違えました、すいません。『カラー図解 鉄の未来が見える本』の方もそのうち読んでみます・・・。
まいったね、こりゃ。読書中ずっと反省しっぱなしだったわ。超名著。不朽の名作とは、こういう本のためにある言葉だろう。アマゾンの商品説明を引用。
あらゆる自己啓発本の原点とも言うべき本書は、1937年に初版が発行されると瞬く間にベストセラーとなり、累計で1,500万部を売り上げた。 『How to Win Friends and Influence People』は初版の発売当時と同じように今日でも十分通用する内容となっているが、その理由は、著者のデール・カーネギーが決して変わり得ない人間の 本質を理解していたからに他ならない。著者の信ずるところによれば、経済的成功の15パーセントは専門的知識から生み出されるが、残りの85パーセントは 「考えを表現する能力、リーダーシップをとる能力、そして人々の熱意を引き出す能力」によるものとなる。人と接する際の基本的な原則を基に、自分が重要視 され、評価されていると相手に感じさせるようなスキルを教示する。また、操られていると相手に感じさせないようにしながらつき合う基本的な手法にも重点を 置いている。カーネギーは、誰かに自分が望むことをさせるには、状況を一度自分以外の視点に立って観察し、「他人の中に強い欲望を喚起させる」ことで可能 になると述べる。更に本書を通じて、相手に好かれる方法、自分の考え方に相手を引き込む方法、相手の感情を害することなく、あるいは恨みを買うことなくそ の人の考え方を変える方法を学ぶことができる。例えば、「他人にその考えが自分のものだと感じさせる」方法、そして「まず自分の失敗について語ってから他 人を批判する」方法などである。また、歴史上の人物、産業界のリーダー、そして市井の人々の逸話を交えながら、著者の論点が分かりやすく解説されている。アマゾンの商品説明が非常に秀逸なので、内容についてはこれ以上は書かないけど、「絶対読んだほうがいい」と誰に対してもお奨めできる本。学生でも、社会人でも。職種に関係なく。良書。いかに自分の人間が出来ていないか、ってことを痛感させられる。この本ほど、自分を人間的、人格的、器的に成長させてくれる本はないかもしれない。
いわゆる「自己啓発本」の中では、一番いい本なのではないだろうか。ちなみに、今まで僕が読んだことある「自己啓発本」は、
あと他にもいろいろ読んでるかもしれないが、とりあえず記憶に残っているのは、この3冊くらい。ここに挙げた本は全部良書だと思うが、個人的には『人を動かす』が一番気に入った。
これらの本に共通する教訓を一つだけ僕があげるとすれば、「原因は、自分にある」ということ。周りが悪い、環境が悪い、上司が悪い、部下が悪い、先生が悪い、家庭が悪い、住まいが悪い、政府が悪い・・・・悪い悪いと不平不満は人間みな持っているが、「原因は、自分にある」と考えることで、人生幸せにすごせるよ、とか、まぁそういうこと。そういう発想でいると、運も良くなって直感も冴えてくる。気がする。
著者たちは、元銀行員(地銀に勤めていた)らしい。けっこうためになったかな。アマゾンから引用。
取引先から商品を仕入れるとき、いろいろ交渉しますよね。 お金だって同じです。あなたが〈商売をする上で必要なお金〉を〈銀行という取引先〉から〈仕入れているだけ〉なのです。ただし銀行は、ほかの取引先よりもちょっと厄介。だけど、傾向がはっきりある。その傾向をつかんで交渉に立つだけで、今よりぐっと銀行との付き合いはラクになります。金融不況を生き抜くための「知恵」と「知識」を本書でぜひ、身につけてください!
