2009年5月アーカイブ
するどい!格差問題にとてもするどく切り込んだ本。格差問題についての議論や報道を聞くとき、いつも違和感があるが、その違和感にするどく切り込んだ本。本書の主張に、概ね同意。ちょっと長くなるが、いくつか引用。
問題は、正社員の側ががっちりロックされているため、非正規雇用の側に回される人件費原資が生産性以下でしかないこと。そして、あらかじめ「切り捨て」前提で単純作業ばかり割り振られるため、いったん非正規雇用の側に入ってしまうと、技能・職歴が身につかず、階層が固定化されてしまうことなのだ。
「切り捨て」前提で使われる部材であるため、今回のような不況時には真っ先にクビを切られることになる。一方で好況時には、正社員労働組合にベアをもっていかれる。日本労働組合総連合会(以下、連合)はしばしば「労働者同士、対立ではなく連帯を!」と呼びかけているが、いま行われている大量の「派遣切り」の陰でこっそりベアを要求しているところからも、既得権を譲る気はサラサラなさそうである。(p20)
だが、労働市場に対する改革を求められた連合が、中小企業の正社員を引っ張り出してきては、「見て!正社員もこんなに苦しんでいるの!」と反論するのには強い違和感をおぼえる。ついでにいえば、製作会社やフリーライターにコスト負担を押しつけつつ、日本一の高給を維持しつづけている大手メディアについても、筆者は何ともいえない居心地の悪さを感じている。(p25)
たしかに、「一人で上場企業5社から内定」という学生もいたが、秋まで引っ張っても内定ゼロという若者もいた。要するに、企業側の採用ハードルがあまり下がらず、評価される学生とそうでない学生に二極化が進んでいるのだ。(p82)
根本的な対策としては、正社員と非正社員の格差是正、および世代間の格差是正を実施し、20代、30代に回すリソースを増やす以外にはない。(p110)
「朝まで生テレビ!」の格差特集では、いつも貧困側の代表が連合と社民・民主両党だが、これなどはもはやジョークとしかいいようがない。「格差がなくなってほしくない人たち」が貧困代表として顔をそろえているのだから。 (p187)
老若男女問わずお薦めな本。雇用問題をめぐる、こういう冷静な議論を頭に入れておくべき。キャリアパスをどうしたらいいか悩む学生なんかも、本書を読むと参考になるかも。
この本の続編。前作と内容が重複するところも少しあったが、読む価値あった。というか、こっちのほうが大分いいと思う。どちらか一冊だけなら、絶対こっちを読むべき。
主張は一言でいうと「銀行融資を引き出す小手先テクニックなんかなくって、要は、ちゃんと経営して優良企業になりましょう」という、まぁみもふたも無いことになる。が、そこがいい。結局、それが一番いいに決まってる。で、当然それってつまり、ちゃんと経営するためには、結局、経営者として日々、本を読むなり、いろいろなセミナーとか研修会にいくなり、経営やら簿記やら語学やらの勉強をするなり、努力しなくてはいけませんね、ということになると思う。
良い経営者になるのに、王道なし。ってところか。
読書とか速読は重要テーマなので、たまにはそういうことが書いてある本も読むようにしているんだが・・・本書から得たものは少なかった。本によって読み方を変えるべき、とか、速読は重要なところだけ読めばいいのだから要はいかに「どうでもいい部分を捨てるかが重要」とか書いてあったが・・・要するに、ある程度本を読む人にとっては、そういう当たり前なことしか書いていなかった。
ビジネスマンでぜんぜん本を読まない人もいるが、そういう人はとりあえず月一冊からでいいからとにかく読む習慣をつけよう、と書いてあったが、本書は、そういう人がターゲットに書かれているのかな。
お薦め本が60冊挙げられていてが、必ずしもそれらが全て良い本とも限らない、とも思った。僕はそれお薦めしないけどなー、という本も、60冊の中に入っていた。大体、どういう本を読むべきか、というのは、人によるし。同じ人でも、タイミングによってどういう本を薦めるべきかも違ってくるし。一概に「この60冊」と言われても・・・。しかも、著者が昔書いた本が、4冊も入っているし。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090520_2.htm
京都市・京都府から休校も要請されているが、京大の専門家が医学的・生物学的見地から対応を考えた結果、それほどのことではないと判断し、休校にしません、と。
