『経済データの読み方(新版)』の読書感想



経済データがとうやって作成されているかいろいろと説明されている。

経済学修士までやったけど、大学院では意外と時事経済のことなんか勉強しない。そこは、現実よりもいかに美しい理論を作るかが重要な世界だったし、計量経済してみても現実の汚さを目の当たりにするだけだった。推定すれども推定すれどもまくいかないときにストレスは計り知れない・・・。

いざ社会人として現実経済でプレイヤーとして生産活動を始めると、現実経済に目を向けざるを得ない。というわけで、少しは現実経済について勉強しておくか、という程度のノリで読んでみた。

で、本書ではこれまでの経済の歴史を、淡々と統計データを出しながら網羅してくれている。薄くってさっぱりしていた。考えさせられることも多かった。例えば、日銀短観は理論的根拠はまったくないが(ただのアンケートっしょ?)、景気指標として実際にはみんなが参考にしているという現実。一口に企業物価指数といっても、物流の川下のほうが川上よりも競争が激しく消費者に転嫁しにくいので物価の上昇具合が異なるという現実。などなど。

というわけで、現実、現実、現実!

カテゴリ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 『経済データの読み方(新版)』の読書感想

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.sugi-shun.com/mt/mt-tb.cgi/667

コメントする

このブログ記事について

このページは、danielが2008年9月 9日 21:08に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「たまに会うと刺激をくれる人」です。

次のブログ記事は「『フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術』の読書感想」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.21-ja