世の中、知らないというだけで損をすることは多々あるわけだけど、銀行との付き合い方も例外ではない、といういことを本書を読んで改めて思った。例えば、金利も交渉次第で下がる、と書いてあったが、これ知らない経営者もけっこういそう。もちろん、交渉ということは力関係次第なわけで。それって要は、経営状態が良いかどうかだから、結局、ちゃんと経営して業績を出し続けましょうね、というごく単純なことになるんだが。
よく「銀行は晴れの日に傘をさしてくれて、雨の日は傘をとりあげる」と言われるが、それって当然。銀行だって慈善事業ではないのだから、儲かるかどうかで動くに決まってる(そうじゃないとしたら、その銀行は大問題)。当たり前。借りる側だって、儲けるために商売をしているわけだから、それと同じこと。
金利だけでなくって、たぶん、各種金融手数料もまけてもらうことが可能。もちろん、力関係、交渉次第で。それと、証券会社からアセットを買う場合は、その価格もまけてもらうこともたぶん可能。びっくりといえばびっくりだが、あたりまえと言えばあたりまえ。というのは、証券会社もブローカー商売なわけだから、マージンをいくらか抜いているわけで。で、どの商売でもマージンを低くして泣いたり泣かれたりということが日常茶飯事。証券会社も同じってこと。
市場があって、提示された価格はそこで決まった市場価格(均衡価格)で、それは一意に決まっているから、安くしてもらうことができるはずがない、という発想でいると、(良し悪しは別にして)絶対損をする。これって、市場の質が悪いということになるのかな、ってよく考えるんだけど・・・・。一概にそうとも思えないだな。
なぜなら、銀行と企業(特に中小企業)の場合、銀行のほうが立場が強いときは(多くのケースは銀行のほうが強い立場だと思うが)、銀行にとって有利な契約になる。じゃぁ、逆に企業のほうが立場が強くなったからといって、銀行が積極的に企業に有利な契約を提示するか、というとそれは疑わしい。だから、そんなときはしっかり交渉する必要がある。どちらかというと、適正価格に近づけるための交渉だと感じる。
市場の質が悪いとは、たとえばインドのタクシーの運転手が適正価格の6倍をふっかけてきた(実体験)、とか、そういうことならば該当すると思うが。。。難しいな。また時間あったら書いてみようかな。
帯がウケたので、本屋で衝動買い。が、買うほどの本ではなかったか。1分立ち読みするだけなら笑えたんだけど・・・。どんどんつまらなくなっていった。とりあえず、アマゾンより引用。
本書は、今まで世の中に存在した何千何万というビジネス書、自己啓発書の類の本では、おそらく一度も体系化されることのなかったスキルの解明を試みた、 まったく新しいコミュニケーションの教科書です。あらためて「ウケる」人の無数の会話を地道に整理していくと、誰でもマネすることができる有限のパターン の組み合わせに分解できることがわかってきました。現実の「ウケる人」たちは、財力や美貌といった得がたい才能ではなく、意欲と努力により上達可能なコ ミュニケーション能力をもって、豊富な人脈を築き、充実した人生を送っています。読者の方々も「ウケる人」の会話パターンを学ぶことによって、「笑い」を 武器に人間関係を切りひらくコミュニケーターへと成長し、ビジネスや恋愛がもっとスムーズに、もっとうまくいくようになるでしょう。人間の笑いのツボについて、パターン化して解説してる。実例(ウケるパターンの会話)も豊富。おもしろくない人がこういう本を読んで会話を練習してそう・・・とか想像したら残念な気持ちになりました。以上。
GW、沖縄。妻と二人で。高橋歩がつくった、Beach Rock Villageってところにいってきた。高橋歩ってのは、うちらがハネムーンで地球一周するきっかけになった本を書いた人。1年8ヶ月かけてハネムーンで世界一周をやった自由人。
その高橋歩が世界一周から帰国後、沖縄にいって「パラダイスみたいなとこをつくりたい」って思ったらしい。で、出来たのが、Beach Rock Village。だから、そこに行ってきた。ここをつくるまでの道のりも書籍化されていて、それがこれ。
ちなみに、言いだしっぺの高橋歩は、この構想が実現して、ある程度軌道に乗った昨年4月、ここの代表をやめて、子供二人連れて家族で世界二周目に旅立ったとさ、あぁ、自由人♪
特に、ここのプライベートビーチが良かったな。誰もいない沖縄のきれいな海と日の入りを夫婦で独占できたのであった。ちょっとまだ寒かったけど。
ちなみに、超自由なノリ人間、高橋歩のHPは以下。
http://www.ayumu.ch/index.html