この対応はしびれるわ。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090521_3.htm
貴重な知識をありがとう、京大。
京都市・京都府から休校も要請されているが、京大の専門家が医学的・生物学的見地から対応を考えた結果、それほどのことではないと判断し、休校にしません、と。
この対応はしびれるわ。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090521_3.htm
薬局やスーパーでディスポのマスクが手に入らなくても悲しむ必要はありません。昔風のガーゼ・マスク(手製でもOK)を一日の終わりに洗い、熱湯かアイロンをかけて消毒すれば何度でも使えます。
貴重な知識をありがとう、京大。
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe091/main1.pdf
「日本経済は予想以上に悪いから、2009年1-3月期のGDPはきっとかなり悪いだろうし、それが発表される5月中旬は、多くの企業決算発表と重なって、きっと赤字赤字赤字って発表ばっかりだろうから、日本株安&円安が進むでしょう」、とか誰かが言っていた(そして私もそんな気がしていた)のに、株はどちらかと言えば上がっているし、為替はどちらかと言えば円高。なんででしょう・・・全然わかりませーん。あぁ無知な私。
GDP減については、いやはやびっくりですね。でも、実感が伴っているといえば伴っているが、伴っていないといえば伴っていない。なんというか。働き始めて一年目でいきなりリーマンショックから世界的金融危機から世界的同時不況になってしまったので、比較観がなくって、なんとも言えない。
上場企業の決算発表をいろいろ眺めていると、製造業はガタガタ、食品は悪くない、という印象。将来業績の見通しが急激悪化して、繰延税金資産を計上できなくなって資産を取り崩した、とかいうニュースがあって最初言っている意味分からんかったけど、あれって税効果会計の話か?(間違っていたら教えて、誰か会計士さん。)今回打撃を受けている製造業は特にダブルパンチ。今期赤字を出した上に、税効果会計を適用できず、繰延税金資産を取り崩すために費用を計上、その分、当然、自己資本は悪化。特別損失でさっさとウミを出して来期以上はV字回復・・・というシナリオを描いているところもあるんだろうけど、そううまくいくかどうか。
ところで・・・
とあって、ためしに年率計算自分でしてみたんだけど、何回やっても計算が合わないのね。年率計算の方法は、こことか参照。少し悩んで、ようやくわかったんだが、「▲4.0%」ってのが近似なわけね。原型列からデータとって計算したらピッタリあった。厳密には、-0.040386165で、これを使って計算すると、-0.152019233とかになるってこと。
「日本経済は予想以上に悪いから、2009年1-3月期のGDPはきっとかなり悪いだろうし、それが発表される5月中旬は、多くの企業決算発表と重なって、きっと赤字赤字赤字って発表ばっかりだろうから、日本株安&円安が進むでしょう」、とか誰かが言っていた(そして私もそんな気がしていた)のに、株はどちらかと言えば上がっているし、為替はどちらかと言えば円高。なんででしょう・・・全然わかりませーん。あぁ無知な私。
GDP減については、いやはやびっくりですね。でも、実感が伴っているといえば伴っているが、伴っていないといえば伴っていない。なんというか。働き始めて一年目でいきなりリーマンショックから世界的金融危機から世界的同時不況になってしまったので、比較観がなくって、なんとも言えない。
上場企業の決算発表をいろいろ眺めていると、製造業はガタガタ、食品は悪くない、という印象。将来業績の見通しが急激悪化して、繰延税金資産を計上できなくなって資産を取り崩した、とかいうニュースがあって最初言っている意味分からんかったけど、あれって税効果会計の話か?(間違っていたら教えて、誰か会計士さん。)今回打撃を受けている製造業は特にダブルパンチ。今期赤字を出した上に、税効果会計を適用できず、繰延税金資産を取り崩すために費用を計上、その分、当然、自己資本は悪化。特別損失でさっさとウミを出して来期以上はV字回復・・・というシナリオを描いているところもあるんだろうけど、そううまくいくかどうか。
ところで・・・
