情報技術(IT)の最近のブログ記事

 

これもいい本でした。著者みたいなエネルギッシュで新しい情報に敏感なおじさまが経営している会社で働けている人は幸せだろうなと思った。けっこう雷を落とすタイプみたいだけど。雷が落ちないほうがおかしいんだよね。

中身は、いかにいろいろな情報サービスを駆使して生産性を高めるか、という著者のアイディアの紹介。参考になる。

著者は、すべての仕事にデッドライン(納期、締め切り)を設定するというやり方を徹底的にやってきた人なのだけれど(『「残業ゼロ」の仕事力』参照。)、これまでアナログでやっていた方法を、いかにデジタルに移行するかに苦心している様子。この本の最初の方ではgmailをつかったやり方、途中からevernoteの活用術になる。どっちも、参考になった。

多くの人が評価する、GメールやGoogleカレンダー、Googleドキュメント、Dropbox、Evernoteといったものは、基本的にすべて無料である。この時代に生きているなら、このぐらいのサービスは使ってみる「べき」だと思う。(p31)

I totally agree.

 
それでも、日本の会社はまだアタマが固い。いまだに「クラウドはよくわからない」だの「当社はIT系の会社ではないから、あまり関係がない」などとモタモタしている寝ぼけた会社が多いのだ。今後、こんなセンスのない会社が生き残っていけるとはとういてい思えない。(p201)

I totally agree. むしろ、IT系じゃない会社こそ、ITを使ったスマートな仕事の仕方を追求すべきだと思う。それを推進することには、ものすごい価値があると思う。
2012年気持よく行くために。基本的にデジタル、というかクラウド。

1)あらゆるメモはevernoteで一元管理

すべてをevernoteに突っ込む。(ただし、to do以外。)

入力側の工夫も必要。

twitterはツイエバ。
はてブはhatebte。
ウェブクリップは、chromeのエクステンションが気持ちいい。
メモは、fasteverってiphoneアプリ。
手書きメモは、A6ノートを、fastever snapってiphoneアプリでスナップショット。
写真とか、気になる資料なんかも、ぜんぶスナップしちゃう。

スキャンデータをどうやって賢く取り込むかは要検討。ここは人の手がどうしてもいる。。

で、情報の整理も必要。

000 INBOXってノートブックを作って、ぜんぶとりあえずここに入れる。
どうしても暗記しとくべきことは999 BRAIN。・・・という具合に、数字を頭につけて、名称を書くと、順番がすっきりする。

ノートブックのネーミングは、要改善。

2)to do
google tasks使う。iphoneのgtasksというアプリがイイ。

3)スケジュール
google calender。

iphoneアプリは、最近使い始めたcalengooがイイ。一度買うと、iphoneとipadの両方で使えるのも経済的。さいすけはiphoneとipadのアプリを別々に買わないといけないし、気がついたら、使わなくなった。

calengooでは、共同カレンダーを大量に表示するのをやめたら、すっきりした。共同作業者の予定は、PCで見れば十分。

さいすけと違って外人が作ったアプリなので、日本の祝日の表示がデフォルトでされないけど、「日本の祝日」ってカレンダーをgoogleカレンダーで入れておけばおk。

4)エクセルとかワードとか
dropbox。

5)アナログとの戦い
野口悠紀雄式が続いている。「やってくる紙の資料を適当にたばねる→A4の茶封筒につっこむ→日付とタグを茶封筒にメモする→時系列で本棚に立てて置いていく」というだけなのだけれど、すごい便利。まぁ、ストレスが減る。


※)その他気になっていること
・音楽、写真、動画の妻との共有方法。
・音楽、写真、動画のバックアップ。time capsuleを買ってバックアップすれば問題解決か?


(参考)


だいぶ生産性を高める工夫ができてきた気がする。

まだ全然慣れていないけど、劇的に生産性があがることをよかーん。わくわく。メモ。

1.To do管理はGoogle Tasks

ちょっと前までは『情報は1冊のノートにまとめなさい』を見習って、メモもTodoもすべて一冊のA6ノートにまとめてた。手書きにて、原始的にね。で、ここ一ヵ月半くらいはEvernoteで「すぐやる」「今やってる」「いつかやる」「やった」って4つのノートブックつくってがんばってみてたんだけど、なんかいまいちでして。なんでもEvernoteにつっこもうとするのが間違いのもとだったっぽい。Evernoteはメモだけにして、Todo管理はGoogle Tasksを使うことに方針転換したら、なんかうまくいきそう。

ipadでtasksにアクセスしようとするとうまくいかないときの問題は以下を見たら回避できた。


In my opinion the better view of tasks is to use the canvas feature. https://mail.google.com/tasks/a/your-domain/canvas

great answer, i was able to successfully access to google tasks!これのショートカットをipad HOME画面においた。

それにしても、iphoneからは普通にアクセスできたのに、なんでipadからはうまくいかないんでしょうかね。

2.メモはEvernoteかNoteshelf

まずはEvernote。

とりあえずすべての情報をつっこむinboxってノートブックを作成。あとは、academic,business,money,lifeって4つのノートブック作成。学び、稼ぎ、増やし、ハッピーになるのが人生なので、この区分は今のところうまく機能していてMECEと言えそう。それと、brainノートブックってところに、わすれたくないことをすべてつっこむ。アカウントとパスワードとか、シャツつくるときの丈の情報とか、燃えないゴミの日とか、ぜんぶつっこむ。

noteshelfは、孫正義さんが絶賛していたのでつかってみたけど、たしかにイイ!ipadで手書きでサクサク書けて気持ちいい。すぐメールもできるし、Evernoteにも流し込める。

3.カレンダー

iphoneはさいすけ使っているので、ipadでもさいすけ買おうかと思ったけど、やめた。地味に高い。ipad標準カレンダーでも、googleアカウントでつくった複数カレンダー同期できることがわかったし。

以下を参照。



4.メール

ぜんぶGoogle appsのgmailで処理。大学のメールアドレスも、仕事のメールアドレスも、もともと使っていたgmailアドレスも、すべて一括管理。


5.今後の課題

連絡先をどうしよう。PC, iphone, ipadのどこからでも同じのを見たいわけですが・・・。google連絡先をsyncするのがいいのか。でもgoogle連絡先つかったことないし。


Google appsですべてを考えることになりそう。情報はあちら側において、操作はすべてGoogle chromeを通じてやる、と。複雑な編集はできないにしても、閲覧くらいならipad, iphoneでいつでもどこからでもできる、と。

というわけで、着々と思い通りに事が進んでいる。
 

 評判通り面白い本。

一言で著者のイイタイコトをまとめると、これなのかな。

今日のフリーについてアンダーソンの考えを整理すると、核となるのは次だろう。「競争市場では価格は限界費用まで落ちる」。そして、「テクノロジー(情報処理能力、記憶容量、通信帯域幅)の限界費用は年々ゼロに近づいている(322ページ)」。それに加えて、アイデアからつくられるデジタル商材の開発コストも過激なまでに下がっている。そのため、「低い限界費用で複製、伝達できる情報は無料になりたがり、限界費用の高い情報は高価になりたがる(130ページ)」(p343,日本語版解説より)