その高橋歩が世界一周から帰国後、沖縄にいって「パラダイスみたいなとこをつくりたい」って思ったらしい。で、出来たのが、Beach Rock Village。だから、そこに行ってきた。ここをつくるまでの道のりも書籍化されていて、それがこれ。
ちなみに、言いだしっぺの高橋歩は、この構想が実現して、ある程度軌道に乗った昨年4月、ここの代表をやめて、子供二人連れて家族で世界二周目に旅立ったとさ、あぁ、自由人♪
特に、ここのプライベートビーチが良かったな。誰もいない沖縄のきれいな海と日の入りを夫婦で独占できたのであった。ちょっとまだ寒かったけど。
ちなみに、超自由なノリ人間、高橋歩のHPは以下。
http://www.ayumu.ch/index.html
これもいい本。こういう本もあるから、たまには新刊のビジネスコーナーもいかないと。アマゾンの目次は以下。
第1章 部下は今どこにいるのか?(職務遂行能力より精神的成熟度を見る冒頭で人を5段階に分けているんだが、こういうの見ると反省するわ。自分はどこに分類されるんだろう、とか思ってしまって。
「依存者」とは、問題は自分以外にあると考える人たち ほか)
第2章 ぐちゃぐちゃになった信頼関係を取りもどすには(上司の言い分、部下の言い分
上司と部下の笑えないコミュニケーションの現状 ほか)
第3章 依存体質からどうやって部下を抜け出させるか(「依存者」から「主体者」に変わるための「10のあり方」
ゴールを設定する―「考える」より先に「決める」 ほか)
第4章 チームワークがなければ勝利もない―チームワーク志向のビジネスリーダーに求められる資質(「勝つ」か「負ける」かの二分化思考を手放し、ともに勝つ
チームワーク意識の浸透―信頼関係を築き、ベクトルをそろえる ほか)
ステージ1は依存する人。この人たちの口癖は、「周りが悪い、環境が悪い、上司が悪い、だから俺はやる気がでないし結果が出せない」。自分の人生は自分で切り開くという発想がない人たち。20代のほとんどは、レベル1(依存する人)だと思う。
ステージ2は、ある程度仕事を覚えた人。自分の出した成果は、自分一人で出したと勘違いしている人。
ステージ3は、分岐に立つ人。ステージ2のままでいいのかと思っている人たち。あせっている人たち。
ステージ4は、主体者(リーダー)。変化は自然に起こるものではなく、自分で起こすものだと分かっている人たち。
ステージ5は、協働者。人生のバランスがとれており、楽しんでいる人たち。1+1を3とかに出来る人たち。
ステージ1のままで社会人を終える人もいれば、若くしてステージ5にいる人もいる。世の中不思議ね。
名著。お札の顔になる人はすごいよ。
1899年初版。しかも、英語で出版。タイトルは"Bushido-The Soul of Japan"だったらしい。もう、この時点ですごすぎる。100年以上も前に、これだけ高度なことを、英語で、世界を相手に主張しているわけで。
内容は、アマゾンから引用すると、
当時の日本は、まさに文明開化の真っ只中であった。怒涛の如く押し寄せる西洋の新しい価値観によって、社会全体がことごとく西洋化していった。その変わり ゆく姿を見て、新渡戸稲造は「日本人とはなにか」を問い直そうと考え始めた。そして彼は失われゆく日本の伝統精神を振り返ったとき、「武士道」こそが、日 本人の精神的支柱であり、それを世界に広く紹介することが日本のためになると考えた。ということで。ほんと、すごいの一言。武士道って、成文化されておらず、「これ」といわれる書物がなかったらしい。(『聖書』みたいに。)それを、封建制が崩壊した時代に、新渡戸稲造が成文化した。という価値がまず大きい。しかも、その内容もすごいなー。としかいいようがない。
なんか、すごいすごい書きまくって小学生の文章みたいだけど、他に形容詞が見つからない。ボキャ貧ですいませんね。僕みたいな若造なんかが読書感想書くのもおこがましい気がしてきた。
いまだにムーバでも何不自由なく暮らしていたが、先々週の二次会で実害被りました。
定番の携帯ゲーム。俺のムーバだけ圏外。ムーバは俺だけ。俺だけ圏外。
いつの間にか販売再開しているブラックベリーに今週末変えてやる。さよなら、SH506i。
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/pro/blackberrybold/index.html
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著者は、マイクロソフトの元社長。らしい。何気なく手にとって読んでみたら、読書スタイルが僕と似ていた。複数の本を同時並行で読む、ってスタイルね。しかも、なるべく幅広い分野にまたがって読む、ってスタイル。僕はせいぜい4~5冊ですが、著者は同時並行で10冊読むらしい。