2009 年1~3 月期の実質GDP(国内総生産・2000 暦年連鎖価格)の成長率は、▲4.0%(年率▲15.2%)となった。
とあって、ためしに年率計算自分でしてみたんだけど、何回やっても計算が合わないのね。年率計算の方法は、こことか参照。少し悩んで、ようやくわかったんだが、「▲4.0%」ってのが近似なわけね。原型列からデータとって計算したらピッタリあった。厳密には、-0.040386165で、これを使って計算すると、-0.152019233とかになるってこと。
面白かった。知らないことだらけでの分野の本を読むのって、楽しい。鉄すごいよ鉄。目次。
第1章:「世の中の材料」を俯瞰し、「鉄」がどのような存在なのかを探る
第2章:幅広い性質を発現する「鉄」の特徴や可能性を探る
第3章:高強度の最先端をいく「線材」
第4章:高強度と高機能を実現する「棒鋼」
第5章:鉄の磁性を活かした「電磁鋼板」
第6章:錆に負けない鋼「ステンレス鋼」
第7章:「鉄に願いを」をテーマに、さまざまな分野で鉄に関わる8名の方々か
らのメッセージ
中学校くらいの社会の授業を思い出した。鉄鉱石とかを高炉で還元して銑鉄をつくる、とか。鉄は自然の状態では酸素を結びついていてサビているので、この酸素を取り除かなくてはいけない、とかいうお話。早い話、コークスとかを入れて炭素を酸素と結びつかせて二酸化炭素などをつくることで、酸素を取り除くらしい。
その他、いろいろと合金の話とか。鉄を主成分とした合金を鉄鋼と言うらしい。鉄鋼の中で一番有名なのは、ステンレス。ステンレスは、鉄のほかにクロムが入っているもの。ステンレスというと、磁石にくっつかないので鉄成分なさそうなイメージあるが、鉄も入ってるんだってさ。クロムの他に、ニッケルとかモリブデンとかが入ったりすると、ステンレスとしては高級なものになっていくらしい。
新日鉄のこのページにけっこう詳しくかいてある。本書を読まなくても、このページ読むだけでもけっこう面白いかも。
(追記)
今回僕が読んだのは、『カラー図解 鉄の未来が見える本』ではなくって、『カラー図解 鉄と鉄鋼がわかる本』でした。間違えました、すいません。『カラー図解 鉄の未来が見える本』の方もそのうち読んでみます・・・。
けっこうためになった。現時点で、日本語で書かれた、今回の金融危機に関する、一番よい本だと思う。
投資銀行などでは、運用に成功したら多額の報酬がもらえるけど、失敗して多額の損失を出してもクビになるだけなので(結局サラリーマンでしかないので)、結果的にリスクを過剰にとってしまっていた、という非対称性があった、とか。今回の危機で、資本主義は終わった、とかいう議論があるけど、それは浅はかすぎる、とか、経済学者=市場に任せれば全てうまくいく人たち、という批判があるけど、それって的外れ、とか。あと、30年前のマクロ経済学しか知らない人が、ケインズ的政策を言ったりしてる、とか。「資本主義終わった」「傲慢強欲ウォール街のせい」みたいな感情的本が大量出版されている中、こういう冷静な議論が出来ているのは、すばらしいと思う。
でも、マクロ経済学がいまどうなっているのか、普通の人は知らないでしょ。それって、ちゃんとした経済学者が啓蒙をちゃんとしなかったことに大きな原因があると思うから、むしろ被害者だと思うけど。日本の経済学者の怠慢だと思う。一方で「財政政策すると、45度線って理論があって乗数効果があるんだ」と言っていたり、また一方では「財政政策したって、クランディウングアウトして民間投資を相殺するから、効果はないんだ」って書いてある。いったいどっち、と専門家以外が混乱しても全然不思議じゃない。そういう僕自身も、そんなに財政政策の有効性とかをめぐる議論は、学識が高いわけじゃないけど。(でも、ちょっとそういう話も知ってる範囲で書こうかな。その話は長くなるんで、根気がないと書けないんだが。)
あと、p242で、
池尾 実は私自身は、林=プレスコットと少し違う見方をしています。
とか書いているが、自分の主張があるならば、論文として国際的舞台で主張したらどうでしょう、って思う。日本語で書いた本で主張したって、世界を相手に聞いてもらえないでしょう。特に、hayashi prescottみたいな有名論文を相手にするならば、トップジャーナルで主張しないと、誰も相手にしないのでは。幸運にも林先生は日本語が出来るけど、プレスコット先生は、池尾先生がこんなところで何か言っているなんて、永久に知らずじまい。それでは、活発な議論は出来ない。国内レベルではなく、世界レベルでちゃんと学問的業績を出してほしい。(時短&RBCで日本のlost decadeを説明できる、なんて、そんな単純な説明はさすがに無理があるだろう、という気持ちは分かるが。。。)せっかく超一流経済学者が(それも二人も)、日本経済に興味を持って研究しているわけだから、それと議論するために同じ土俵で勝負してもらいたい(hayashiは日本有数の経済学者、prescottは2003年ノーベル受賞)。