あと覚えておきたいのは、著者がフリーを四つに分類していること。

  1. 直接的内部相互補助:抱き合わせ販売ってことね。これ買ってくれたらこれは無料にしますよ、とか。
  2. 三者間市場:広告ね。
  3. フリーミアム:この本ではじめて定義される言葉。evernoteの多くは無料ユーザーで、一部の有料ユーザーからお金を徴収することで、無料ユーザーが無料サービスを使えていますね、という話。有料と無料ユーザーの比率とか分析にしがいがありそう。
  4. 非貨幣市場:無償の労働。リナックスとかウィキペディアとか。

読んで損はない、というか、僕の知る限り気がきいてる人はみんなこれ読んでる。あ、あと著者のアンダーソンさんは、むかしベストセラーになった『ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』の著者としても有名。これも、気がきいてる人はみんな読んでいたようだ。しかしわれいまだ読んでおらず。。。

ネット関連本だと、むかし読んだこれも面白かった。これも僕の知る限り気がきいてる人はみんな読んでた。むかしブログで書いてたんだけど、リンクが見当たらない・・・というか昔の記事が消えてる。MTのバージョン更新するときになんか失敗したのかな・・・







高い能力は、良い習慣によって形成される・・・と何かで読んだ気がするのだけど、何だったのか思い出せない。ここ数年いろいろと取り入れてみて、これはよかったと思っている習慣をいくつか。

1)家計簿でなく、BS(Balance Sheet、貸借対照表)で自分の資産を管理する。l

『家計3表生活防衛術』

この本の影響。とっても素晴らしい本だと思う。家計簿だと、ある一定期間のキャッシュ・フローの動きしか把握できない。住宅ローン組むときとか、新車を買うときとか、子供の教育とか、何をするにも、BSで物事を考えるべきだと思う。

ってか、義務教育に入れるべきじゃね?とかすら思う。

2)紙のファイル管理は野口悠紀雄式

『「超」整理法―情報検索と発想の新システム』

この本の影響。いやほんと野口悠紀雄式いいわ。時系列でボンボン棚に収納していくってだけなんだけど。MECEに整理しようとすること自体、紙のファイル管理の場合は、コストの高いアプローチってことっすかね。

3)メモはA6ノートに書きなぐる

『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 』

この本の影響。時系列でドンドン書き殴るってだけなんですが、けっこういい。A6ノートってポケットに入るし、いつでも持ち歩けるし、けっこういいです。この方法を取り入れて、僕の大脳の機能がだいぶ衰えた気がします。使わないと衰退するんですね。

evernoteとの共存方法については研究中です・・・

4)スケジュール管理はiphoneのさいすけ

さいすけ有料版。google calenderとストレスなく同期できるのでいいです。手放せません。

5)電子ファイルは、dropbox

有料版にしようかどうか迷い中。



以上、そんなところ。
 

妻が買ってきた。これ読んだたらって。で、 意外といい本だった。

ツイッターがいかに面白いかというお話から、Google Appsみたいなクラウドサービスがいかにすごくて便利かみたいなお話へ。iphone, google, twitter、クラウドとかに関する分かりやすい説明本と言えるか。

僕くらいの世代だと情報感度高いから、みんなけっこう当然のようにiphoneもってtwitterしてクラウドサービス使っているのだけど、こういうのは社会的にえらいおじさんたちがガンガン使い倒してくれないと、経済成長はしないんじゃないかな。

企業の役員とか高級官僚とか政治家とかがガンガンこういうのを使いこなすようになったら、ずいぶん日本経済の生産性あがるような気がするんだけど、どうでしょう。

いろいろな情報技術を駆使して業務が改善されたり、新しい発見があったりというのはすごく楽しいので、本書を読んで著者の成功事例を読んでて楽しい気分になった。というか、著者の会社が本当に楽しそうで、正直ここで働いてみたいとさえ思った。
https://twitter.com/daniel0224


今更ながらアカウントつくってみた。

(追記@2009.8.24)

http://twitter.com/danielss

アカウントを上記に変更。


今日発見した、有用そうなwebservice。

http://www.seotools.jp/ (SEO診断)

http://shares.ne.jp/  (上場企業の財務・決算分析を見える化)

http://www.ullet.com/index.html (企業価値検索サービス)


メール機能は圧倒的にすごい。どうでもいい機能がついていないのもいい(i-modeとかワンセグとか)。買い換えて良かったかな、と率直に。

ただ、不満な点もけっこうある。いくつか。

  • 日本人相手の商売で、英語が普通に出てくる事があるのはおかしい。誰もが英語出来るって思っているわけ?売る気ないでしょ?
  • ドコモなのにi-modeつかえないのは、やはりおかしい。僕はi-mode自体は使わないが、アドレスが変わるのはめんどくさかった。普及させる気ないでしょ?
  • たまにフリーズする。これは普通のユーザーには耐えられない。
  • 電池の持ちが悪い。電池の機嫌を見ながら携帯をつかうなんて、携帯じゃないよね。
  • iPod代わりになるが、本家にはやはり及ばない。複数アプリを同時に使うと電池も減るしフリーズも怖いし、あまりiPod代わりとして、ガンガン使いたくはない。Podcastは、未聴と既聴の区別がわからなくなる。結局、iPodはiPodで使っている。
  • アプリがぜんぜん無い(いまのところ)。もっと日本で普及してくれないと、日本語のアプリも出てこないだろうし、その点が心配。
  • ドコモショップでのサポートが悪い。レア機種なので、スタッフさんにブラックベリーの知識がなく、困る。また、ムーバからの機種変更だと、アドレスデータ移行をドコモショップでは出来ない。ムーバユーザーなんか知らん、と。結局自分の家で一回PCを経由して移行したが、そのための追加費用がかかった(3000円くらい)。
いろいろと書いたが、なんだかんだでBlackberryを売ってくれているドコモに感謝。よくiPhoneとの比較で語られるけど、あっちはもっていないんで、なんともいえないっすね。
メール使えるようになりました。

思いつくまま短くメモ。

良い点

1)メール機能すごい。Gmailがタイムリーに配信される。(自分から確認しにいかなくとも。)
2)入力デバイスもすごい。慣れが必要だが、トラックホール&QWERTYキーは、入力スピードをかなり早めてくれそう。
3)使い勝手が良いアプリがいろいろある。今後の開発にも期待できそうだし。
4)ドコモなので、電波とか音質はそのクオリティを使える。
5)見た目かっこいい。
6)itunesと同期できる。つまり、ipod代わりにもなる。
7)無線LANにつながる。

悪い点

1)i-mode使えない。
2)i-modeメールも使えない。
3)絵文字つかえない。
4)ワンセグもない。
5)お財布ケータイもない。
6)内臓メモリが1Gというのは、ちょっと・・・。microSDHCメモリーカード を追加しても最大16GBというのは、どうだろう。実際には16Gなんて見つからないし。8G買ったし。
7)赤外線通信できない。


即興で書いたが、こんな感じ。また詳細そのうち書きます。
BlackBerry Boldに機種変更しました。

いろいろ書いておきたいことがあるんですが、とりあえず、メアド変更に手間取っております。しばらく携帯アドレスは、つながりません・・・。GW中にはなんとかしたく。

なんか、当初設定したアドレスが長すぎるらしく、メアド変更しましたメールを送信しまくっていたところ、「返信できねぇ」と苦情がきました。BlackBerry Boldがアホなのか、他の携帯がアホなのか。