けっこう毒舌。本を読まない人はサル、付き合う必要ない、って。一分話せばその人のことが分かる、どんな本読んでるかで、って。ゴルフの話題はできても、パレスチナ問題の話題が出来ないでしょ、って。庶民を脱出したかったら、たくさん本を読めって。留学とか海外旅行で見識広めた気になってる人多いけど、ロバは旅行からかえってもロバのまま、馬にはなりません、とか。・・・ということで、毒舌なんだけど、著者の読書スタイルは参考になる点があるんじゃないか。
要は本をたくさん読みましょう。なるべくいい本を読みましょう。なるべく購入して読みましょう。ちなみに、この本は、5分で立ち読みました。
いままで読んだ経営学の本の中では、一番面白かった。ポーターよりも、クリステンセンよりも。本書の内容は、アマゾンから引用すると、
血みどろの戦いが繰り広げられる既存の市場〈レッド・オーシャン(赤い海)〉を抜け出し、競争自体を無意味なものにする未開拓の市場〈ブルー・オーシャン (青い海)〉を創造すること――これこそが、熾烈な競争環境を生きる企業が繁栄しつづけるための唯一の方法である、と本書は説く。本書でたびたび登場するブルー・オーシャンの例を一つあげると、サーカス業界におけるシルク・ド・ソレイユ。動物を使った子供への見世物、という既存の枠を壊して、大人の娯楽を提供する、という概念で勝負し、ブルー・オーシャンを創造しましたよ、と。要は、発想の転換ってことですね。僕が思いつく例は、黒い綿棒、3万円の高級傘、北海道の旭川動物園とか。
第二章の分析のためのツールとフレームワーク、ってところで紹介されている「戦略キャンバス」「4つのアクション」「アクション・マトリクス」は、使い勝手が良さそう。
というわけで、良書です。ですが、一点だけ気になった。それは、巻末資料C。なんか、ミクロ経済学っぽい図が出ていて、本書の主張をミクロ経済学的に分析しているんだが・・・。分析がいい加減すぎて、イマイチなに言ってるか分からん。
ブルー・オーシャン戦略の柱は、価格を設定して生産量を抑えることではなく、手ごろな価格設定によって書い手にとっての価値を高め、それをテコに総需要を新たな水準に引き上げることである。(p284)
とか言っているのだが・・・もうちょっと緻密な説明をしてほしい。
かなり勉強になったかな。内容は、アマゾンの内容紹介が充実してるんで、それを引用すれば十分。
本書は「日本初(そしておそらく世界初)の中間管理職の入門書」です。
マネジメントやリーダーシップには多くの良書がありますが、
中間管理職に向けた書籍は今までほとんどありませんでした。
それは、欧米のマネジメント理論は、組織を「経営者vs従業員」の構図で捉える中で発達してきたものだからです。
しかし、多くの日本の組織はそうした構図では語りきれません。
中間管理職は日本企業独自の「強み」です。
ですから欧米発のマネジメント理論では説明しきれない役割があり、独自のスキルが必要
になるのです。 今までそれは仕事の中から学ぶものでしたが、ここにはじめて1冊の入門書としてまとまりました。
中間管理職の中でも「課長の仕事」は、他の中間管理職の仕事よりも難しく、かつ重要です。
課長は組織の「情報」と「人」を活性化するキーとなるポジションだからです。
「課長の仕事」は、課長になってからできるようになればいいものではありません。
「課長の仕事」を引き受けることができる人材であることが証明できなければ、課長に昇進することはできないのです。
現在、課長として活躍されている方、課長に任命されたばかりの方、そして、
いつか課長になりたいと考えている方に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
・・・とのことだが、課長以上の管理職(経営者含む)も読む価値あるね。トップダウンでもなく、ボトルアップでもなく、ミドルアップダウンが日本の誇るべき経営形態だ、と。なるほど。
それにしても、こういう本を書くのって、日本の経営学者の仕事だと思うんだけど。著者は別に経営学者でもなんでもないし。本書では、きめ細かいデータを持ってきて実証しているわけでも、精密な理論展開をしているわけでもない。直感的な議論が多い。でも、著者は学者ではないから許される。そういうことも含めてちゃんと研究した成果を、本書みたいな形で発表するのが、日本の経営学者の仕事ではなかろうか。
普通は、マネージャーである課長を経験してから、リーダーである経営者になるんだよなー。(マネージャーは下を管理することが重要で、リーダーは未来を読むことが重要。前を見るか、後ろを見ているかの違いがある。)
僕のような法律オンチにはありがたい本。法律知識も、ビジネスパーソンとして成功するには必須かなって感じたんで、読んでみた。