帯に『「世界標準」の経済学講義。』と書いてあるが、世界レベルで研究活動をしていない人がそんな風に言っても、普通に考えれば説得力はない。ただ、僕が本書を読んでみた結果、「現時点で、日本語で書かれた、今回の金融危機に関する、一番よい本」というのが素直な感想。さすがに、この二人がトンデモということは絶対に無いのだが、せっかく高い学識を持っているのだから、世界的な学問的業績もきっちり出して、実力を証明していただきたい。
まいったね、こりゃ。読書中ずっと反省しっぱなしだったわ。超名著。不朽の名作とは、こういう本のためにある言葉だろう。アマゾンの商品説明を引用。
あらゆる自己啓発本の原点とも言うべき本書は、1937年に初版が発行されると瞬く間にベストセラーとなり、累計で1,500万部を売り上げた。 『How to Win Friends and Influence People』は初版の発売当時と同じように今日でも十分通用する内容となっているが、その理由は、著者のデール・カーネギーが決して変わり得ない人間の 本質を理解していたからに他ならない。著者の信ずるところによれば、経済的成功の15パーセントは専門的知識から生み出されるが、残りの85パーセントは 「考えを表現する能力、リーダーシップをとる能力、そして人々の熱意を引き出す能力」によるものとなる。人と接する際の基本的な原則を基に、自分が重要視 され、評価されていると相手に感じさせるようなスキルを教示する。また、操られていると相手に感じさせないようにしながらつき合う基本的な手法にも重点を 置いている。カーネギーは、誰かに自分が望むことをさせるには、状況を一度自分以外の視点に立って観察し、「他人の中に強い欲望を喚起させる」ことで可能 になると述べる。更に本書を通じて、相手に好かれる方法、自分の考え方に相手を引き込む方法、相手の感情を害することなく、あるいは恨みを買うことなくそ の人の考え方を変える方法を学ぶことができる。例えば、「他人にその考えが自分のものだと感じさせる」方法、そして「まず自分の失敗について語ってから他 人を批判する」方法などである。また、歴史上の人物、産業界のリーダー、そして市井の人々の逸話を交えながら、著者の論点が分かりやすく解説されている。アマゾンの商品説明が非常に秀逸なので、内容についてはこれ以上は書かないけど、「絶対読んだほうがいい」と誰に対してもお奨めできる本。学生でも、社会人でも。職種に関係なく。良書。いかに自分の人間が出来ていないか、ってことを痛感させられる。この本ほど、自分を人間的、人格的、器的に成長させてくれる本はないかもしれない。
いわゆる「自己啓発本」の中では、一番いい本なのではないだろうか。ちなみに、今まで僕が読んだことある「自己啓発本」は、
あと他にもいろいろ読んでるかもしれないが、とりあえず記憶に残っているのは、この3冊くらい。ここに挙げた本は全部良書だと思うが、個人的には『人を動かす』が一番気に入った。
これらの本に共通する教訓を一つだけ僕があげるとすれば、「原因は、自分にある」ということ。周りが悪い、環境が悪い、上司が悪い、部下が悪い、先生が悪い、家庭が悪い、住まいが悪い、政府が悪い・・・・悪い悪いと不平不満は人間みな持っているが、「原因は、自分にある」と考えることで、人生幸せにすごせるよ、とか、まぁそういうこと。そういう発想でいると、運も良くなって直感も冴えてくる。気がする。
「僕の人生のdiscipline(規律)は、経済学」と、この前何気なく考えていたんだが、それって変なことだよね、と気づいてしまった。
「経済学部で経済学を学んで、経済学的思考が身についた」と喜んだ事があるが、これも同じように変なことだよね、と気づいてしまった。