こんだけハイスペックなもの提供しておいて、なんか抜けているというか。

1週間くらい使ってなじむまでは、けっこう大変そう。でもその後はかなり快適なモバイル生活になりそう。


はてなの近藤淳也社長の本。2006年出版の本。こういう本はタイムリーに読まないといかんなぁ。2年以上経ってるけど、読む価値あったかも。おもしろかった。

世間的には「ITベンチャー急成長企業」ということだが、近藤社長は、はてなはものづくりをやる会社だって言ってる。まぁそうだよね。グーグルを意識しているって。まぁそうだよね。

タイトルの「へんな会社」というのは、以下のようなことを言っている。

  • 立って会議をする→長引かせない
  • 仕事の進行管理は、紙でやる→こっちのほうがうまく行くらしい
  • 席は固定しない→毎日違う人をコミュニケーションする機会をつくる
  • 会議をpodcastで公開する→ユーザーとなるべく情報を共有
  • 履歴書ではなく、その人のブログをみて採用→履歴書は一日で書けるが、ブログは数ヶ月数年分あり、その人のことがよく分かる
  • 早寝早起きを推奨→残業してる社員が偉い、という風潮をつくらない
  • 自転車通勤→健康にもよいし、飲み会もやりやすい
  • 開発合宿→電話などによる中断もなく集中できる
  • ペアプログラミング→二人一組でプログラムを書くことで、さぼらせない上に相乗効果も期待
おもしろい人。日本にシリコンバレーみたいなとこをつくるなら、それは京都しかないでしょ、とも言っている。(近藤さんは、京都出身。)

京都って、ほんと不思議な魅力がある場所だよね。日本人のこころのふるさとというか。僕は東京で生まれ育ったけど、京都のほうが遙かに好き。東京ですきなのは、神楽坂とか麹町とか、あのへんくらいかな。

いろんな経営者の本をこれからも読んでみます。
しました。一時間強かかったが、うまく動作しているようです。

なんか、うまく行き過ぎてこわいくらいです。経緯をメモ。

1)既存フォルダは、mt, mt2の二つだった。前者がブログ本体のフォルダ、後者はアドミン用フォルダ、という二重構造になっていた。

2)解消するために、mt, mt2の両方をいったん削除。バックアップはとっておく。

3)mt4.21を、mtフォルダを新規作成というかたちでつくって、そこにインストール。

これだけで不思議とすべての作業が完了した。バックアップを元に戻していないのに、なぜかすべて復元されている。なぜ?why?うまくいってるから、いいや♪きっとmt4.21は賢いんだ。ということにして、はい終了。


cf)

Movable Type 4.0へアップグレード

知らないテクニックがけっこうあった。参考になります。

Googleでよく私が使う検索テクニックまとめ

「欲しい情報が見つからないのは、ググり方が下手なだけ」とはよく言ったものですが。まだまだ僕も下手です。

ニートの19歳女の子を札幌『紀伊国屋』に連れてったら感動して泣かれた話

逆に本屋と言うのは、ほぼ全ての本が平等であり、どれを買うかは本人が調べ、考え、選び、そして購入に至ります。
本屋さんだって,「ポップ(『オススメ』・『ベストセラー○位』・『泣けます』とかってタグのこと)の有無」とか「陳列されている場所」などが違うので,すべての本が平等ではありえない.しかし,Amazonとなると不平等度がさらに高くなる.つまり「レビュー」や「この商品を買った人はこんな商品も買っています」とかの存在によって,プッシュされる本とそうでない本の格差が広がる.だから,平等である,とまでは言えないが,確かに本屋のほうが不平等度は低い.

だからこそ,AmazonやGoogleで本を探すのに比べて本屋さんの方が,「宝探し」のような感覚が強い.本屋さんにたまにいくと感じるワクワク感は,Amazonでは味わえない.シーンとした店内で立ち読みする快楽ってのがAmazonでは味わえないから.本屋だと誰に勧められるわけでもないのに,ふと手にとってパラパラめくった本が,いい本であったりするから.

AmazonやGoogleの存在によって,自分の読む本の範囲が狭まった気がする.「経済学,統計学,ファイナンス,経営学,データ解析,ロジカルシンキング関連で何かいい本ないかな?」というスタート地点からAmazonやGoogleで探すことが出来るので,自分の興味がピンポイントで満たされるようになった反面,自分があまり興味ないはずの分野の本を本屋さんでふと手にしてそれを気に入る,という経験をしなくなる.

ネットが進化してロングテール,nerd,少数派をつなげることが可能になった.その結果,マニアックで偏ったグループが形成される.しかし,そうして形成されるグループ間のコミュニケーションが薄くなっているような気がする.

Amazon,Google,信頼している書評サイトなどで気になった本をはてブしまくっているんだけど,それを見れば,僕の興味のある本がいかに偏っているかが分かりますw

積読積読積読!読みたい本はたくさんあるのに,全然消化できず・・・速読力が必要.dan kogaiが羨ましい.


最近バタバタしててあんまりblog更新できずにいました.まぁ,暇そうで忙しいんです.たいがい誰にもいつでもあてはまる言葉ですね.

突然だが,「明らかに俺頭が悪くなってるよなー」と最近痛感する.

まず暗記力の低下が悲しい.ぜんぶPCのハードディスクなりネットの「あちら側」なりに情報を保管しておけばなんの問題もないので,自分の脳味噌内に情報を保管する努力をしなくなってしまった.しかもPCやネット上だとGoogle先生がほしい情報を効率的に瞬時にみつけてくれるが,自分の脳味噌内だと一回どこかの神経細胞に埋没してしまった情報をとってくるってのはかなり難しい.「あれ,そういやあの日あの時あの場所で一人で考え事してて面白いこと考え付いたはずなんだけど,あのideaってなんだったけ」っていうことがよくあるんだけど,それを思い出せた試しがない.メモとらない自分が悪いんだろうが,そんなときは,「俺の脳内もGoogle検索対象にしてくれ」と思ってしまうわけで.それが全世界に公開されたらかなり恥ずかしいが.さらに自分がやってることが経済学なわけだが,大学院にくると経済学は文系の装いを完全に失ってしまい暗記することはほとんどなくなる.イメージとしては,法学とかの文系学部というよりも,物理学とか数学とかの理系学部に近い.暗記する場面にほとんど遭遇しなくなる.経済学に登場する公式とかも,暗記するより導出課程理解したほうが手っ取り早いし正確だし,暗記してる人なんか皆無だし.そんなわけで,「暗記って,意味あんの?」って感じでいる.

それから計算能力の低下が悲しい.Mathematica,Maxima,Rみたいなチョー便利な計算ソフトとか統計言語があるせいで,ちょっとした計算もぜんぶこいつらに頼るようになってしまった.もともと暗算得意じゃなかったけど,さいきんの劣化が激しい激しい.将来,俺の子供にはソロバンでも習わせよう.Mathematicaなんて連立方程式はもちろん微分・積分だってなんだって簡単に正確に一瞬に解いてくれるから,これを触るようになってから自分で手計算する機会が激減した.社会に出たらそんな微分計算なんかする機会ないから別にできなくたっていいんだけど.あ,でも微分にしろ積分にしろ行列にしろ集合にしろ,いろいろな数学的な概念は生きていく上で重要だと思う...といって自分がいままで勉強してきた数学やらが実践で役立つに違いないと自分に言い聞かせて慰めてみる.