まず憲法。「個人の権利の尊重」がもっとも大切だよ、とかって話から始まって。それを守るために、お上を制限しているのが憲法です、とか。精神的自由と経済的自由によって、二重基準で憲法を適用するよ、とか。
次、刑法。刑法の中でも「総論」は極めて精緻な理論体系なんだって。数学使わずに、文章だけで完璧な論理を構築できるなんて、信じがたいが・・・。「要件」と「効果」。「人を殺す」という要件があれば、「~という懲役の処する」という効果が発生する、とか。犯罪が成立するには、「実行行為」「結果」「因果関係」が必要。裁く法律がなければ裁けないっていう「罪刑法定主義」。「構成要件」「違法性」「責任」。
民法。私法の一般法。口約束だけでも契約は成立する、とか。
商法。民法の特別法。会社法とか有価証券法とかも商法の範疇。「株主総会」「取締役会、代表取締役」「監査役」。「名板貸し」するといろいろめんどくさいって話。
刑事訴訟法。真実発見を目的としていない。無罪推定の原則に、物的証拠から独自の仮説を立てる検察のストーリーを鵜呑みにしてはいけない。事実をどう認定するかが重要。結果としてクロと判明すればいい、という発想では、捜査機関は違法行為やり放題になるので、違法行為によって得た証拠は無効。被疑者を起訴できるのは検察だけという国家基礎独占主義。さらに、基礎便宜主義。これは、犯罪事実が明らかであっても、起訴するかどうかは検察が決められるってこと。刑事訴訟の場合、控訴や上告しても、上に行くほどひっくり返すのは難しい。第一審が勝負。
民事訴訟法。意外な感じがするが、民事訴訟法って、お上と国民の間を規律した法律。処分権主義。訴訟を提起するかどうかは、あなたが決めることが出来る。訴えの内容も、あなたが決めることが出来る。訴訟の終了(取り下げ)も、あなたが決めることが出来る。お上は必要以上のしゃしゃりでない。その心は、人権の尊重。争いのある事実は、当事者が主張し立証したもの意外は、判決の基礎としてはいけません、という弁論主義。民事訴訟法も、やはり真実発見が目的ではない。裁判所は、原告と被告の間で、争いのある点について主張してもらって、その部分だけについて判断するてこと。
『伊藤真の憲法入門―講義再現版』もいい本だけど、本書はこれ一冊で六法全部カバーしてるんで。
1880年に出版された本。いま読んでも勉強になるって感じるんだから、すごい本。読もう読もうと思いつつ今まで読めなかったが、現代語訳が出たお陰で読みやすくなった。
有名な「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」が冒頭文。そうは言っても実際には、貧富の差や地位の差など、雲泥の差があるが、その原因は、学問をするかどうかである、だって。なるほど。
さて、学問とは、学んで終わりではなく、社会で役立たせないと意味がないのだ、ということで、慶応の「実学重視の精神」につながる。
とにかく印象の残る言葉が多い本だった。福沢諭吉って、けっこうストレートに言うのね。文章に惹かれたよ。いくつか、メモ。
文明を行うのは、民間の人民であり、それを保護するのが政府である。慶応の人だからとか関係なく、いい本だと思う。100年以上の時間の淘汰に耐えた本って、やっぱりすごいよ。
(p72)
人たるもの、他人の権理を妨げない限りは、自由自在に自分の身体を使っていい道理になる。
(p106)
動物、魚、虫、自分で食をとらないものはない。食料を得て一時の満足を得るだけでなく、蟻に至っては、はるかに未来のことを考え、穴を掘って住処を作り、冬の日に備えて食料を蓄えるではないか。なのに、世の中には、この蟻レベルで満足している人もいる。
(p119)
いまより数十年後、後の文明の世では、いまわれわれは古人を尊敬するように、そのときの人たちがわれわれの恩恵を感謝するようになっていなくてはならない。
(p125)
およそ世の中で、簡単に手に入るものにはそれほど価値はない。物の価値というのは、手に入れるのが難しいことによるのだから。
(p129)
学問で重要なのは、それを実際に生かすことである。実際に生かせない学問は、学問でないのに等しい。
(p152)
経済学の本を読みながら自分の家計もどうにかできない。口では修身を論じていながら自分の身を修めることも知らない。その言っていることとやっていることを比較すると、まさしく別人のようで、一定の見識があるとは思えない。
(p155)
怨望は諸悪の根源のようなもので、どんな人間の悪事もここから生まれてくる。
(p166)
信じることには偽りが多く、疑うことには真理が多い。
(p190)