経済学では、合理的な経済主体を想定する。合理的とは、コストとベネフィットの相対的関係を比較して意思決定することを言う。経済学では、個別の主体がそうやって行動した結果として、経済があると考える。だから、「僕の人生のdiscipline(規律)は、経済学」とか、「経済学部で経済学を学んで、経済学的思考が身についた」というのは、そんなのは経済学によれば、人間であれば、by definition成り立っているはずのことなのである。つまり経済学によれば、「すべての人間の人生のdiscipline(規律)は、経済学」であり、「経済学部で経済学を学んでいなくても、生来、人間はみな経済学的思考が身についているはず」なのである。
「経済学的思考が身についた」って喜んでいるのって、なんて反経済学的な喜びだろう。
誰かこのジレンマから救ってくれ。
「経済学部で経済学を学んで、経済学的思考が身についた」と喜んだ事があるが、これも同じように変なことだよね、と気づいてしまった。
経済学では、合理的な経済主体を想定する。合理的とは、コストとベネフィットの相対的関係を比較して意思決定することを言う。経済学では、個別の主体がそうやって行動した結果として、経済があると考える。だから、「僕の人生のdiscipline(規律)は、経済学」とか、「経済学部で経済学を学んで、経済学的思考が身についた」というのは、そんなのは経済学によれば、人間であれば、by definition成り立っているはずのことなのである。つまり経済学によれば、「すべての人間の人生のdiscipline(規律)は、経済学」であり、「経済学部で経済学を学んでいなくても、生来、人間はみな経済学的思考が身についているはず」なのである。
「経済学的思考が身についた」って喜んでいるのって、なんて反経済学的な喜びだろう。
誰かこのジレンマから救ってくれ。
ついこの前知ったんだが。
http://www.jstor.org/pss/1884848
伝え聞くところによれば、ご本人はこういうのをあまり自慢したがらなかったらしい。すごい。学者の世界って、学問的業績が決定的に重要なんで、本当に尊敬します。
http://www.jstor.org/pss/1884848
伝え聞くところによれば、ご本人はこういうのをあまり自慢したがらなかったらしい。すごい。学者の世界って、学問的業績が決定的に重要なんで、本当に尊敬します。
著者たちは、元銀行員(地銀に勤めていた)らしい。けっこうためになったかな。アマゾンから引用。
取引先から商品を仕入れるとき、いろいろ交渉しますよね。 お金だって同じです。あなたが〈商売をする上で必要なお金〉を〈銀行という取引先〉から〈仕入れているだけ〉なのです。ただし銀行は、ほかの取引先よりもちょっと厄介。だけど、傾向がはっきりある。その傾向をつかんで交渉に立つだけで、今よりぐっと銀行との付き合いはラクになります。金融不況を生き抜くための「知恵」と「知識」を本書でぜひ、身につけてください!
世の中、知らないというだけで損をすることは多々あるわけだけど、銀行との付き合い方も例外ではない、といういことを本書を読んで改めて思った。例えば、金利も交渉次第で下がる、と書いてあったが、これ知らない経営者もけっこういそう。もちろん、交渉ということは力関係次第なわけで。それって要は、経営状態が良いかどうかだから、結局、ちゃんと経営して業績を出し続けましょうね、というごく単純なことになるんだが。
よく「銀行は晴れの日に傘をさしてくれて、雨の日は傘をとりあげる」と言われるが、それって当然。銀行だって慈善事業ではないのだから、儲かるかどうかで動くに決まってる(そうじゃないとしたら、その銀行は大問題)。当たり前。借りる側だって、儲けるために商売をしているわけだから、それと同じこと。
金利だけでなくって、たぶん、各種金融手数料もまけてもらうことが可能。もちろん、力関係、交渉次第で。それと、証券会社からアセットを買う場合は、その価格もまけてもらうこともたぶん可能。びっくりといえばびっくりだが、あたりまえと言えばあたりまえ。というのは、証券会社もブローカー商売なわけだから、マージンをいくらか抜いているわけで。で、どの商売でもマージンを低くして泣いたり泣かれたりということが日常茶飯事。証券会社も同じってこと。
市場があって、提示された価格はそこで決まった市場価格(均衡価格)で、それは一意に決まっているから、安くしてもらうことができるはずがない、という発想でいると、(良し悪しは別にして)絶対損をする。これって、市場の質が悪いということになるのかな、ってよく考えるんだけど・・・・。一概にそうとも思えないだな。