まとめると,「ここ数年,IT発達のせいで俺の脳味噌は低スペック化したっぽい」と言いたい.武器が発達したら牙や爪が劣化した,みたいな話と同じなのかな.働く必要がなくなったから脳味噌がサボるようになってだんだんダメになってしまわれたようです.脳味噌が新しい環境の適応しちゃったというか,素直にincentiveに反応しているというか...

(追記)
そういえば,読書スピードも遅くなってきた.なんか,日本語が頭に入ってこない.英語はもっと入らない.たぶん,ネット上で電子媒体の文章を読むときは,検索してキーワードを抽出してだいたい理解する,ってことが出来るけど,本だとそれが出来ないからだと思う.うーん...




たぶんアメリカで流されているCM.

どっちかっていうと,Macのほうがオタクっぽいイメージなのに,PCを「オタクっぽくない?w」と揶揄しているのがウケル.「かっこいいMacと,オタクっぽいPC」というイメージを前面に出しているユーモアあるCMですね.しかも,アメリカでは日本語みんな分からないのにそういうセリフがでてきてうるのがウケル.

オタクって,英語ではNerdが一番ちかいんだろうけど,でもちょっと違う気がする.

このMac vs PC のCMシリーズは全般的におもしろいので,暇つぶしにyoutubeで探して見てみたら楽しめると思いますw

もう一つ面白いのが,以下.


iGoogleのネット広告を、最近あちこちで見るようになった。

基本的な考えはこういうことか。

(1)iGoogleを普及させるべく、広告を打ちまくる。
(2)PCを起動してウェブブラウザを立ち上げたらiGoogleになるのがみんなにとって当然な時代にする。「ホームページ」のデファクトスタンダードを勝ち取る。
(3)そのために無料で便利なコンテンツを投下しまくる。カスタマイズさせたい放題。(doc&spreadsheet, google calender, gmail, google notebook,などなど)
(4)個人レベルでの詳細な検索履歴をgoogleが独り占めできる。
(5)気がつかないうちにわれわれはみんな管理されている。
(6)超ピンポイントな広告を出す能力を独占。広告収入でうはうは。

そんなデータが手に入ったら、個人行動がどうなってんのか計量経済分析の論文のネタになりそうだ。そしていい加減なことをテキトーに述べると、Googleが本気で"Don't be evil (良心を大切に)"という彼らの企業理念を守れるならば、より効率的な資源配分が達成されるような気がする。

Assumption : Googleは、"Don't be evil (良心を大切に)"という彼らの企業理念を破ることは無い。
Conclusion :  より効率的な資源配分が達成される。

という、それはそれで意味のあるかもしれない定理がいつの日がどこかのジャーナルにでも載るかもしれませんな。が、現実には、Googleはそんな企業理念をいつまでも守れないからこの定理は現実にあっていません、とか誰かがつっこんだりして。


これすごいよ.あなたがいま見ているそのパソコンの画面で,いまから3分後にテレビ見れるようになるよ.詳しくは以下を.

http://shopdd.blog51.fc2.com/blog-entry-637.html

まさかこんな時間に,研究室のパソコンからミュージックステーションが見れるとは 笑

画質や音質はやや悪いけどね.

自分が知らないってだけで,世の中便利なサービスがいろいろありますね.




RefWorks

まだ試してないけど、役立ちそう。無料。今日某先生に教えていただいた。

RefWorks は、研究成果や電子リソースから収集した学術情報を蓄積・管理し、それらを共有化したり、情報発信するためのウェブサービスです。
もうちょっと早く知りたかった。Google Scholarの検索結果から論文データをデータベースに取り込んでbibtex形式で吐き出すこともできる模様(未確認)。

いろいろ役立つサービスがありますね。自分が知らないだけで。


texclip

これすごいよ。pptで、texと同じ美しさレベルの数式を入れられる。しかも超お手軽。ウェブブラウザ上で、texコマンドを入力、数式のpngファイルを生成、それをpptにコピペするってだけなんだが、このアイディアはなかったわ。

数式が入ったプレゼン資料つくるとき、pptでやるとあまりにも汚い。まえ書いた学会用のpptでは、texpointっていうけっこうキレイに数式書けるやつをつかったんだけど、30日以上で有料になってしまうのね。tex上でプレゼン資料作るというのも一つの手ではあるんだが。例えばここ参照。

でも、今日見つけたtexclipが一番僕にとっては良い。今後のためにも、ppt生産性を上昇させるには、pptの土俵でキレイに数式を書きたかったわけで。ppt生産性が割りとすでに高いということもあり、いまさらtex上でプレゼン資料つくるのは、習得コストがベネフィットを大幅に上回っているな、と。

ビジネスマンも、数式つかったプレゼンするんだったらこれオススメですな。あ、texを使えるのは前提です・・・。



『ウェブ進化論』『シリコンバレー精神』『ウェブ人間論』と,梅田望夫さんの本は大体読んできた.本書は,だいたい,これらの本の延長にあるが,脳科学者の茂木健一郎さんとの対談形式になっている点,スパイスが効いてる,とだけ言っておこう・・・かと思ったけど,以前にも「ネット上にある,自分の本に関する感想はほとんど読んでる」と梅田さんは書いていたが,本書でも改めて書かれていた.アナウンスメント効果を狙っているのか?「ちゃんと読むから,ちゃんと感想文書いてね」って.ほんじゃ,まんまと僕は引っかかってやろう.

既存社会のお偉方は,リアルが充実してるからネットをあんまりよく分かってない,分かろうともしない,むしろ嫌う,ネガティブな面ばかり取り上げる,という風潮について.これは僕もよくないとは思うけど,どうしようもないって投げてる.でもネットを賞賛するのって,お偉方にとっては自己否定につながるから,この態度を直すインセンティブはないから,お偉方を責められないかなって.お偉方は本当に聞く耳を持たない.重症なのは,若者の忠告を聞く耳持たない自分がすばらしいって思ってそうなことかなぁ.僕もこれなんとかならんもんか,と思っていたこともあったけど,説得はあきらめて,彼らが年とって社会の重要なポストからいなくなるのを待つしかないんだろう,って.だから,急激な変化はやっぱり今のお偉方が完全に社会に対して影響力を持たなくなる時期,うーん,たとえば大企業でいまの50歳過ぎくらいの役員くらいの人が,社長やって会長やって相談役になって,そんで会社から完全に退く70近く,つまり,あと20年弱は無理なんじゃないかなーって感じてる.

