『俺は、中小企業のおやじ』の読書感想



読んで良かった。いい本。 スズキの鈴木修さんが初めて書いた本らしい。鈴木修さんは、スズキに婿養子という立場で入社して、社長就任時は売上3000億だったのを、30年かけて3兆円まで持っていった名経営者。79歳で、会長兼社長の、現役。パワフルな人、ってのが率直な。

一つだけ印象に残ったのをメモ。これを読んで、企業にとって後継者不足がいかに深刻な問題かってことを感じた。(ちなみに、スズキも後継者問題に悩んでいると本書には書かれている。)

子供のころ、雪だるまをつくるとき、最初の根になる雪玉を母にしっかりとつくってもらったことがあります。その雪だるまを転がして雪だるまをつくるのですが、これがダメだと上手にできません。そして、雪だるまが解けてしまっても、根となる雪玉だけは解けずに残っている。創業者の偉大さはここにある気がします。2代目、3代目、4代目は、休まずコツコツと雪玉を転がしていけば、企業は発展していくものです。(p247)

こういう本を、時代は変化しているんだから過去の偉人の成功体験を知ってもどうしようもない、で済ませてしまうのはもったいない。いろいろ学ぶことがあるはず。

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このページは、danielが2009年6月 1日 19:43に書いたブログ記事です。

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