なぜなら、銀行と企業(特に中小企業)の場合、銀行のほうが立場が強いときは(多くのケースは銀行のほうが強い立場だと思うが)、銀行にとって有利な契約になる。じゃぁ、逆に企業のほうが立場が強くなったからといって、銀行が積極的に企業に有利な契約を提示するか、というとそれは疑わしい。だから、そんなときはしっかり交渉する必要がある。どちらかというと、適正価格に近づけるための交渉だと感じる。
市場の質が悪いとは、たとえばインドのタクシーの運転手が適正価格の6倍をふっかけてきた(実体験)、とか、そういうことならば該当すると思うが。。。難しいな。また時間あったら書いてみようかな。
日本の経済学の世界では、そういう人が多くって、本当に不思議な存在ですね。
学部生や多くの一般の人は知らないと思うけど、有名な経済学者(例えばメディアに露出してる、とか、何かの政府の審議委員やってる、とか)でも、学問的業績が実はほとんど無い、という人がいたりします。本当に不思議な存在で、僕だったら恥ずかしくてとてもそんな表舞台には立てないんですが。
どうやったら見分けられるか?と、たまに聞かれるので、目安を。
google scholar
ここに名前を入れたら、その人の学問的業績が出ます。どんなジャーナル(学術雑誌)に載せているかがまずとても重要。ジャーナルにも格付があって、例えば、以下とかを参照。
http://www.keele.ac.uk/depts/ec/cer/documents/EconJournals.xls
http://www.sceco.umontreal.ca/divers/jeea2003.pdf
計算のやり方とかによって、ランキングは若干変わる。それはしょうがないのですが、例えばトップは、AER(American Economic Review)かECONOMETRICAのどちらか、というのは、誰が聞いても納得のいく事実。理系で言えばScienceとかNatureに相当するトップ中のトップ。僕は残念ながらこのレベルではありませんでした。たぶん、一生かかってもこのレベルに論文は一本も載せられそうもないなー、という感覚が、自分で学者の世界に見切りをつけた一つの理由。
有名なあの人、どれくらい学問的業績があるんだろう?ってこうやってチェックしてみると、いろいろと分かっていいと思います。さすが有名なだけある、という立派な人もいれば、(以下略)。学問的業績が実は無い人の言うことなんか基本的に聞きたくないですからね。
(追記)
名前を入れるときは、英語(ローマ字)で。日本語で書いた論文は、ふつう、学問的業績に入らないので。だって、研究成果を日本人以外に知らせない、なんて言語道断でしょ。自分は海外の研究者が書いた英語論文を読んでそれを引用したりしているのに、自分は日本語で論文を書いて海外の研究者には読ませない。それってやっぱり研究者としてどうなんでしょう、って。ただし、歴史系などが専門の場合は、そもそも研究成果を発表する国際的雑誌がなかったりするので、それはちゃんと別として。
学部生や多くの一般の人は知らないと思うけど、有名な経済学者(例えばメディアに露出してる、とか、何かの政府の審議委員やってる、とか)でも、学問的業績が実はほとんど無い、という人がいたりします。本当に不思議な存在で、僕だったら恥ずかしくてとてもそんな表舞台には立てないんですが。
どうやったら見分けられるか?と、たまに聞かれるので、目安を。
google scholar
ここに名前を入れたら、その人の学問的業績が出ます。どんなジャーナル(学術雑誌)に載せているかがまずとても重要。ジャーナルにも格付があって、例えば、以下とかを参照。
http://www.keele.ac.uk/depts/ec/cer/documents/EconJournals.xls
http://www.sceco.umontreal.ca/divers/jeea2003.pdf
計算のやり方とかによって、ランキングは若干変わる。それはしょうがないのですが、例えばトップは、AER(American Economic Review)かECONOMETRICAのどちらか、というのは、誰が聞いても納得のいく事実。理系で言えばScienceとかNatureに相当するトップ中のトップ。僕は残念ながらこのレベルではありませんでした。たぶん、一生かかってもこのレベルに論文は一本も載せられそうもないなー、という感覚が、自分で学者の世界に見切りをつけた一つの理由。