あと,本書では,けっこう楽観的なことばかり書かれてるし,読み終わったあとの心地よさって相当なものだけど,これは梅田さんと茂木さんという二人の才能が語り合ったからだ,という印象が強い.みんながみんな,「やりたいことをやり,一つのことを極め,知的作業に快楽を感じ,同時代の権威からの賞賛より未来からの賞賛を求める」わけじゃないから.「そういう人にとっては,これからはすばらしい未来が待ってる,読者もみんなそうなれ!」というメッセージを暗に発していたような・・・.梅田さんと茂木さんはそういうタイプだからいいけど.「そうじゃないタイプの人はダメだ」,みたいなことを言外に匂わせてる.そうじゃないタイプのほうが多いと思う.正確には,「梅田・茂木タイプになりたいけど,実際には,なれない」って人が大半かな.そういう人は,この本読んで,明るいフューチャーリスト宣言されても,ちょっと劣等感を感じるんじゃないでしょうか.置いてかないでくれ!って感じちゃう気が.で,梅田さんは,そういう人を置いてってもいいって思ってるんだろうか?なんか,とんでもない格差が生まれつつある気がした.

それと,「一億人から3秒集めたら」という夢物語が,ネットによって可能になるだろうって話.そこまで行ったら,考えられないくらいすごいことが出来るのだろうけど,そうなったら個は埋没しないだろうか.たとえば,アカデミックな世界で,現状では通常,研究者の個人名で論文を発表し,研究業績は個に贈られる.単著論文ならば,一つの脳で出した知的営みなわけだが,どう考えたってオープンソース精神で論文を書いたほうがすごいものがかける.もし実現したら,ノーベル賞論文と比べ物にならない論文がゴロゴロ出てくる.そうなると,「個への名誉」はどこにいっちゃうんだろう?って.そんなものいらない,って本当に人間ってそう思えるかな?学者の研究だけはリアルの世界から出ずに,ネット上で元気玉つくりましょう,みたいな話にはならないのかな?2.0的に元気玉を作ることでビジネスやウィキペディアは信じられないスピードで進展するのに,学者の研究成果は,いつまでたっても1.0的な個人作業のまま.そんなジレンマが起こるんじゃないかな.いや,でもちょっと待てよ,やっぱりアカデミックな研究も2.0的になり,既存の大学の制度が根本的に変わるのかもしれない.大学の先生という専門職業がなくなっていくのだろうか.

長々と書いたけど,ネット万歳,でも時々怖いってこと.





http://www.aozora.gr.jp/index.html

今日,「インターネットの電子図書館,青空文庫」なんて存在を知った.本が無料で読める.シンジラレナーイ.

たとえば,

http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person148.html#sakuhin_list_1

夏目漱石の本がすべて,無料で読める.無料だよ.なんで今までこの存在知らなかったんだろう.

現実には,こういうサイトが存在したとしても,本は紙媒体で読むほうが便利だから,きっとこれからも人間は本という形態で文学作品を楽しむのだろう.(PC画面は目に悪いから長時間読めるものではないし,かといってプリントアウトするコストを考えたら,本という形態の商品を購入したほうが安上がりだから.)

それでも,著名な文学作品の内容がデジタル化されて,ネット上を漂いGoogle検索に引っかかるようになっている,この状況が感動的.

ネットはネガティブな面も含んでいるけど,こういうサイトを知ると,ポジティブな将来しか頭に浮かんでこない.




2005年にiPod nanoのお披露目のときのSteve Jobs.



情熱的だ.Steve Jobのプレゼンは何回みても引き込まれる.見てて楽しい.なんというスター性.

(参考) iPodのお披露目のときのSteve Jobsはこちらから見れる.

このblogも長いことやってるけど,いままで一切,広告を載せてこなかった.どういうわけでしょうね.もっと早くやってみても良かったのに.

とりあえずAmazonとGoogle Adsenseに参加してみよう.Amazonはすぐ承認されたが,Googleはなぜか拒絶されてしまった・・・ので,再度申し込み.

よくやり方をまだ把握してないので,徐々にやってみっか.

情報技術の発達にかまけて,ここ数年で得た新しい記憶の多くを自分の脳みそではなく,外部記憶媒体(自分のPCのローカルディスクなり,ネット上の各種無料サービスなり)に外注してきたので,自分の脳みそがスカスカになってきている気が・・・.

少しは自分の大脳にも働かせないとバカになってしまう.これからしばらくは,暗記作業,計算作業など,意識的に頭を使うようにします.

米マイクロソフトは3月6日、グーグル(Google)の著作権に関する姿勢を「ぞんざいだ」と批判した。マイクロソフトは、グーグルが書籍や音楽、映画やテレビ番組を、勝手にいいように利用していると糾弾している。

マイクロソフト、著作権めぐりグーグル批判──フィナンシャル・タイムズ

原文はコチラ

一昔前に若者のあこがれ企業だったマイクロソフトが,「私たちは,新興勢力グーグルに恐怖を感じてる,完全な老舗企業になりましたよ」と高らかに宣言しました.なんか,がっかりだ.

Googleが調子に乗りすぎている,ということで,Enough is enough, Googleという気持ちが人々の気持ちに生じ始めている・・・かどうかは知らないが,そんなことを匂わすこのジョーク動画.

そんなジョークが現実化しようとしている.

井戸水汲んでるの?


ラクダの影までくっきり見える

上から覗き込む精度が良過ぎ.あとちょっとで表情も読み取れてしまう.

Googleはわれわれに「砂漠は隠れるところないから上から丸見えだよ.」とでも言っているのか?面白すぎるぞ.

屋上でわいわいがやがや

Googleはわれわれに,「プライバシーを死守したければ屋上へ出るな」とでも言っているのか?

ネットvs.リアルの衝突―誰がウェブ2.0を制するかネットvs.リアルの衝突―誰がウェブ2.0を制するか
佐々木 俊尚

文藝春秋 2006-12
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『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』を書いた佐々木俊尚さんが昨年末に出版した本.佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 も面白い.

ウェブ2.0という言葉がタイトルに入っているが,ネットの今後の展開についての将来予測を偉そうに書いているわけではない.むしろ,これまでのパソコン・インターネットの歴史を解説した上で,今後のネットはどうなるのか自分も分からない,という率直な苦悩が綴られている.というより,ネットvsリアルの戦いがどういう展開になるか,この本に書かれている事実を踏まえてあなた自身が考えてみてね,という印象を持った.

尚,グーグルの話題はほとんど出てこないので,『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』の続編という感じでもない.

佐々木さん自身,ネットvsリアルの戦いが今後どういう方向に進むのかわからない,という悩みが伝わってくる.たとえば,pp149には,

Winnyは、否定も肯定もできない存在になってしまっているのだ。

とある.悪く言えば自分の立場を決めかねてだけ,と考える人もいるだろう.でも,なんて素直なんだろうと感じた.古い人たちの論理に一理あるし,新しい人たちの論理にも一理ある.古い人たちってなんであんなに頭固いんだろう,と新しい人たちは思う.でも,新しい人たちも勢いだけで突っ走って深く考えてなかったりするから,どっちもどっち.

・・・とそんなことを書いている私は24歳で「新しい人たち」に属しているはずなんだが.要するに,新しい人たち(ネット支持派)は,「伝統というものはそれなりの理由があって伝統になっているのだ」という認識を強くするべきだし,古い人たち(リアル堅持派)は,「新しい人たちがやろうとする新しいことが歴史を動かす原動力になるのだ」という認識を強くするべきだと思った.

Google Related LinksというGoogleの新しいサービスを試験運転してみる.左のサイドバーに,Google Related Linksのコンテンツを追加してみた.

サービスの内容の紹介は,こんな風に書かれている.