ある人がこの洋服を作ったので、私もこれを作る、と言う。隣が二階建てにしたので、うちは三階建てにする、と言う。(中略)その笑うべき極致としては、他人の持ち物を誤認してそれに振り回されることすらある。(中略)このような例では、自分の本心を支配しているのは、自分の持ち物ではなく、また他人の持ち物でもなく、つまりは煙のごとき夢中の妄想であって、自身の生計がこの妄想に左右されているということになる。独立した精神からは多少の距離がある。どれくらいあるかは各自よくお考えください。
(p207)
人間のくせに、人間を毛嫌いするのはよろしくない。
(p230)
世界一周旅行をして、格差が激しい国を見た。その格差は、肌の色と強く相関しているようだった。生まれた時点で格差が確定しているのは、どう考えてもよくないでしょう?それに比べて、日本はなんて公平なんだろう、と、その時は思っていた。だって、本人が努力さえすれば、誰でも一流大学に入って一流企業に就職して高所得になれるわけだから。
ところが、日本の格差も、実は生まれがかなり関係しているらしい。そんなことを最近知った。僕は、幸いにして大学まで当然のように進学した・・・どころか大学院修士までやらせてもらったし、留学したければそれも叶っただろうし、資格を目指したければそれも叶っただろう。僕の周りも、似たような境遇、もしくは僕以上に金持ちが多かった。
でも、世の中金持ちばっかりではないわけで。子供が生まれた時点で、その子が大学に行くことをハナから考えていない親もいる。そういう家庭に生まれた子供は、かりにけっこう勉強が出来ても大学にはいけない確率が高い。
あぁ、不公平。
ところが、日本の格差も、実は生まれがかなり関係しているらしい。そんなことを最近知った。僕は、幸いにして大学まで当然のように進学した・・・どころか大学院修士までやらせてもらったし、留学したければそれも叶っただろうし、資格を目指したければそれも叶っただろう。僕の周りも、似たような境遇、もしくは僕以上に金持ちが多かった。
でも、世の中金持ちばっかりではないわけで。子供が生まれた時点で、その子が大学に行くことをハナから考えていない親もいる。そういう家庭に生まれた子供は、かりにけっこう勉強が出来ても大学にはいけない確率が高い。
あぁ、不公平。
明日から今週いっぱい、東京いきます。割とスケジュール詰まっているんですが、もし時間ができたら。
超有名本。有名すぎて既に著者の主張を知っていたので、読まなくても良かったかも。Life is beautifulさんのこのエントリーでも読めば、だいたい本書の主張は分かる。
本書の主張はこんな感じ。(アマゾンのページからの引用)
顧客の意見に熱心に耳を傾け、新技術への投資を積極的に行い、常に高品質の製品やサービスを提供している業界トップの優良企業。ところが、その優れた経営のために失敗を招き、トップの地位を失ってしまう
正直、このジレンマを経験できるレベルの企業はそう多くは無い。
さて、いくつかメモ。
組織にできることとできないことは、資源、プロセス、価値基準の三つの要因によって決まる。
(p220)
カリフォルニア州サンフランシスコのウィンダミア・アソシエーツは、「購買階層」という製品進化モデルを作成した。このモデルは、機能、信頼性、利便性、価格の四段階を一般的なサイクルとしている。
(p254)
ハーバードビジネススクールは、学問的厳密性と、実践的応用性の両方を重視しているらしいが、本書はその鑑なんだとか。
けっこういい本かな。もともと榊原さんのこと好きだし。ついつい読んでしまった。
で、目次。
第1章 疑うことの大切さ―考える力をつけるスピード思考術(「何も知らない」ことを知ろう目次から分かる通り、経済の専門書ではない(著者は経済の専門家だが)。むしろ一般向けビジネス書。脳を使う人は、体も動かしたほうがいい、という下りがあった、アタマいい人ってけっこうよくこういうこと言うよね。榊原さんも、週4でジム行くらしい。僕はというと・・・最近はランニングもさぼっております。寒いんだもん。
わからないことは聞いてみる ほか)
第2章 知識が感性を磨く―考える力をつけるスピード習慣術(スピードある君子は豹変する
論理に感情をまじえてはいけません ほか)
第3章 脳を活かす暗記と復習―考える力をつけるスピード訓練術(年齢に関係なくいつでも暗記しよう
暗記と復習で脳を活性化しよう ほか)
第4章 頭をやわらかくする方法―考える力をつけるスピード行動術(ディベートを楽しもう
頭の固い人は避けてしまってもいい ほか)
あとは、テレビ見る時間は無駄、とか、異なる意見をぶつけあうことで新しいことが生まれる、とか、専門用語をつかって物知りぶっている専門家も実はよくわかっていなかったりするんだよ、とか。まぁ、そんな話。