有名なあの人、どれくらい学問的業績があるんだろう?ってこうやってチェックしてみると、いろいろと分かっていいと思います。さすが有名なだけある、という立派な人もいれば、(以下略)。学問的業績が実は無い人の言うことなんか基本的に聞きたくないですからね。
(追記)
名前を入れるときは、英語(ローマ字)で。日本語で書いた論文は、ふつう、学問的業績に入らないので。だって、研究成果を日本人以外に知らせない、なんて言語道断でしょ。自分は海外の研究者が書いた英語論文を読んでそれを引用したりしているのに、自分は日本語で論文を書いて海外の研究者には読ませない。それってやっぱり研究者としてどうなんでしょう、って。ただし、歴史系などが専門の場合は、そもそも研究成果を発表する国際的雑誌がなかったりするので、それはちゃんと別として。
有名すぎてこの本の内容は大体知っていたんだが、自分で読んでみた。なので、特に驚かされるようなことは書いていなかった。アマゾンより引用。
本書は...金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。僕なりに、本書の内容を超簡単にまとめてみる。
- お金のために働くのが貧乏父さん。お金に自分のために働かせるのが金持ち父さん。
- (資産/負債)は、あなたのポケットに(プラス/マイナス)のキャッシュフローをもたらす。この定義では、持ち家は実は資産ではない。30年もかけて住宅ローンを返済しかないといけないわけで、それは負債でしかない。それって銀行の奴隷人生。
- 金持ち父さんは、ファイナンシャル・インテリジェンスが高い。この能力は、①会計(決算書が読めるか?)、②投資(リスクを取れるか?)、③市場(経済学の知識があるか?)、④法律(合法的な節税方法を知っているか?)、という四つのこと。
- 自分のビジネス(会社)を持て。
- リスクを取れるかどうかは、自分が持っているお金の量によってかなり影響されるだろう。リスク選好パラメータは、保有する資産量についての、なんらかの関数になっていそう。(例えば、何か株を買うとき、お金持ちほど、その株が紙切れになったときにも大丈夫、なぜならお金持ちだから、ってこと)
- 資産になりうるモノは、カスタマイズすればするほど市場価値が低下し、資産ではなくなってしまう。例えば車。自分専用に変な色に塗ったり変ななマフラーをつけたりすれば、中古車市場では売れにくくなる。自分の選好を重視して効用を高めようとすれば、市場価値が低下して資産価格が毀損しちゃう。自分の効用は多少我慢すれば、市場価値は維持できて中古車市場で将来良い値で売れる。結局、現在と将来時点で効用のトレードオフの直面する。異時点間効用最大化問題を、経済主体は適切に解いているか?あまり将来のこと考えていなさそうな人もいる。例えば、僕の目からは、主観割引率が0.1くらいしかないんじゃないか、というような人もいる。(主観割引率が0.1とかなのか、そもそも合理的行動をとっていないのか。どっちなんでしょう。前者とするのは、無理があるのかな?)
- 上の2.の定義に従って資産を増やそうとすると、あまりカスタマイズはしないほうがいい。現在時点での消費はなるべく抑えて、将来時点を重視せよ、とも言える。が、この教えは、多くの人が過剰に現在時点を重視しているからこそ、心に響くのではなかろうか。
- とにかく資産をつくっていくことが重要。なるべく早くから。住宅ローンとかは、APAPで返せるようにしたい。10年くらいとか?が目安かな。いまの日銀のスタンスが続けば、たぶん、むこう10年間で見たら物価はほとんど変わらない超低金利時代が続くだろうから、フラット35などの固定金利ではなく、変動金利でさっさと返すことにした。
- 著者が金持ちになれているのは、単に保有しているハイリスク資産のリスクが実現化しなかったからで、たまたまラッキーだったからでしかない、かもしれない。リスクは実現するまでは気づかないものだから。もちろん、実現して失敗した投資もあるだろうが、全体としてうまくいっているのは、運がいいだけ、かもしれない。だから、本書を読んですぐにすぐにリスク資産に走るのは危険。
- 分散投資が基本、なんてウソ、とか書いてあったが、著者はよっぽどこれまで運が良かったのだろう。あるいは、お金持ち過ぎて、失敗してもいいや、と思って投資している額がよほど大きいのだろう。僕は、(少なくとも今の自分の状態では)分散投資が基本だと思う。
帯がウケたので、本屋で衝動買い。が、買うほどの本ではなかったか。1分立ち読みするだけなら笑えたんだけど・・・。どんどんつまらなくなっていった。とりあえず、アマゾンより引用。