Google Related Links use the power of Google to automatically bring fresh, dynamic and interesting content links to any website. Webmasters can place these units on their site to provide visitors with links to useful information related to the site's content, including relevant videos, news, searches, and pages.

要するに,そのウェブサイトに関連するリンク(ビデオ,ニュース,検索用語,ウェブサイト)を,自動的に更新していってくれるサービスらしい.設置はすごくカンタン.ソースをコピペするだけ.

例えば,「だにえるblog」の場合,経済,金融,ITあたりの話題が多いので,ここらへんに関連するリンクが自動生成される模様.注目したいのは,「video」だ.洪水のような大量の情報を整理しまくるのがGoogleの使命だが,動画という情報の整理はかなり難しいだろう.この辺をGoogle神がどのように克服するのか,楽しみだ.

とりあえず,「だにえるblog」に設置したGoogle Related Linksが最初にリンクしてれたVideoは,「北の自然と野生 ヒグマの冬眠明け」だった・・・.やはり動画を整理するのは至難の業のようだ・・・.

まだGoogle Labsの段階なので,文字化けするなど,不備もある.Google Labsについては,以下を参照.Google Labs とは何?

512M(256M+256M)→1.25G(1G+256M)へ増設.

すいぶん快適になった.これで一度に扱える計算量もアップ.2G(1G+1G)にするかどうかは,今後の研究の展開次第.

いざとなれば大学の高性能コンピュータ(Linux,64bit)を使おうか.32bitマシンだと限界があるし.その意味で,Vistaを買う意味あるかな?うーん.

計量経済学の場合,「計算量で勝負」という局面を迎えることがある.大雑把に言って,「(データ+コンピュータの計算力)×分析者の能力=論文の質」みたいな側面がある.

自分だけが独占的に入手可能なデータはあんまりないし,自分の能力はある程度までは努力に依存するが,それ以降はセンス,ということになると,論文の質を高めるためにいじれる変数は「コンピュータの計算力」だけだったりする.

要はIT運用能力が計量経済学者の要.Perlも覚えたほうがよさそうだな.

youtubeでこんな動画を発見。

マジックというのは種が分かれば、なーんだ、と思ってしまうが、種が分からないので驚ける。つまりマジックは、マジシャンと観客の間の情報の非対称性が存在するからこそ付加価値を生んでいる。googleでどんな情報も検索されてしまう時代になっても、マジックを見て人々は驚けるのであろうか?「このマジックすげー!」と思ったらすぐに検索してその種を知ってしまえるとしたら、そのマジックをやる価値はかなり減ってしまう。今までは「空中浮遊」みたいな何回もやられてきた古典的マジックを見ても、種が分からないので、みんな拍手してきた。しかし今後、googleで種がすぐに明かされてしまうとしたら、マジシャンは何か新しいことをどんどんやることを要求されてしまう。

別にマジシャンに限ったことではないかもしれない。「一般大衆との間の情報の非対称性」に基づくような高度な専門職業人は、「googleが情報の非対称性を埋めてしまう」ので、「別のところでもっと付加価値を出すこと」を強要される時代が来ているのかもしれない。

マジシャンの場合、「一般大衆との間の情報の非対称性」に基づいているだけではなくって、神のような手さばきがある。例えば、以下の動画では古典的なカードマジックの種が明かされまくっているが、僕はばれずに、しかも大勢の前でうまくやれる自信はない。


「一般大衆との間の情報の非対称性」だけではなく、「別のところでもっと付加価値を」といったとき、具体的に何が専門職業人に求められるんだろうか?それは、身体を使った技術、経験、人格など、ネットでは表現の出来ない、身体に関係する部分なのではなかろうか。

この本から学ぶことが多かった。読んでよかった。「書く=考える」という同値関係が成り立っているということを強く意識させられた。「発想がテーマから氾濫し、やがて反乱する」という表現が印象に残っている。文章を書くとき、「こういうテーマで書くぞ」と最初に決めても、書いているうちに次から次へと本来書こうと思っいなかったことが頭の中に浮かんできて、最終的に、最初に設定したテーマからは大きく外れることもある。考え方によって、「それは脱線しただけの駄文」かもしれないが。でも、こういうことはあって当然。なぜならば、文章を書くとき、書く内容は前もって頭の中のどこかにあったわけではない。文章を書いているうちに、次第に「あ、おれこういうこと書きたかったんだ」という発見がある。それって当然のことでしょ?というのが著者のスタンスで、すごく共感できた。

共感できた理由は、このblogを自分が実際にやっていて、そういう感覚を共有できたから。あるニュースや本の読書感想と称してエントリーを書き始め、実際に文章を書いているうちに、「自分はこういう風に感じていたのか」といった、自分でも実際に文章書くまで分からなかった発想を発見する、ということがよくある。


「書くとは、考えることに他ならない。しかも、厳密に考える。」さらに、文章と人格は別、と著者は言う。私たちが書く文章は、本人が他者に対しこのように見せたいというフィルターにかけて選択した結果としての言葉、表現である、と。故意か無意識かは関係ない。だから、この文章を書いている僕の本来の人格と、実際に公開されているこの文章は別物なのだと思う。そんなことは考えたことがないが、無意識にきっとこのフィルタリングをやっている。

文章は、あくまでの表現であり、化粧や服装と同じ。会話の中で発する言葉は、相手の反応を見ながらこちらの発言を選り分けられるが、文章は、それが書かれた時点では一方的。したがって文章を書くという作業はとても孤独なもの。

義務教育で何回も書かされた作文は、「最初に文章の型・ストーリーありき」というもので窮屈だった。例えば、夏休みの作文といえば、カブトムシをパパと一緒にとって楽しかった、やっぱりパパって背が高くってすごいなぁ、・・・みたいな、「パパは偉大です」というストーリに帰着させておけば、大人は満足するらしいので、大人の顔色を伺ってそういう文章を無意識にうちに書かされて来た。

そういう窮屈さから開放されましょう、というのが著者のメッセージの一つだった。この著者はけっこう柔軟な人で、例えば日本語の乱れ、に対する上の世代に人たちの考え方にも反論している。言葉は、時代とともに移り変わっていく。若者言葉の乱れは、その移り変わりの最前線でしかない。この最前線には、未来の日本語が潜んでいる、と考えている。なんて柔軟なんでしょう。

我々は日常的に、どこかでインプットされたほかの誰かの言葉を、あたかも自分オリジナルの言葉であるかのようにして、他人に対して投げかけている。どこでインプットされたかというと、それは偉い有名な人が言った有名な言葉だったり、幼い頃に親や先生から吹き込まれてしまったもの。「最初に文章の型・ストーリーありき」の文章が良い文章である、と学校では吹き込まれたが、そんな窮屈な世界からは開放しよう、と著者は考えている。

では、どういう文章が良い文章か?というと、

よい文章とは、

①自分にしか書けないことを

②だれにもわかるように書く

ということを実現している文章。

と著者は定義している。納得。

これは大学3年のときに読んだ本。今日、なんとはなく手にとって、ぱらぱらめくった。この本の中に、

『メッセージ』の持つべき3つの構成要素とは、

①テーマ
②答え(=結論+根拠+方法)
③相手に期待する反応

ということが書かれている。特に、「③相手に期待する反応」を意識するかどうかで、自分の今後のコミュニケーションがかなり良くなるだろう、と直感的に感じたことを懐かしく思った。