本書は、今まで世の中に存在した何千何万というビジネス書、自己啓発書の類の本では、おそらく一度も体系化されることのなかったスキルの解明を試みた、 まったく新しいコミュニケーションの教科書です。あらためて「ウケる」人の無数の会話を地道に整理していくと、誰でもマネすることができる有限のパターン の組み合わせに分解できることがわかってきました。現実の「ウケる人」たちは、財力や美貌といった得がたい才能ではなく、意欲と努力により上達可能なコ ミュニケーション能力をもって、豊富な人脈を築き、充実した人生を送っています。読者の方々も「ウケる人」の会話パターンを学ぶことによって、「笑い」を 武器に人間関係を切りひらくコミュニケーターへと成長し、ビジネスや恋愛がもっとスムーズに、もっとうまくいくようになるでしょう。人間の笑いのツボについて、パターン化して解説してる。実例(ウケるパターンの会話)も豊富。おもしろくない人がこういう本を読んで会話を練習してそう・・・とか想像したら残念な気持ちになりました。以上。
メール機能は圧倒的にすごい。どうでもいい機能がついていないのもいい(i-modeとかワンセグとか)。買い換えて良かったかな、と率直に。
ただ、不満な点もけっこうある。いくつか。
ただ、不満な点もけっこうある。いくつか。
- 日本人相手の商売で、英語が普通に出てくる事があるのはおかしい。誰もが英語出来るって思っているわけ?売る気ないでしょ?
- ドコモなのにi-modeつかえないのは、やはりおかしい。僕はi-mode自体は使わないが、アドレスが変わるのはめんどくさかった。普及させる気ないでしょ?
- たまにフリーズする。これは普通のユーザーには耐えられない。
- 電池の持ちが悪い。電池の機嫌を見ながら携帯をつかうなんて、携帯じゃないよね。
- iPod代わりになるが、本家にはやはり及ばない。複数アプリを同時に使うと電池も減るしフリーズも怖いし、あまりiPod代わりとして、ガンガン使いたくはない。Podcastは、未聴と既聴の区別がわからなくなる。結局、iPodはiPodで使っている。
- アプリがぜんぜん無い(いまのところ)。もっと日本で普及してくれないと、日本語のアプリも出てこないだろうし、その点が心配。
- ドコモショップでのサポートが悪い。レア機種なので、スタッフさんにブラックベリーの知識がなく、困る。また、ムーバからの機種変更だと、アドレスデータ移行をドコモショップでは出来ない。ムーバユーザーなんか知らん、と。結局自分の家で一回PCを経由して移行したが、そのための追加費用がかかった(3000円くらい)。
GW、沖縄。妻と二人で。高橋歩がつくった、Beach Rock Villageってところにいってきた。高橋歩ってのは、うちらがハネムーンで地球一周するきっかけになった本を書いた人。1年8ヶ月かけてハネムーンで世界一周をやった自由人。
その高橋歩が世界一周から帰国後、沖縄にいって「パラダイスみたいなとこをつくりたい」って思ったらしい。で、出来たのが、Beach Rock Village。だから、そこに行ってきた。ここをつくるまでの道のりも書籍化されていて、それがこれ。
ちなみに、言いだしっぺの高橋歩は、この構想が実現して、ある程度軌道に乗った昨年4月、ここの代表をやめて、子供二人連れて家族で世界二周目に旅立ったとさ、あぁ、自由人♪
特に、ここのプライベートビーチが良かったな。誰もいない沖縄のきれいな海と日の入りを夫婦で独占できたのであった。ちょっとまだ寒かったけど。
ちなみに、超自由なノリ人間、高橋歩のHPは以下。
http://www.ayumu.ch/index.html
その高橋歩が世界一周から帰国後、沖縄にいって「パラダイスみたいなとこをつくりたい」って思ったらしい。で、出来たのが、Beach Rock Village。だから、そこに行ってきた。ここをつくるまでの道のりも書籍化されていて、それがこれ。
ちなみに、言いだしっぺの高橋歩は、この構想が実現して、ある程度軌道に乗った昨年4月、ここの代表をやめて、子供二人連れて家族で世界二周目に旅立ったとさ、あぁ、自由人♪
特に、ここのプライベートビーチが良かったな。誰もいない沖縄のきれいな海と日の入りを夫婦で独占できたのであった。ちょっとまだ寒かったけど。
ちなみに、超自由なノリ人間、高橋歩のHPは以下。
http://www.ayumu.ch/index.html