特に、「自分にとって大事な人」or「親しくない人」とのコミュニケーションでこれを意識すると良い。「自分にとって大事な人」とは恋人とかのことを言っているわけではなくて、自分が何か仕事などを進行する上でのキーパーソン(その人がいないと自分自身が困るような人)、という意味であって、例えば先輩や上司や先生などのこと。

僕自身のコミュニケーション力がどれだけあるかは知らんが、こうやってblogでわざわざエントリーを書けば嫌でも『メッセージ』の持つべき3つの構成要素について、今後意識力が高まるような気がしたので、わざわざエントリーを書いてみた。

いくらGoogleがすごいと言っても、究極の情報技術というのは人間の脳味噌の能力を最大限開発・使用する技術だと思うので。そのために論理的に考える力を開発・使用する癖をつけなくては・・・。

この本を読んだので、Google関連はこの3冊が面白いよ、と人から聞いていた3冊全てを読んだことになる(1冊目2冊目)。

3冊読んでみて思ったのだが、どうもGoogleの登場によって世界が変わるようだ。パソコンの登場も世界を変えた。インターネットの普及も世界を変えた。でも、Googleの登場は、世界を劇的に変えてしまうようだ。そして、経済も変わるようだ。

なんというか、IT革命という言葉は、Googleのために本来はある言葉なんじゃなかろうか。紀元前の農業革命が人類の一つ目の革命であった。イギリスで18cに起こった産業革命が人類の二つ目の革命であった。そして第三の革命が、これからGoogleが起こす情報革命なんじゃないだろうか。

そんな状況の中、経済学を勉強している人間として感じたことを5点記そう。

1.Googleの登場で、経済学的な資源配分、所得分配はどのように変化するのだろうか?

中小起業、地方といったこれまでのロングテールが、大企業、都市といった胴体にラリアットを食らわす時代が来たようだが、そんな経済構造の劇的変化を分析する理論を理論経済学者は考えてください。その結果、経済学的な資源配分、所得分配はどのように変化するのだろうか?これはけっこう重要だと思うので、理論経済学者はたまには現実で起こっていることに目を向けて、世間の役にたってもらいたいと思います。

そもそもITの発達によって、格差が拡大するのか縮小するのか、ということすら、実証的にしか分からないことだと思う。『良い経済学 悪い経済学』の読書感想でもチラっと書いたけど。


2.経済学の「完全情報の仮定」は崩れるか?

経済学では、情報は遍在する(どこにでも存在する)という仮定をよくおく。完全情報の仮定、とか呼ぶ。でも、実際にはそんなことはもちろんない。Googleの登場によって、情報はさらに偏在する(偏って存在する)ようになるのではないか?検索エンジンさえあれば、いつでも欲しい情報を欲しいときに得られる、ということは、裏返せば、欲しいと思わない限りその情報は絶対に得られない、という世界を意味する。どうやって「欲しいかどうか」を人間が決めるかは、その人特有な(characteristic)要因である。つまり、情報はいつでもaccessibleという点では遍在する(どこにでも存在する)が、本当に全ての情報を全ての人間が得るかどうかという点では、情報は偏在する(偏って存在する)のではないか。

そもそも経済学における「完全情報の仮定」とはいったい何を指しているのだろう?Googleの登場は、この経済学の主要な仮定を、どのように崩すのだろう?これが根本的に崩れたら、この仮定を前提に演繹される理論的帰結は何の意味もなくなる。

3.制約付最適化問題化

この本で、価値判断の基準がいま劇的に変化している、とあった。これまではあるモノの値段というのは、例えばどれだけの生産要素を投入したか、とか、費用から逆算する、という発想があった。ところが今後は、「いかに人々のアテンション(注目)を得るか」に変わっていく、と。つまりは、Googleの検索結果の上位にいかに食い込むか、ということが、モノの価値を決める、とあった。

これ自体若干異論がある。というのは、Googleの検索結果の上位に表示されるためには、やっぱり生産要素をちゃんと投入しないといけない。例えば、時間や手間ヒマ、アイディア、つまりはウェブサイトならウェブサイトのコンテンツそのものを充実させないといけない。その結果として、Googleの検索結果の上位に表示される、という権利を得ているのではなかろうか。

とりあえず、このことはおいといて、先を書く。このアテンション(人々の注目)は有限である。ところが、情報は無限に増殖中である。無限の情報を有限なアテンションのもとで処理する方法として、最適なアテンションの配置問題の解、という問題を考えることが出来そうだな、と思った。

4. Googleが複数あったら、政治力に屈することはないんじゃないだろうか?

Googleがやろうとしている市場を「Google市場」と仮に呼ぶことにしよう。このとき、Google市場が完全競争市場だったら、「政治力に弱いテクノロジー企業」というGoogleの汚名を返上できるだろうか?国家機関が情報コントロールのため、「Googleさえ抑えればよい」と現状では考えているかもしれない。しかし、Googleが複数ある世界を考えてみよう。仮にそれをGoogleとKoogleとDoogleと呼ぶことにしよう。その場合、Googleが暴走したら、KoogleとDoogleがそれを監視できる、そういう相互監視システムが出来るんじゃないだろうか?そっちのほうが望ましい世界といえるのではないだろうか?

5. 理論経済学者が理論を作りっぱなしの時代は終わって、計量経済学者が理論を検証しまくる時代がくるんじゃないだろうか?

Googleが全ての情報をデジタルデータ化してくれれば、あとはいくらでも統計処理できる。Googleが大量にデータをとってきてデータベースを作ってくれれば、計量分析しほうだいになるんじゃないだろうか?
理論経済学者が、ようやく「検証に耐えうる理論を考えないといかんなぁ」と思う時代がくるんじゃないだろうか?


梅田望夫さんという人物は、とても魅力的だ。面識はないが、文章を読むだけでそう思った。いくつか感想を箇条書き。

シリコンバレー精神
本書[pp.299]より引用。

限られた情報を限られた能力で、限られた時間内に拙いながらも何かを判断しつづけ、その判断に基づいてリスクをとって行動する。行動することで新しい情報が生まれる。行動する物同士でそれらの情報が連鎖し、未来が創造される。行動するものがいなければ生まれなかったはずの未来がである。未来志向の行動の連鎖を引き起こす核となる精神。それが「シリコンバレー精神」である

blogを書くという行為は、この精神と通じるものがある、と梅田さんは書いている。blogのアーカイブをみれば、自分がそのとき何を考えていたか、ということが分かる。後からみると見当違いのこともあるけど、それを修正するのではなく、ああ、そのときはそんなことを思っていたのか、ということが分かる。そして、そうやって過去の自分を振り返るための情報をblogアーカイブは提供している。ただし、そうなるためには、そのときの情報に基づいて、自分の判断をしないといけない。両論併記とか、こう書いたらウケがいいだろう、といか、そういう発想で文章を書いてはいけない。

Nerd
プログラミングおたく、とかいったニュアンスで本書で使われていた。別に、野球なら野球おたく、サッカーおたく、経済学おたく、とにかくなんでもいいからおたくとかマニアみたいな人たちのことの総称がNerdと一般的には使われていると思う。シリコンバレーでは、プログラミングNerdがたくさんいて、この人たちがシリコンバレーの超スピード成長を支えている、と書いてあった。おたくというと日本語ではマイナスのイメージしかないが、要するになんらかの対象に情熱を持って生きているすばらしい人間だと思う。情熱をもっていない人は生きた屍だと思うので、経済全体がどれくらい幸せか、という尺度は、GDPなんかを見るよりも、総人口に対するNerdの割合、とかで定義すればよいんじゃなかろうか。そしたら私は計量経済学Nerdに分類される。

返さなくてもいい借金
起業が日本より気楽にできて人材が流動的なシリコンバレーの特徴が強調されていた。うらやましい。日本の僕は、いま修士1年の秋で、この冬から来年春までのシュウカツの機会を逃すと、通常就職はもう出来ず、大学の先生になるか廃人になるかのどっちかしかなくなる。もっと気楽に、万が一、学問に飽きてちょっと違う空気がすいたいな、とか思ったら、気楽に別のことが出来るような世界があったら気が楽だな、と思った。そういうシステムがないから、博士課程の学生がけっこう精神的に追い詰められたりして、博士が100人いる村なんて怖い童話が語られたりする。グーグルを作った二人もスタンフォードの博士の院生二人だった。日本で、慶應や東大の博士課程の院生がグーグルみたいな化け物を生み出す可能性は、まぁゼロでしょう。それだけの土壌があれば、もっと気楽に博士にいけると思うんだけどなー。

図書館で和訳版が借りられてたので、しかたなく原著で読んだ。Amazonレビューでも和訳が悪い、とか書かれていたし。読むのに10日くらいかかった。もっと英語を磨かなければ。

『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』でも紹介されていたので読んでみたわけだけど結論から言うと、この本は面白い。しかし1年前の本であり、この間、この本で主張されているようなことがウェブ上のいろいろなところで(おそらくこの本の影響もあって)書かれていたので、すごく新しいことが書かれている、という印象はうけなかった。逆に言えば、1年前の2005年の9月の段階でこの本を出版した著者はすごい。

いくつか気になる点をメモ。

1)まず、Chapter1の初っ端の言葉がすごい。

The library of Alexandria was the first time humanity attempted to bring the sum total of human knowledge together in one place at one time. Our latest attempt? Google.

この文章を読んで、Google創設者のPageとBrinの考えていることが、いかにイカれているかがよく伝わる。「そんなこと無理にきまってんだろ」という意味ではなく、「本当にやりかねない」という意味で、イカれていると感じた。Google創設者に関わらず、Google社員すべての情熱がテクノロジーによって具現化され、それが有史はじまって以来で最大の大改革を人類に引き起こそうとしている・・・と書くと仰々しいけど、要は、世界を変えたりするような大物の頭の中は、なんらかの情熱で燃え滾っている、というだけでしょう。こういう情熱を持ってる人間は幸せだと思うが、Googleは本当に情熱で燃え滾っている。甲子園の斉藤投手にとっての野球、PageとBrinにとってのGoogle、僕にとってのEconometrics。

2)Zeitgeistはこの本ではじめて知った。

3)ボルテールの言葉

Judge of a man by his quiestion, rather by his answers.


印象に残ったキーワードと一言だけ残す。

1.キーワード:「情報自体が自然淘汰される」
文脈:Google社内のメンバー5,000人での情報共有をどうやるの?という文脈で出てきた言葉。
意味:大事な情報はみんなによってreferされたり読まれたりするので、勝手に生き残る。他方、不要な情報はみんな読まないしreferしないから勝手に消えていく。
感想:これはつまりは、「生き残ったということは、大事な情報だった」という発想。ベイズ統計学の発想に他ならない。ひょっとして、検索エンジンではベイズの法則を適用しているのか?とか思った。

グーグル、インテル、MSが注目するベイズ理論

こんなところで隠れマルコフって言葉を見るとは思わなかった。

ベイジアンフィルタ、ベイズ理論 - Google、MSNの検索エンジン


でもよく考えると、「ある程度の情報探索能力があれば、大事な情報は勝手に自分の手元に転がり込んでくる」という表現に落とし込むと、別に新しいことでもなんでもない。今も昔もこの表現は真だろう。変わったのは、「情報探索手段」でしかない。昔だったら、井戸端会議で人伝い経路のみが情報を仕入れる手段だったかもしれないけど、それが今ではGoogle活用能力に変化しただけってことか。

そう考えるとすごい。無限にある井戸端会議に匹敵するだけの価値がGoogleにあるってことかな。


2.「高速道路の先は大渋滞」
文脈:将棋の羽生さんの言葉。
意味:将棋を強くなるための情報がネット上に転がっている。しかも大量の情報を整理する手段(Google)もある。したがって、「将棋を強くなるための情報が整理された形でネット上に転がってる」。つまり「将棋を強くなるための高速道路が整備されている」。しかし、この高速道路は無料でみんな乗れる。だから、「すごく短時間で、あっという間に高速道路を走り抜けてある程度まで強くなることはみんな出来る」が、「そこから先に進んでより強くなるところでみんなまごつく」から「そこで渋滞が発生している」ってこと。これは将棋以外でも分野でも起こる。
感想:学問の世界ではどうだろう?Google Scholarには"Stand on the shoulders of giants"と書かれている。"Stand on the shoulders of giants"とはすなわち「高速道理に乗る」ことである。あ、ってか梅田氏の本に影響されてるなぁ。「高速道理に乗る」とはすなわち"Stand on the shoulders of giants"というべきだった。だから、別にこの考え方自体は新しくはない。ただ、これからはありとあらゆる分野で高速道路が整備される、しかもその高速道路はよく整備されデコボコがないすっげー走りやすい道路、という点が重要。そしてその先の大渋滞から一人だけ抜け出すところが大事なステップ。大渋滞するところまでのステップが省略できていいんじゃない、と思う。本当は、学術研究とは「新しい知識の創造」なわけだから、つまり「大渋滞から抜け出すこと」なんだもんねぇ。これで盗作した人間は一発でばれる。ってゆうか盗作しようがない時代が来る。ドイツ語で発表された文献を、ただ日本語に翻訳して、あたかも自分が書いたかのように論文を発表した、という不道徳な学者の話を聞いたことがあるけど、そういうことが、高速道路が整備されると出来なくなる。

いままでは、「この研究分野は、こういう系譜になってます」みたいな研究分野の紹介とか、研究の流れの紹介のみを目的とする文献を書くことも、学者の仕事だった。これからは、そういう非効率な仕事をしなくてよくなる。

学者が、本来の仕事である、「新しい知識を創造する」という学術研究に専念できる時代が到来する予感がする。非常に喜ばしい。

3.「あちら側とこちら側、オープンソース」
文脈:MSのゲイツは、PCの私的保有に感動した世代。Googleのペイジとかは、あちら側の無限の可能性に感動した世代。両者は決定的に異なる。
意味:HDD内でごちゃごちゃやる世界が、「こちら側」。全部ネット上の仮想世界で大規模にやるのが「あちら側」。
感想:計量ソフトは、Rがその他すべての計量ソフトを駆逐する、と確信した。

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